勉強の遅れや日常生活の不安、解消します!

勉強のやる気を高め、モチベーションを上げる方法!

「うちの子、勉強のやる気が全然ない」
「言われなきゃ机に向かわない…」
「どうしたらやる気になってくれるの?」

こんなことでお悩みではありませんか?

親御さんにとって、お子さんが勉強しないのは悩みの種ですよね。

テストが返ってくるたびに頭を抱え、「もっと、やる気を出してくれたらな…」とため息をつくお母さんは多いです。

勉強のやる気を出すのは、かなりハードルが高いことですし、もっと楽しいことがしたい、遊びたいと思うのは当然の心理でもあります。

そこでこの記事では、勉強のやる気が出ない原因やモチベーションを上げる方法をお伝えしていきます。
今すぐモチベーションを上げたい場合の対処法もありますので、ぜひ試してみてください。

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もくじ

勉強のやる気が出ないのは、どうして?

勉強のやる気が出ない理由は人それぞれ。とは言え、いくつか共通する要因があります。「どうして勉強しないの!?」と頭ごなしに叱らず、お子さんの悩みを知り、理解してあげるようにしましょう。

1. 勉強する意味がわかっていない

「何のために勉強するの?」という疑問は誰でも持っているもの。目標や目的が曖昧だと、ただ義務的に勉強することになり、楽しさや達成感を感じにくくなります。自分が将来何をしたいのか、そのために今の勉強がどう役立つのか等、親子で一緒に考えてみましょう。

2. できない現実を受け止められない

勉強が苦手でテストの点数が悪いと、子どもは自信をなくし、やる気を失ってしまいます。そして勉強できない自分を許すことができず、「勉強なんか大嫌い」と逃避する方に気持ちが向いてしまいます。勉強とは、失敗や試行錯誤も成長の一部であると知りましょう。

3. 結果が出ない

どれだけ頑張っても成績が上がらなかったり、期待通りの成果が得られなかったりすると、当然ですが、モチベーションは下がります。
目の前の結果だけでなく、もっと長期的な視点を持てるよう、親御さんが誘導してあげましょう。

4. 疲れすぎている

体や心が疲れていると、どんなに頑張ろうと思っても集中できません。特に睡眠不足や過度なストレスが溜まっていると、勉強に取り組む気力がわかないのも当然です。
「疲れているんだな」と感じたら、何はともあれ、休ませてあげましょう。

5. 心理的ハードルが高すぎる

勉強を始める前に、「これは難しそう」「自分には無理かも」と感じてしまうと、勉強のハードルは上がります。また大量の宿題を抱えている場合なども、うんざりしてやる気になれないものです。
「5分だけ漢字の書き取りをやる」など、ハードルを下げて取り組みましょう。

勉強のモチベーションは上がったり下がったり、一定ではない

勉強のモチベーションを、常に高い状態に保つのは難しいです。上がったり下がったりするのは自然なことなので、やる気がない時に焦らないようにしましょう。

モチベーションが上下するのは、環境や心身の状態、勉強の進み具合による影響も大きいです。無理に常に高いモチベーションを維持しようとするのではなく、「モチベーションは下がって当たり前」と捉え、やる気の波を乗りこなすような気持ちでいてください。

どんなにやる気がなくても、「やらなきゃ」と思っている限り、必ずやる気になる時が来ます。ですから安心して、ウォーミングアップのつもりで、簡単な勉強だけしておきましょう。

勉強のやる気を高め、モチベーションを上げる方法

やる気やモチベーションには波があるとお伝えしましたが、やる気がない時は、どうやってその気持ちを切り替えるかが鍵になってきます。
モチベーションを上げる、具体的な方法を紹介していきますので、自分に合うもの、その日の気分にあうものを探していきましょう。

1. 勉強がなぜ必要かを伝える

やる気やモチベーションをあげるには、勉強する意味を伝える必要があります。
なぜなら、勉強は強制されるもので、本当はしたくないことだからです。ただ「勉強しなさい」という指示ではなく、将来の目標や社会で役立つスキルを学んでいることを具体的に説明することが大切です。

