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必勝高校受験!そのために必要な勉強時間は?

「受験勉強ってどれくらいしたらいいの?」
「偏差値で勉強時間って変わるよね?」
「理想の勉強時間って?」

こんなことでお悩みではありませんか?

高校受験のために勉強しなくちゃいけないのは分かっていても、具体的にどれくらい勉強したらいいのか、疑問に思う子も多いと思います。

受験勉強については中学校3年生になってから考える子も多いのですが…、
できれば中1、中2から形作っていくのがベストなやり方。

具体的に言ってしまうと、中学校3年生の理想的な勉強時間は平日に3時間、休日に8時間程度です。

とは言え、この時間を確保するのは大変。

そこで今日は、勉強時間を作っていくためには、どのようなプロセスをたどっていけばいいのかを解説していきます。
これを読むと、各学年の勉強時間や、勉強時間を増やすためのモチベーション管理のやり方も学べるので、ぜひ最後までお読みください。



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もくじ

高校受験の勉強時間はどれくらいが理想なの?

高校受験の勉強といっても、中1年生や2年生、3年生では大きな違いがあります。

そこでこの項目では学年別にどれくらいの勉強量が必要なのかについて詳しく解説していきます。



高校受験の理想的な勉強時間①:中学校3年生の平均的な勉強時間

中学校3年生の平均的な勉強時間としては、1日3時間程度が理想でしょう。

なぜなら、部活から18時頃に帰ってきて食事や入浴など2時間程度で終わらせると考えると、12時前に寝るためには3時間が限度だからです。

塾の時間を含めても、中学校3年生が平日に出来る勉強時間は3時間が限度だと考えられます。

ただ、テスト期間や部活が終わってからの期間などは5〜6時間程度を目安にすると良いでしょう。

トップ進学校に入学したいと考えている中学校3年生であれば、基本的に休日7〜8時間がマストの勉強時間と考えられます。



長期休みの受験生の勉強時間はどれくらいが理想なの?

夏休みや冬休みといった長期休みの場合、受験生の平均的な勉強時間は8時間を目指すと良いでしょう。

なぜなら、学校で勉強している時間を考えると、平日は基本的に学校で8時間、家で3時間程度を勉強していることが中学校3年生では多いからです。

もちろん学校の勉強には、体育や美術といった副教科も含まれるので余計な時間も取られてしまいます。

その点、休日は5教科に絞った勉強ができるので、8時間程度の勉強時間でも効率よく進められます。

ただ追い込み時期になれば当然10時間程度の勉強時間も見込んでおいた方がいいでしょう。



高校受験の理想的な勉強時間②:中学校2年生の勉強時間

中学校2年生の勉強時間は平日で2時間程度、休日に3時間程度を見込んでおくと良いでしょう。

部活や他の習い事も重要な社会的スキルを身につけるために必要なので、勉強の割合は3年生より少なくてもいいからです。

逆にこの時期にはコミュニケーション能力などを高めておく必要があるので、積極的に課外活動などに参加していくようにしてください。

特に推薦入試などを狙っている子は、ボランティア活動などにも参加しておくと受験で有利になれます。



高校受験の理想的な勉強時間③:中学校1年生の勉強時間

中学校1年生の勉強時間は、平日に2時間程度、休日に1時間から2時間程度を見込んでおくと良いでしょう。

特に小学校から中学校に上がった段階では、勉強する習慣がついていない子が多いので、休日に10分程度勉強するところから始めて、段階的に20分、30分と時間を伸ばしていくと順調に勉強時間が伸びていくはずです。

