夏休みが受験の合否を決める!!合格にグッと近づく受験生の過ごし方
「受験生って夏休みどうしたらいいの?」
「勉強のことが不安すぎる…」
「夏休みでなんとか成績を上げたい!」
こんなことでお悩みではありませんか?
受験生は「夏休みは頑張ろう!」と思っていても予定通りに勉強が進まず、不安と焦りを増大させてしまいます。
特に受験を初めて経験する中3や、経験があっても勉強が遅れている高3の子は何をしたらいいか分からず、やみくもに勉強を始めてしまう事が多いです。
そして「とりあえず今の勉強からやるか!」と計画性を持たずに勉強しても、それは受験に有効な学習にならず、時間と体力、気力を消耗しただけなってしまう場合も。
そこで今日は、夏休みの過ごし方に悩める受験生に対して、プロの家庭教師の立場から受験に成功できる過ごし方をお伝えしていきます。
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高校受験を控える受験生は夏休みをどう過ごすのか?
高校受験を控える受験生は、夏休みをどのように過ごすのでしょう?
まず具体的な考え方を言うと、次の通りです。
● 夏休みは受験の天王山と呼ばれている
● 勉強しない選択肢はなし!
● 毎日最低3時間は勉強する!これでも少ない
それぞれの意味を解説していきます。
夏休みは受験の天王山と呼ばれている
受験生の中には夏休みは受験の天王山と呼ばれていると、さまざまな方から言われていませんか?
これは夏休みが、一番時間をとって勉強できる時間だからです。
「受験は年度末だからまだまだ時間があるじゃないか!」と思われるかもしれませんが、夏休み後には体育祭や文化祭といったイベント、そして定期テストも控えています。
そのため夏休み後は思っている以上に、「自分の弱点のために使える時間が少ない!」と考えておきましょう。
もちろん、夏休み後も受験基礎力を高めることはできますが、一旦は夏休み中に完了させておく必要があります。
勉強しない選択肢はなし!
先ほどの話をより深堀りすると、夏休み中に「勉強しない」という選択肢はありません。
繰り返しになりますが、夏休みは『自分の勉強のために使える最後の長期休みである』と考えても差し支えないからです。
仮に夏休みに勉強しないとなると、秋以降に勉強を行なわなければなりませんが、とてもそのような時間はありません。
毎日最低3時間は勉強する!これでも少ない
それではどれだけの時間勉強すればいいのかというと、「毎日最低3時間」は勉強する必要があります。
というのも、一つの教科を1周するのに学校の1年間の授業時間を基準に考えてみると、1学年分でおよそ120時間が必要だからです。
となると、夏休みはおおよそ40日なので、毎日3時間勉強してやっと120時間となり、1つの教科が1年分総まとめできると考えられます。
学習の進み具合によっても異なりますが、誰しも苦手教科があると考えると、最低が8時間、人によっては最低8時間程度を確保する必要が出てくるでしょう。
受験生に特化したおすすめの夏休みの過ごし方
受験生に特化したおすすめの夏休みの過ごし方は、次の通りです。
1. 夏休み前にどれだけの量を勉強するのかを決める
2. 受験に備えて規則正しい生活を送る
3. 受験基礎問題をすべて解けるようにする
4. 得意科目だけを伸ばすのではなくすべてをのばす
5. 行きたい志望校をきちんと固める
それぞれ解説していきます。
受験生の夏休みの過ごし方①夏休み前にどれだけの量を勉強するのかを決める
まず大前提として、夏休み前にどれだけの量を勉強するのかを決めておきましょう。
たとえば、夏休み前に配られる学校のテキスト+復習問題を何周するかといった、数値で決めておくといいです。
もちろん勉強時間でのカウントもいいのですが、時間で量を測ってしまうと集中力が途切れて勉強していなかった期間もカウントされるため、注意が必要です。
先ほど伝えた最低3時間という勉強時間はあくまで、「やるべきことをすべてやった」上での時間です。
日ごとに何をどれだけやるか決めた内容が終わっていなければ、当然その日の勉強時間を延長して行いましょう。
もちろん、その日のスケジュールが全部終わったとしても、時間が経つと何が起こるかわからないので、前倒しをイメージして行っていく必要もあります。
受験生の夏休みの過ごし方②受験に備えて規則正しい生活を送る
また受験生は、受験に備えた朝型の生活を行うようにしてください。
というのも、受験は冬の朝から夕方くらいに集中して行なわれていて、場合によっては8時間以上時間がかかることもあります。
それに受験会場までの移動時間も含めると往復で、10時間掛かってしまったということもありえます。