2. 今日やる勉強内容を決める

勉強は計画して行うことが重要です。なぜなら、具体的に「すること」がわからないと、何から手を付けたらいいのか、わからないからです。
やることが決まっていないまま「勉強しなさい」と言って机に座らせても、訳のわからないまま、非効率的な勉強をしてしまいます。
お子さんひとりでは決められなければ、今日何を勉強すればいいか、親子で一緒に考えましょう。

3. 短期目標と長期目標を立てる

目標は短期と長期に分けることが効果的です。短期目標は「今週中にこの問題集を終わらせる」など、すぐに達成可能なもの。長期目標は「半年後には英検に合格する」など、時間をかけて達成するものにします。短期目標の達成感を積み重ねていくと、長期目標に向け、やる気も継続します。

4. 勉強の習慣化をする

習慣化とは、意識しなくてもできるようにすることを指します。例えば、今までは「勉強しなさい」と言われないと机に座らなかったのに、帰ってきたらすぐに勉強をはじめるようになれば、習慣化に成功しています。
ただし、勉強を習慣化するためには長い年月がかかります。ですから、まずはスモールステップで1日5分から勉強する習慣を身につけていくことを目指しましょう。

5. 親御さんが毎日チェックする

勉強の習慣化ができていないうちは、親御さんが毎日、お子さんの勉強をチェックしてあげましょう。
親が日々の進捗を確認することで、子どもは自分がサポートされていると感じ、やる気を保ちやすくなります。

6. ゆるい勉強から始める

勉強をはじめるときに文章問題から解くといった、ハードな勉強からスタートすると勉強のハードルをあげてしまいます。勉強のスタートはできるだけハードルを下げるために、漢字練習や計算練習といったゆるい勉強からはじめていきます。
まずは何のストレスもなくできる勉強からスタートして、徐々に難度を上げていくようにすると、毎日の勉強が楽になります。

7. スモールステップでできることを増やす

「今日はここまでできた」という小さな成功体験を積み重ねると、達成感が生まれるので、やる気も持続します。ですから最初は簡単な問題から始め、少しずつ難易度を上げていき、スモールステップでできることを増やしていきましょう。
この少しずつ出来ている感は成功体験につながり、「やればできる」と自信をつけてくれます。

8. 科目を勉強する時間帯をずらす

勉強する科目によって、勉強する時間帯をずらすのも有効です。
なぜなら、数学や算数の勉強は、朝の方が頭の回転が良く効率的で、暗記は脳が記憶を整理する寝る前の方が有効だからです。
脳の仕組みを利用すると、勉強効率を高めてくれるのでオススメです。

9. 勉強しやすい環境を整える

勉強のやる気を出すためには、環境を整えることが大きな役割を果たします。静かな場所や快適な机・椅子、必要な文房具を揃えるなど、整った環境で学ぶことで、気持ちも前向きになります。デジタル機器の誘惑を減らす工夫も効果的です。

10. 行動をルーティン化する

勉強のやる気やモチベーションを高めるには、行動をルーティン化できるよう、生活習慣を整えていきましょう。
この行動のルーティン化は、習慣化と同じように大きなメリットがあります。
例えば、

早朝に起きる
お茶を飲む
飲み終わったら、すぐ机に向かって数学の勉強

このようなルーティンを作っておくと、朝早くから始まる受験当日も頭の回転が良くなります。
嫌いな勉強は、このようなルーティンでラクラクこなしましょう。

今すぐ勉強のモチベーションを上げたい!そんな場合の対処法

勉強のやる気が出ないのは苦しいもの。ましてや明日はテストなど、今すぐモチベーションをあげなければならない時もあります。
ちょっとした工夫や行動で、モチベーションをあげる対処法を紹介しておきます。