中学校1年生が勉強する内容としては発展内容を勉強する必要はなく、学校の復習を中心にカリキュラムを組んでいけば大丈夫です。



中学校3年生の受験勉強のスケジュール

では、中学校3年生の受験勉強のスケジュールについて確認していきましょう。

中学校3年生はイベントがたくさんあり、期間によって勉強時間が変動していきます。

そのため中学校3年生が始まったと同時に、どの時期にどれくらいの勉強していくのかを親子間で話し合っておくと、スムーズに受験勉強が進んでいくはずです。

具体的な期間としては以下の通りです。

1. 春から夏休み
2. 夏休み期間
3. 秋から冬休みにかけて
4. 冬休み期間
5. ラスト2ヶ月



中3の受験勉強スケジュール①:春から夏休みにかけて

春から夏休みにかけての受験勉強時間は、平日3時間、休日は6時間を目安にしてください。

学校の授業も忙しいですし、部活も最後の追い込み期間となっているのでなかなか勉強時間が取れません。

しかし、1日完全なオフとなったら朝から勉強を始め、夕方に終わるくらいのスケジュールで行っていけば6時間の勉強時間は必ず取れるはずです。

親子でのお出かけなどイベントもあると思いますが、休日は平均的に6時間の勉強時間を取得するようにしてください。



中3の受験勉強スケジュール②:夏休み

夏休み期間は、7月前半は休日に6時間程度を目安にします。

中体連が終わっていない可能性が高く、この時点から8時間を目安にしてしまうと体力的にも厳しいでしょう。

8月からは中体連が終わっている可能性が非常に高いので、毎日8時間程度の勉強時間が確保できます。

今まで部活が忙しかった子は、毎日10時間程度の勉強をすると、周りの受験生との勉強時間の格差を縮めることができます。

夏休みは受験の天王山と言われているように、苦手項目をなくすための最後の期間だと思っておいてください。

そのため、基礎問題の復習を夏休み期間で終わらせて、秋からは受験標準問題を解けるようにしましょう。



中3の受験勉強スケジュール③:秋から冬休みにかけて

秋から冬休みにかけては文科系の部活や陸上系の部活以外のほとんどは中体連が終わり、平日に5時間程度、休日は8時間程度の受験勉強時間が取得可能です。

毎週休みの日を取り入れてもいいのですが、休みの日にも最低3時間程度の勉強は行うようにしてください。

英単語や歴史の暗記事項をおさらいする時間を休日に設け、それが終われば遊ぶといったようなルールを課しておくといいでしょう。

秋から冬休みにかけては受験の標準問題が完璧になるように、少々難しい問題にもチャレンジしていかなければなりません。

そのため各問題に対する勉強時間が増えるので、量よりも質を重視していくといいでしょう。



中3の受験勉強スケジュール④:冬休み

冬休み期間は最後の追い込み時期です。

追い込み時期の勉強時間は、10時間程度を目安にするといいでしょう。

学力の向上も狙いですが、出来る限り勉強したという実感をもって試験に望むことで安定した成績を残すためでもあります。

受験勉強をあまりしてこなかったと考えてしまうと受験時に不安になってしまい、いつも通りの成果を残せない恐れもあります。

冬休み期間は実力向上を目指すとともに長時間勉強通して、受験勉強をやりきったという気持ちを強める期間でもあると考えてください。



中3の受験勉強スケジュール⑤:ラスト2ヶ月

ラスト2ヶ月も冬休み期間と同様に、学校の勉強と合わせて10時間程度の勉強時間を5教科のみで構成するようにしてください。

具体的には、美術や体育の時間を休み時間と捉え、その時間を差し引いた5教科の勉強する時間が10時間に達するということです。

毎日10時間の勉強を行うことは難しいですが、休日に関しては必ず達成するようにしてください。これは最低限の時間です。

この時期に行う勉強に関しては、自分の実力を高める勉強よりも、受験する高校の最低水準の問題が全て解ける状態にしなければなりません。

受験当日、自分はボーダーラインを必ず越えられる、という自信を持って臨めるように勉強していきましょう。



受験生が効率よく勉強するためのポイント

具体的な勉強のポイントは以下の通りです。

1. 生活に関わる時間を全て割り出す
2. 受験までに使える時間を割り出す
3. 日ごとにどれだけの時間を勉強しなければならないのかを確認する
4. ゆるい勉強から始めて徐々にきつい勉強を行っていく
5. ルーティンを決めておく