このような受験に対する体力は一朝一夕には身につかないので、長い期間を使って養成していきましょう。
その中でも夏休みは中体連も終わり、規則正しい生活を再スタートするにはいいタイミングなので逃す手はありません。
受験生の夏休みの過ごし方③受験基礎問題をすべて解けるようにする
受験生の夏休みは勉強主体になりますが、どのような目標を立てればいいかというと、受験基礎問題がすべて解けるようになることです。
受験基礎問題というと、多くの受験生が難しく感じるかもしれませんが、受験のときに60%から80%以上の受験生が解ける問題を指しています。
この問題をケアレスミスで失点すると、受験が失敗に近づくので、必ず対策しておかなければなりません。
また別軸の考え方では、志望校を受験する高校生全体の8割が解ける問題にも手を付けておくべきです。
というのも、志望校によって「解かなければならない問題」が異なるからです。
語弊を恐れずにいうと、偏差値50の高校を目指す受験生と偏差値70付近の高校を目指す受験生とでは、解くべき問題が異なってくることは理解できると思います。
ですから夏休みの時点で『志望校が〇〇なら、〇〇程度の問題を解けなければならない』を、必ずチェックしてください。
【教科別】受験生におすすめの夏休みの勉強方法
先ほどの続きとして、ほとんどすべての受験生が勉強しなければならない項目を、教科別にお伝えしていきます。
この項目ではあくまで「最大公約数」的に勉強すべき内容を網羅しているだけなので、受験する高校別に解かなければならない問題は、先ほど解説した内容をもとに決めていきましょう。
具体的な内容は次の通りです。
● 国語はとにかく読解問題の演習を行う
● 数学は受験基礎問題を数秒で解けるようにする
● 英語は単語・長文・構文を徹底演習する
● 理社は暗記分野の得点を安定させる
仮にどのような問題を解かなければならないかがわからない場合には、弊社にお気軽にお問い合わせください。
受験のプロが明確にお答え致します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
教科別・夏休みの勉強方法①国語はとにかく読解問題の演習を行う
受験生は、国語で読解問題が解けなければ得点にならないことをまずは知っておくべきです。
というのも、国語の受験問題は読解問題が中心になっており、漢字やことわざ、文法といった問題はあまり得点源にならないからです。
たとえば、三重県の国語の配点を見てみると次のようになっています。
● 漢字16%
● 読解約48%
● 古文16%
● 作文20%
このようになっており、およそ読解問題が半数を占めています。
単純な暗記で対処できる漢字の問題は16%しかない点を考えると読解問題ができなければ国語を突破できないことがわかるでしょう。
ですから、国語はまず読解問題の攻略が先決です。
教科別・夏休みの勉強方法②数学は受験基礎問題を数秒で解けるようにする
数学は夏休み時点での対策として、受験基礎問題を数秒で解けるようにしてください。
繰り返しになりますが、受験基礎問題とは全受験生の8割から6割が解ける問題です。
具体的にお伝えすると次のような例があげられるでしょう。
● 基礎計算問題
● 関数計算
● 図形の計量問題(基礎問題)
● 確率問題
これらの問題は、多くの受験生が解けるようになっていきます。
そのため、夏休み時点で基礎問題の正答率が80%以上、回答時間は数秒で解けるようになっておきましょう。
教科別・夏休みの勉強方法③英語は単語・長文・構文を徹底演習する
英語の勉強方法は、次の順番で各分野を完璧にしていくことです。
1. 単語
2. 長文
3. 構文
もっともベストなのは、すべてを満遍なくできるようになることですが、最低限受験に必要な英単語を夏休み期間中に覚えてしまいましょう。
というのも単語力がなければ、長文も読めませんし構文を使って英作文もできません。
まずは英単語を和訳できるようにするところからスタートし、徐々に長文が読める、英作文ができるようにするといった順序を辿っていきます。
教科別・夏休みの勉強方法④理社は暗記分野の得点を安定させる
理社は暗記分野の得点を安定させるところからスタートしていきましょう。
というのも、理社のテストは難化してきていますが、基本的には暗記主体になるからです。
社会の統計資料の読み取りや理科の計算問題は後回しであっても、受験前までに完成させればいいので問題はありません。
逆に、一番時間がかかる暗記分野をまず攻略することを目指すのがベストです。
受験生の夏休みの過ごし方④得意科目だけを伸ばすのではなくすべてを伸ばす