1. スマホを親に預ける

スマホは勉強の大敵です。通知やSNS、ゲームなど、集中を妨げる要素がありすぎます。ですから勉強に集中したいときは、思い切って親にスマホを預けてしまいましょう。もちろん、最初は不安かもしれません。でも勉強が進むにつれて徐々に集中力が高まるので、スマホのことなど忘れてしまいます。

2. とりあえず5分だけ勉強する

「まずは5分だけ」と決めてしまうと、勉強のハードルは下がります。5分間だけと自分に約束することで、やり始める気持ちが湧いてくるからです。そして、5分過ぎてしまうと「もうちょっとだけ頑張ろう」という気持ちが生まれてくるので、そのまま勉強を続けられることも多いです。

3. 名言を読んで感動してみる

モチベーションが上がらない時は、偉人や著名人の名言を読むと、気持ちが奮い立ちます。なぜなら、心に響く言葉は、自分の背中を押してくれるからです。
例えば、

「できるかできないか決めるのは、他の誰でもない、自分だ。」- ナポレオン・ヒル

このような言葉は、勉強や人生について、自分自身が成功の鍵を持っていることを思い出させてくれるので有効だと言えるでしょう。

モチベーションが上がる名言集
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるなら、それはまだ努力とは呼べない。」- 王貞治
失敗しても、結果が出なくても、努力を続けることが大切だと教えてくれますね。

「成功とは、失敗を重ねても情熱を恐れないことである。」- ウィンストン・チャーチル
失敗しても諦めずに続ければ、最終的に成功が掴めるというメッセージですね。

「今日できることを明日に延ばすな。」- ベンジャミン・フランクリン
今できることは、今やりましょう。明日の運命など誰にもわかりません。

4. ご褒美を用意する

勉強を頑張った後に小さなご褒美を用意しておくと、やる気が湧いてきます。好きなおやつやyoutube、ゲームの時間を設定しておくと、勉強に取り組むモチベーションも上がります。ご褒美を上手に使って、楽しみながら勉強に取り組みましょう。

5. これをやったら勉強する、という習慣をつくっておく

特定の行動と勉強をセットにする習慣をつけると、モチベーションが湧きやすくなります。たとえば、「お茶を飲んだら勉強を始める」「一曲好きな音楽を聴いたら勉強を始める」など、日常的な行動と勉強をリンクさせ、スムーズに学習に取り組めるようにしておきましょう。また、勉強前のルーティンを決めておくと、やる気スイッチをオンにしやすくなります。

どうしても勉強する気になれない場合の対処法

どうしても勉強に手がつかない時は、無理に自分を追い込むよりも、リフレッシュして、一旦気持ちを切り替えることが大切です。そんな時に役立つ対処法を紹介しておきます。

1. 今から1時間遊ぶ、1時間後に勉強と腹をくくる

「どうしても勉強したくない…」という時は、無理に勉強を始めるよりも、1時間だけ自由に遊ぶと決めてしまうのも一つの方法です。1時間後にしっかり切り替えて勉強すると腹をくくれば、遊んでいる間も罪悪感がなくなり、その後、勉強にスムーズに取り組めるようになります。あえてメリハリをつけることで、効率的に気持ちを切り替えることが可能です。

2. 思い切って今日は遊ぶ

どうしても勉強に集中できない日は、思い切って「今日は休む!」と決めてしまうのも良い手です。無理に勉強を続けても効率が悪く、ストレスが溜まるだけの場合もあります。一日リフレッシュすると、翌日からは気持ちがリセットされ、やる気を持って勉強に取り組むことができるでしょう。また休むと、勉強の持続力を高めてくれる効果もあります。

3. 散歩やストレッチしてみる

勉強のやる気がどうしても出ない時、体を動かすことで気分転換を図るのも効果的です。軽い散歩やストレッチでリフレッシュすると、頭がスッキリして勉強に集中しやすくなります。また、運動をすると脳内で「エンドルフィン」という物質が分泌され、ポジティブな気持ちにさせてくれるため、やる気も湧きやすくやなります。