では実際に見ていきましょう。



効率よく勉強するためのポイント①:生活に関わる時間を全て割り出す

具体的な勉強ポイント1つ目は、生活に関わる時間を全て割り出すことです。

自分の生活にかかる時間を割り出しておかないと、次に紹介する受験までに使える時間を割り出せないからですね。

平均的な生活に関わる時間としては、入浴や食事などを含めるとだいたい2時間程度です。

8時間睡眠をするとなると、勉強に使える時間はおおよそ14時間程度が残っている計算になりますね。

ただし平日は学校があるためここから8時間を引き、学校までの登下校の時間を差し引くと大体3時間程度が勉強時間に使えます。



効率よく勉強するためのポイント②:受験までに使える時間を割り出す

平日が3時間勉強に使えて、休日はだいたい6時間程度を必ず確保できると考えると、以下の計算式が成り立ちます。

● 年間365日、52週間
● 休日104日、平日261日
● 夏休み期間40日程度、冬休み14日程度

振替休日や様々なイベントによって個人の休日数は変わってくるので、基礎的な数字になるものだけを紹介しました。

例えば休日に8時間勉強するとなれば、104日確保できるので832時間の勉強時間を確保できます。

一方、平日の学校時間を抜いて3時間勉強するとなると、783時間勉強できるようになりますね。

1日毎の勉強時間は短く感じても、1年間を通せば大きな時間になることがわかります。

スケジュールをきちんと確認しスケジュールに落とし込むことで、あなたが使える時間を割り出せるので利用してみてください。



効率よく勉強するためのポイント③:日ごとに、どれだけの時間を勉強しなければならないかを確認する

また日ごとに、どれだけの時間を勉強しなければならないかを確認していかなければなりません。

具体的には冒頭でお伝えしたように、学校がある平日は3時間から5時間程度、長期休みなどでは毎日8時間程度を勉強時間として確保しておくとよいでしょう。

先ほどのスケジュールに落とし込んで確認してみると、どれだけの勉強時間を確保できるのかが簡単に分かるので、自分の勉強時間を計算してみましょう。



効率よく勉強するためのポイント④:ゆるい勉強から始めて徐々にきつい勉強をする

勉強の始まりは、ゆるい勉強から始めていかなければなりません。

基本的に勉強は人間にとって苦痛となるため、苦痛の度合いが低い勉強から始めないと勉強へのハードルが上がってしまいます。

そのため苦痛の少ない程度の軽い勉強から始めて、徐々に強度を高めていくとよいでしょう。



効率よく勉強するためのポイント⑤:ルーティンを決めておく

強度の低い勉強を行うためには、ルーティンを決めておく必要があります。

ルーティンを決めずに勉強してしまうと何から手をつけていいのかわからず、勉強へのハードルが高まってしまうからです。

具体的な強度の低い勉強の例としては以下の通りです。

● 漢字の練習
● 計算練習
● 英単語の暗記

これらの取り組みを勉強のはじめに10分程度行うことで、次の強度が高い勉強に移っていけますので、やってみてください。



【偏差値別】高校受験の勉強時間

ここまで理想的な勉強時間についてお伝えしてきたのですが、偏差値帯別に見る勉強時間はどれくらいが平均なのでしょうか?

