最後の頼みの綱、家庭教師は意外にお手軽でした
ゴーイング齋藤
なぜ、家庭教師をつけようと思われたのですか?
お母さん
小学校5年の頃から塾に通わせていたんですけれど、「行っているだけ」という感じでした。いつも同じような問題点を指摘されて、全然伸びずにいました。中学2年の秋、「このままではまずいな」と思い、「最後の頼みの綱」という感じで、塾と並行して、家庭教師もお願いしました。
ゴーイング齋藤
家庭教師をつけることに関して、不安点はありましたか?
お母さん
一人の先生にうちまで来てもらうんだから、塾に比べて、金額が高いんじゃないかと思っていました。毎回お茶を出したりしなければいけないのも、大変そうだと思いました。でも近所の知り合いから、金額などを聞いて、意外に手軽なものもあるのかなあとイメージが変わり、お願いしました。
お母さん
実際、気軽でした。お茶出しも、説明に来ていただいた方が、「お茶とか気にしなくて、いいですよ」とおっしゃったので、しばらくはお茶を出すことが頭にありませんでした。
あるとき、勉強後の御挨拶に行ったら、夏の暑い時期だったので、先生がペットボトルでお茶を飲んでいらしたんですよ。それを見て、「あ、お茶出さなきゃいけない」と思って、それから出し始めました。 でも、それくらい気軽でした。
ゴーイング齋藤
塾とちがう、家庭教師の良さはありましたか?
お母さん
来てくださる日とか、柔軟に対応していただけて助かりました。入試直前には、家庭教師のために空けておいた曜日も塾から呼ばれたりしたのですが、そういう場合も、曜日の変更など、融通をつけてくださいましたね。
塾では集中力のなさが解決しませんでした…
ゴーイング齋藤
塾では何が不足でしたか?
お母さん
小学校の頃、通わせていたのは、2対1の個別指導の塾です。塾の先生から毎回コメントが来るんですが、「もっと集中して」とか、「落ち着いてやるように」など、毎回、同じことが書いてありました。
でも、こっちもそのことはわかっているんです。「それを直してほしいから行かせているのに…」 やっぱり本人にやる気がないと、変わらないですよね。
中学に入ってから、今度は集団の塾に通うようになりました。自分で問題を解いて、わからなかったら教えてもらえるスタイルでした。お友達がいるから楽しくて行くけれど、試験の結果を見てみると「うーん…」って感じでした。
そして中学一年のときには、ついに、学校の先生から「このままじゃ、行くとこないよ、公立には行けないよ」と言われてしまいました。
息子に「本当に頑張るんだったら、塾の他に、家庭教師も頼むよ」と言ったところ、本人も「やる」と言うので、家庭教師をお願いすることにしました。
「わかったつもり」がなくなり、前期入試に合格!
ゴーイング齋藤
家庭教師と息子さんの相性はいかがでしたか?
お母さん
担当の家庭教師の先生は、息子の中学の先輩で家も近所でした。 息子が習っている学校の先生のことも知っている方だったので、話が合い、すぐに親しみがわいたようです。
ゴーイング齋藤
家庭教師をつけて、息子さんは変わりましたか?
お母さん
塾だと集団なので、たとえば自分がわからなくても、わからないって言えないような感じなんですね。みんなで勉強していると、なんとなくわかったつもりになってしまう。「わかんないけど、ま、いっかあ」みたいな感じで過ぎちゃうんですよね。
お母さん
一対一で教わる家庭教師をお願いするようになって、「わかったつもり」がなくなったことが、すごくよかったなあと思います。 また、先生が息子の弱点をわかってくれていて、それをどうにかしようと取り組んでくださっていました。 おかげさまで、前期の入試に合格しました。