4. 一緒に勉強しようと誰か誘う

一人で勉強する気になれない時は、友達や兄弟姉妹などを誘って一緒に勉強するのも効果的です。辛い勉強時間も誰かと共有すれば、互いに刺激を受け、自然とやる気が湧いてきます。
さらに、ちょっとした競争心や友情が、勉強への意欲を高めてくれる場合もあります。分からない部分を教え合うと理解が深まるという、大きなメリットもあります。

5. 図書館やファミレスに行く

家で勉強に集中できない時は、場所を変えてみるのも一つの手です。図書館やファミレスなど、勉強に適した場所に行くと、環境が変わるので、集中力が高まります。図書館なら静かな環境で集中しやすく、ファミレスなら適度な雑音が逆にリラックス効果を生むこともあります。環境を変えるだけで気分転換になるので、やる気が出やすくなります。

勉強のやる気をなくす、親の行動と言動

せっかくお子さんがやる気になっても、周囲の大人の何気ない一言で、ガクン!とやる気をなくしてしまう時があります。やる気を出すのは大変なのに、なんてもったいない!うっかりそんな事態にならないよう、無意識にやりがちな親の言動を紹介しておきます。

「勉強しなさい」

勉強しなさいという言葉は、強制力を発揮してしまうので、子どもから拒否される可能性があります。とくに思春期は親御さんへの反抗心もあるので、何かを強制する言葉は反発されておしまいです。
ですから、勉強して欲しいときは、「勉強したほうがいいんじゃない?」と、語りかけるような言い方をするとよいでしょう。
命令形はくれぐれも厳禁です。

行動を否定する言葉

点数をあげようと努力しているのに、「そんな勉強の仕方じゃ点数はあがらないよ」と言ってしまうと、子どもはやる気をなくします。
こんな言葉を投げかけるのはご家庭で喧嘩が起こっている場合が多いので、たとえ喧嘩していたとしても、子どもを否定する言葉を投げかけないようにしてください。

友達と比較する言葉

友達と比較する言葉は、愛されていないと感じてしまうため絶対に言わないようにしましょう。親御さんからのネガティブな評価や比較は、思っている以上にお子さんの心を傷つけてしまいます。
親御さんは、子どもにやる気を出してほしくて「〇〇ちゃんは塾に行って30点も上がったんだって」と言う場合があるのですが、お子さんは泣きわめきたいほど傷ついているはずです。

「そのうちやるでしょ」とほっておく

勉強は心理的障壁が高く、一般的には誰もが手をつけたくないものなので、ほっといても勉強するようにはなりません。だからこそ、教師や塾の先生が指導する必要があるのです。またほっておかれると「愛されていない」と感じ、人生のやる気を失ってしまうこともあります。

勉強のやる気を高め、モチベーションを上げる、魔法の言葉とは!?

勉強のやる気を出すのは、大人でも大変なことです。ですから、ここで紹介してあることを参考に、親御さんが環境作りや声掛けで、お子さんのやる気を高めてあげる必要があります。

とは言え、親御さんが声掛けしても、

「実践してみたけど、うまくいかなかった」
「うまく伝えられなくて、親子喧嘩になっちゃう…」
「やっぱり、誰かにやる気を引き出してほしい」

このような事態になってしまうこともあります。

そんな場合は、ぜひ、私たち家庭教師ゴーイングにご連絡ください!

家庭教師ゴーイングは、「勉強のやる気がない」「勉強が嫌い」「勉強が苦手」そんなお子さんの指導を最も得意とした家庭教師で、児童心理学の権威が監修した【やる気を引き出す言葉がけ】を指導に取り入れ、大変好評です。
魔法の言葉で指導しているので、勉強しない子ほど驚きの結果が出せています。

お母さんも「あ、わかった!」「カンタンにできた!」など、目を輝かせて勉強に取り組み、「これならできる!」と自信にあふれたお子さんの姿を見たくはありませんか?

無理な勧誘は一切ありません。ぜひ、お子さんの勉強のやり方を見直す「キッカケ」にしてください。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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