ここまで5教科の勉強方法をお伝えしてきましたが、得意科目だけに絞って勉強する事はやめておきましょう。
得意科目だけに絞って勉強してしまうと、夏休みが無駄に終わってしまう可能性があるからです。
受験生の夏休みの勉強はできる限り満遍なく行うことを意識してください。
仮に通常の定期テストで50点以下ばかりになってしまっている教科があるとすれば、そちらの対策を優先してください。
また全体的に点数を伸ばさなければならないとなった場合には、各教科を1時間半ずつ行い全体で8時間程度の勉強時間を確保するようにしましょう。
あくまで理想的な時間配分になりますが、1ヶ月間だけ頑張ってみるだけでも効果を実感できるはずです。
受験生の夏休みの過ごし方⑤行きたい志望校をきちんと固める
最後のおすすめの夏休みの過ごし方ですが、行きたい志望校をきちんと固めておくのも重要です。
志望校が決まっていないと目標が定められず、どれだけ偏差値を上げればいいのかがわかりません。
となると、目標となる勉強範囲もわからず手が動かない事態に陥ってしまいます。
そのため、志望校をきちんと固めて勉強するようにしましょう。
ちなみにこの時点では行きたい志望校であればよく、逆に「今の偏差値で行ける志望校」にすると成績が下がってしまう要因になるので注意してください。
受験生が夏休みに意識すべき過ごし方
ここまでおすすめの夏休みの過ごし方をお伝えしてきましたが、その中で意識すべき点は次の通りです。
● 5教科の優先順位をきちんと決める
● 1日の勉強時間は6時間〜8時間を意識する
● 事前の計画と確実な実行が受験の成否をわける
● 夏休み中に基礎を完璧にして応用問題に取り組む
● 長く続けるのではなく適度な休憩を取る
● 夏休み中は偏差値を5UPさせる絶好の機会
それぞれ解説していきます。
受験生が意識すべき過ごし方①5教科の優先順位をきちんと決める
受験生が夏休みに意識すべき過ごし方の一つ目は、5教科の優先順位をきちんと決めることです。
5強化の優先順位を決めるとは、理解科目に時間をかけるということです。
たとえば、5教科の中でも国語や数学、英語は理解が必要であり、理科と社会はどちらかというと暗記が主体になってきます。
そのため理解が必要な科目から勉強を進めて、暗記科目は後に持ってくるのがいいでしょう。
とはいえ、最近では理社も理解が求められるようになってきているので、少し前までの受験勉強のように冬休みに詰め込むことができなくなっています。
この点に注意しながら、満遍なく勉強を行いながら理解系科目を優先することを意識してください。
受験生が意識すべき過ごし方②1日の勉強時間は6時間〜8時間を意識する
5教科の優先順位を決めたら1日の勉強時間をまずは3時間からスタートし、徐々に6時間から8時間勉強できるようにしてください。
というのも、夏休みは勉強する体力をつける絶好の機会でもあるからです。
あくまで3時間という目安は、苦手科目が1教科かつ1学年分しかない状態の受験生の目安であり、複数ある場合にはどんどん勉強時間を増やさなければいけません。
仮にすべての教科で全学年分苦手であるとなると、120時間×5教科×2年分なので1200時間必要です。
これは極論ではありますが、夏休み期間中に10時間毎日勉強したとしても、確保できるのは400時間となります。
そのためどれだけ勉強しても時間が足りないということは頭の片隅に入れておきましょう。
受験生が意識すべき過ごし方③事前の計画と確実な実行が受験の成否をわける
夏休み期間の受験勉強を成功させる鍵は、事前のスケジューリングをどれだけ実行できたかです。
計画を立てるのは誰でもできますが、確実に実行するのは多くの受験生が挫折します。
そのため仮にあなたが計画をきちんと実行できたのであれば、周りの受験生よりも一歩差をつけられたといえるでしょう。
受験生が意識すべき過ごし方④夏休み中に基礎は完璧にして応用問題に取り組む
繰り返しになりますが、夏休み中に勉強する範囲は受験基礎問題です。
もちろん、目指す高校の偏差値によって受験基礎問題は変わる点には注意しましょう。
とはいえ、周りの受験生も受験基礎問題に取り組むので圧倒的に差をつけるためには、夏休み中に標準問題から応用問題まで取り組む必要があります。
そのためスケジュールはどんどん前倒しして、後半に空きを作り応用問題に取り組む時間を作っていきましょう。
受験生が意識すべき過ごし方⑤長く続けるのではなく適度な休憩を取る
夏は受験の天王山といわれるので、一気に勉強を加速させようと長時間連続で勉強しがちです。
しかし長時間の勉強は集中力が続かず、逆に効率が落ちてしまうことを知っていますか?