あなたが 『どれくらいの偏差値まで上げたいのか?』 に関わってくる事項なので、ここで詳しく解説していきます。



【偏差値別】勉強時間①:偏差値50程度までの勉強時間

偏差値50程度までの受験生の勉強時間は平均を少し下回り、平日に1時間程度、休日に5時間程度の勉強になっています。

ただし全く勉強していない子もいるのが、この偏差値帯です。

この偏差値でくすぶっているお子さんは、他の生徒の勉強時間と同じにしていたら現状維持もしくは下降線をたどってしまいます。

そのため、ワンランク上である偏差値55以上の偏差値帯にいる子の勉強時間、平日2時間、休日6時間以上の勉強時間を真似るといいでしょう。



【偏差値別】勉強時間②:偏差値55以上の勉強時間

偏差値55以上の子の勉強時間は、平日に2時間程度、休日に6時間程度が平均となっています。

偏差値50程度の子よりも、2倍程度、平日に勉強しているといえます。

平日の期間は休日よりも2.5倍多く、平日の2倍以上の勉強だと単純計算で5倍程度の差がついてしまいますね。

しかし、より偏差値を上げたいのであれば、平日に3時間程度、休日に8時間程度の勉強が必要になります。

そこで!
必ず意識して欲しいのが偏差値60以上にいる子たちの勉強時間ですので、それは次を参考にしてください。



【偏差値別】勉強時間③:偏差値60以上の勉強時間

偏差値60以上の高い偏差値を誇る子の勉強時間は、平日に3時間以上、休日に8時間から10時間程度の勉強時間を確保しています。

そのため学校の勉強以上の問題にも取り組めており、受験問題が出てくる模試でも好成績を残せる訳です。

中学校時点でこれ以上の勉強時間を確保するのは難しく、次に行わなければならないのが質の改善です。

勉強の質の改善は主にスピードに関わってくるので、いかに早く問題を解くのかを意識していくといいでしょう。



【厳禁】受験生と言えども睡眠時間を削ってはいけない話

ここまで勉強時間を中心にお伝えしてきましたが、勉強時間を増加させるために睡眠時間を削るのはナンセンスです。

なぜなら、睡眠時間は脳が今日覚えたことを整理する時間でもあり、お子さんの身体の発育に関するファクターでもあるからです。

そこでこの項目では、中学生の推奨される睡眠時間をお伝えしながら、なぜ睡眠が必要なのかを解説していきます。



睡眠時間を削るのはNG①:中学生の推奨される睡眠時間

中学生の推奨される睡眠時間は、およそ8時間程度といわれています。

ただし個人によって頭がきちんと冴え渡る睡眠時間は異なっており、10時間必要な子いれば6時間程度でも十分な子もいます。

問題がない水準をあげるのであれば、6時間程度が1番のボリュームゾーンと考えられます。
とは言え、睡眠はまだ発育中のお子さんの身体に関わる話ですから、十分に好きなだけ寝かせてあげるようにしてください。



睡眠時間を削るのはNG②:睡眠時間6時間未満だと体に不調が現れる

睡眠時間が6時間未満だと、子どもの体に不調が現れます。

テレビゲームやスマホを使ったゲームで4時間睡眠になっていると、おおよそ必要とされる半分の睡眠時間しか取れていないことになります。不調が表れてもおかしくありません。

