【テスト対策:数学】今すぐ使える!計算ミスを減らして点数アップする方法
「テストで出来たと思った問題も計算ミスで×。思ってたよりも点数が取れなかった…」
数学の定期テストでこんな経験、ありませんか?
ミスというのは誰でも起こりうるものです。
ですが、「ミスが起こる原因がわかれば…?」「そのミスを減らす方法がわかれば…?」
そうです。その分、確実に点数アップが出来るわけです。
今回は計算ミスが多い中学生の特徴、そしてそのミスを減らす方法について解説します。
ここで説明する方法をきちんと実行すれば確実に計算ミスは減りますので、すぐにテストで10点アップも夢ではありません。
ぜひ最後まで読んでみてください。
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計算ミスが多い中学生の特徴①途中式を書かない
計算ミスの原因で最も多いのがこの途中式を書かないことです。
数学の問題を解く中ではたくさんの計算が必要になってきますが、計算ミスが多い中学生は、「これくらいの計算は暗算できるから…」「途中式を書くのがめんどくさい」と、つい頭の中だけで計算してしまいがちです。
実は、この「つい」が大きな落とし穴。
この「つい」でうっかりケアレスミスをしてしまえば、その後の計算はすべて間違ってしまい、あとから見直しても、途中式が書いていないためにどこで間違ってしまったかわからない、という悪循環に陥ります。
どんなに簡単な問題でも暗算はせずに途中式を書いておくことが大切です。
さらには見直したときにわかりやすいように、なるべくきれいな字で書くことを心がけましょう。
計算ミスを減らす途中式の書き方「=を縦に揃える」
ここで一つ、計算ミスを減らす途中式の書き方のポイントを紹介します。
それは「=を縦に揃える」というものです。
計算ミスが多い中学生は計算式をだらだらと続けて横に書いてしまうことが多いです。
例えば、
1+2×3+(4×5÷2)-6
という計算式があったとします。
これを解くときにどういう途中式を書きますか?
1+2×3+(4×5÷2)-6=1+6+10-6=・・・
と、つい横に続けたくなってしまいませんか?
テスト用紙の幅が許す限り、横に続けてしまう人も多いはず。
「=を縦に揃える」というのは、
1+2×3+(4×5÷2)-6
=1+6+10-6
=・・・
こういうことです。
これくらいの計算なら…と思っても、イコールを縦に揃えることでミスは必ず減ってきます。
なぜなら、見直す時に間違えた箇所が見つけやすいから。
また、一行目の最初の計算で間違える確率が高いため、必ず最初の=から改行するようにしてください。
計算ミスが多い中学生の特徴②時間配分が苦手
計算ミスが多い中学生には、時間の使い方が苦手という特徴もあります。
計算ミスのようなケアレスミスは、時間に追われる「焦り」から来ることが多いからです。
やみくもに問題を解いていくだけでは、途中で分からない問題にぶつかった時にそこに時間を取られ、最後の方の問題を解く時間が足りなくなります。
そういった時間がない中で焦って問題を解くことは、計算ミスをしやすい大きな原因となるのです。
わからない問題は後回しにし、分かる問題から確実に解いていくようにしましょう。
計算ミスが多い中学生の特徴③見直しをしない
最初にお伝えしたように、ミスというのは誰にでも起こりうるものです。どんなに気を付けて計算をしても多少はミスをしてしまいます。
それを考えずに、出来た問題は見直しをせず、やりっぱなしだと、せっかくわかっている問題で点数を取れず、勿体ない結果になってしまいます。
そこで、テストでは必ず見直しの時間を取っておくようにしましょう。
例えばテスト時間が45分だったら、35分で最後の問題まで目を通し、残りの10分で見直しをします。
必ずしも満点を取る必要はないのです。
出来る問題を確実に点数にする意識を忘れないようにしましょう。
まとめ:中学生が計算ミスを減らす方法は?
ここまで計算ミスが多い中学生の特徴とそれに対しての計算ミスを減らす方法を紹介しましたが、いくつか当てはまることがあったでしょうか?
計算ミスがあるのは当たり前。
それをテスト終了までの時間にいかに修正し、点数アップに繋げられるか、がポイントになってきます。
最後に、計算ミスを減らす方法のまとめです。
1. 簡単な問題でも必ず途中式を書く。途中式は丁寧に、=を縦に揃えて見やすく
2. 分からない問題は後回しに。時間配分を考えて焦らず、分かる問題から確実に
3. 残りの10分は見直し時間にキープ。「ミスは必ずある!絶対に見つける!」の精神で
計算ミスを減らすことは必ず点数アップにつながってきます。
さっそく、次の定期テストで実行してみてください!