そのため長時間連続した勉強時間を確保するのではなく、1時間勉強したら5分程度の休憩を取るようにしましょう。
すると、集中力を一度リセットでき、次の勉強を効率的に行えるようになります。
受験生が意識すべき過ごし方⑥夏休み中は偏差値を5UPさせる絶好の機会
最後に意識することとしては、夏休み中は偏差値を5UPできる絶好の機会ということです。
夏休みは40日あり、毎日8時間の勉強をすれば320時間程度の勉強時間を確保できます。
この勉強時間を有効に活用すれば、偏差値5UPも夢ではありません。
偏差値5UPすれば、あなたが行きたいと思っている高校よりもワンランク上を目指せるため、夏休み明けの世界を自分で変えることができるのです。
受験生の夏休みの過ごし方が受験を決める理由とは?
ここまで受験生が夏休みの過ごし方で意識すべき点をお伝えしてきましたが、最後に、なぜ夏休みが受験の合否を決めるのかをまとめます。
具体的な理由は次の通りです。
● 目一杯勉強できる期間が夏しかない!
● 勉強の体力づくりができる!
● 友達と一緒に切磋琢磨できる!
それぞれ解説します。
目一杯勉強できる期間が夏しかない!
受験生にとって目一杯勉強できる期間は、夏しかありません。
夏を過ぎると中学校3年生最後のイベントが目白押しになり、そちらに一生懸命にならざるを得ません。
それに加えてまだまだ勉強が終わっていない範囲も多いので、定期テストにも気を抜けません。
ですから、基礎の復習を徹底できるのは夏休みだけと考え、できる限りの時間を取るようにしましょう。
勉強の体力づくりができる!
続いて、勉強の基礎体力づくりができるのも夏休みだけです。
正確には夏休み前から帰宅時間が早くなるので、できる限り3時間の自宅学習時間を確保するようにしましょう。
夏休みに8時間毎日勉強できるようになれば、2学期以降も学校から帰宅したあとに3時間勉強するのが苦ではなくなります。
このように勉強の体力をつけておくだけでも、2学期以降に成績が伸びるベースを作れます。
もちろん夏休みで思うように成果を発揮できない場合もありますが、勉強の体力がつけば受験ギリギリになって成績が急上昇することもあります。
そのため、夏休みは成績を伸ばすだけでなく成績を伸ばす下地づくりでもあると考えておくといいでしょう。
友達と一緒に切磋琢磨できる!
最後は、夏休みは友達と一緒に切磋琢磨できる期間でもあるからです。
中学校では定期的に登校日が設定されており、途中で自分が友達と比べてどれだけ進んでいるかを確認できます。
それに自由時間が増えるので、友達と一緒に勉強するのもいいでしょう。
すると、あなたと友達の間にどれだけの差があるのかや、足りていない点を確認できるはずです。
このように、夏休み期間を使って友達に負けないようにするだけでも、成績はぐんぐんあがっていきます。
受験生の夏休みの過ごし方は意外と過酷!?でも勉強に専念できるのはこの夏しかありません!
今日ここでお伝えしたのは、これだけやれば夏休みで一気に成績があがる方法です。
ですから、「かなり過酷」「絶対ムリ」と感じた受験生も多いと思います。
でも受験は誰のためでもなく、自分のためにやるのだと言うことを忘れないでください。
勉強は、やればやっただけ必ず結果が出るものです。
志望校の合格圏内に入る、または志望校をランクをアップさせたいなら、夏休みは死ぬ気で頑張りましょう!
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