お子さんの睡眠時間に関しては親御さんが管理する他ないので、きちんと寝ているかどうかの確認もしてあげてください。



睡眠時間を削るのはNG③:夜の10時程度には寝よう

22時~2時の間には、成長のためのホルモンが分泌される時間です。
ですから、今時の子には早いと思われるでしょうが、10時には寝るのが身体のためにはベストです。

最低でも6時間の睡眠を確保しても、朝の4時ですね。

これなら早朝に勉強する時間は十分にあります。



高校受験の勉強時間を増やすためにはやる気アップが必須

高校受験の勉強時間を増やすためには、中学校2年生からの勉強時間を倍程度には増やさないといけません。

すぐに休日8時間の勉強ができるのかといわれると、疑問符がついてしまいますよね。

確かにその疑問は的を射ていて、通常のまま勉強を始めても8時間以上の勉強時間は確保できません。

そこでこの項目では、高校受験の勉強時間を増やすための具体的なやる気アップ方法をお伝えしていきます。



やる気がないと起こること

まず単純に、やる気がないとどんなことが起きるのでしょうか。

答えとしては、勉強効率の悪化と勉強時間の低下です。

勉強効率の悪化には、ペンを持っているだけで勉強が進まないや問題が難しすぎる問題は投げ出してしまうといった現象が起きる恐れがあります。

勉強時間の低下は、言葉通り中学校3年生の理想的な勉強時間からかけ離れた時間しか勉強できないことを指しています。

どちらも受験勉強する上では、対策を怠ってはいけないことが分かりますね。



やる気・モチベーションを高める環境整備術

やる気やモチベーションを高めるためには、環境整備がとても大事です。

なぜなら、自分自身を勉強するしかない状況にすれば、自然とやる気につながってくるからです。

特に勉強は始めるまでがハードルが高いので、勉強に向かう姿勢を崩させない環境整備が重要になってきます。



まずは視界からものをなくす

勉強部屋には視界からものを失くすことを徹底してください。

なぜなら、勉強机以外のおもちゃや本などが目に写ってしまうとちょっとした休憩が長くなってしまうからです。

確かに勉強において休憩はとても大事なのですが、1時間あたり10分程度の休憩がベストなんです。

にもかかわらず、20分・30分と休憩時間をとれば非効率的になってしまいます。



スマホやゲームを親に預かってもらう

そして最も厄介なのがスマホやゲームです。

携帯できるスマホやゲームはすぐに娯楽に通じるため、勉強の阻害要因にしかなりません。

もちろんその対策として機能を絞ったスマホを渡しているご家庭もあると思いますが、ルールとして、勉強する際にはスマホやゲームを親御さんに預かってもらいましょう。



まずは10分だけ机に向かってみる

最後にどうしてもやる気がでなければ、10分だけ机に向かってみましょう。

やる気が出ないときに勉強するのはとても苦痛ですが、先ほどあげた英単語暗記や漢字練習などの強度が低い勉強を10分間やるだけでモチベーションは変わります。

そこから徐々に強度が高い勉強に移っていけば自然と勉強時間は伸びていくので、モチベーションが低いときこそ、机に向かうことを徹底してください。



お子さんの勉強時間を増やすための親のサポート

最後の項目では、お子さんの勉強時間を増やすためには、親御さんのどのようなサポートがいるのかをお伝えしていきます。

具体的には以下の通りです。

1. 承認する
2. ルールを決める
3. 体調管理をきちんと行う
4. プロセスを評価する



親のサポート①:承認する

承認するというのは褒めるではなく、ありのままを肯定してあげることです。

とても難しい言葉ですが、具体的には『今日は3時間も勉強頑張ったんだね』とお子さんが頑張ったことをオウム返しで伝えるだけです。

すると、行動に対して承認を行っているので自分が行なってきていることは間違いではないとお子さんが気付きます。

この気づきが、勉強時間を増やすきっかけになります。



親のサポート②:ルールを決める

先ほどの項目でもお伝えしましたが、勉強に関するルールは必ず決めておきましょう。

勉強に関するルールとしては以下のものが考えられます。

1. 勉強部屋へのスマホの持ち込み禁止
2. スケジュールに従って徐々に勉強時間を増やしていく
3. 休日も一定の勉強が終わるまでは遊びに行かない

罰則を設けるとまではいきませんが、1週間ごとにこれらのルールがきちんと守れているかを評価してください。

この中でどうしても守ることが不可能であれば、ご家庭で相談して修正していけばいいのです。



親のサポート③:解決策を考える

もし仮に勉強時間をどうしても増やせないのであれば、親子間で解決に向けた話し合いが必要です。

なぜ勉強時間を増やせないのかという疑問から始まり、まずはお子さんの意見を頭ごなしに否定するのではなく、受け入れるところから始まります。

すぐに問題が改善されないのであれば何度でも話し合いを行い、改善するまで親御さんが諦めない姿勢を見せれば、お子さんもその姿勢に共感し、徐々に勉強時間が増えていくでしょう。



親のサポート④:体調管理をきちんと行う

親御さんの最も大事なサポートとして、お子さんの体調管理があげられます。

なぜなら、体調はすべての行動に対して深く影響を与えているからです。

例えば、風邪を引いているのに8時間以上の勉強ができるかと言われると不可能ですよね。

親御様はお子さんが常に万全な状態で勉強に向かえるよう、体調管理をきちんと行わなければなりません。

その中にはこの記事で伝えてきた、睡眠時間の管理なども当然含まれてきます。



親のサポート⑤:プロセスを評価する

最後に必ず、結果の評価ではなくプロセスを評価してあげましょう。

なぜなら結果は起こってしまったことなので覆せませんが、プロセス評価は今後の勉強姿勢に影響を与えるためです。

まず、学校の先生から提示された課題は全て完璧に終わっているかどうか、チェックする必要があるでしょう。

課題が全て終わっていないのに、その他の課題を提示しても全く効果がありません。

言われたことをきちんとこなすのができているかどうかをチェックし、最終段階としてお子さんが決めたプラスアルファの勉強ができているかを確認していきます。



必ず必勝合格できる!! 高校受験の勉強時間は平日3時間・休日8時間

冒頭でもお伝えしていますが、中学校3年生の受験勉強時間は平日に3時間休日に8時間が理想的です。

これだけの勉強時間をきちんと確保できているのであれば、偏差値も徐々に上がっていくでしょう。

勉強をきっちりこなすのは大変ですが、勉強はやったらやっただけの成果が必ず出ます。日頃から点数が悪い子でも、勉強すれば少しずつ点数が上がる実感がつかめてくれば、モチベーションもアップしていきます。

コツは決してあきらめないこと。
そうすれば、あなたの第一志望校が少しづつ近づいてくるので、頑張ってくださいね。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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