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小学生が家庭学習で学力を伸ばすコツとオススメ通信教材5選!

小学生の家庭学習は、「まだ小学生だし」「もっと遊ばせてあげたい」と思う反面、「今から頑張らせれば受験が楽になるのに…」と、いろんな思いが交差する悩ましい問題だと思います。

とは言え、あまりにテストの点数が悪ければ「やっぱり家で復習くらいはさせなくちゃ」と焦ってしまいますよね。

もし、お子さんが家庭学習を自ら率先してするようになり、テストの点数や通知表の成績があがったら…「そんな夢みたいなことないでしょ」と笑ってしまうかもしれませんが、実は、学習のやり方、進め方次第なんです。

そこで今日は、小学生が家庭学習で学力を伸ばすコツとオススメ通信教材10選をお伝えします。

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小学生が家庭学習で学力を伸ばすコツ

家庭学習を成功させるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。親御さんがお子さんの学習を見てあげる場合に、やりやすい方法を紹介します。

① 基礎を徹底する

家庭学習では、学校で習った内容を「復習」することが基本になります。 特に小学生のうちは、算数の計算や国語の漢字など、基礎的な学習がとても重要です。基礎がしっかりしていれば、次の学年に進んだときもスムーズに新しい内容を理解できるようになります。また、基礎を繰り返し練習することで、授業中も自信を持って学習できるようになります。

小学生の家庭学習の具体例
低学年
・毎日計算ドリル1ページを読む。
・音読を5分間行う(国語の教科書や好きな本を活用)。

高学年
・自主学習ノートを作り、その日の授業内容を簡単に振り返る。

やること(一例)
・算数で習った公式をノートに書き、簡単な練習問題を解いてみる。
・理科と社会の授業内容について、授業中は気づかなかった部分を調べて「なぜなのか?」「どうしてこうなったのか?」と考えてみる。

※「自主学習ノート」は、自分で授業の内容を振り返りながら整理するためのツールです。自分なりに考えて記録することで、理解が進み、記憶にも残りやすくなります。

② 楽しみながら学べる工夫をする

家庭学習を苦痛に感じていると、当然ですが家庭学習は続けられません。そこで、 ゲーム感覚で楽しめる教材や、親子で一緒に取り組めるクイズ形式の学習などを取り入れ、学びは楽しいものという感覚や意識を持てるようにしましょう。

おすすめ学習例
・タブレット学習でキャラクターと一緒に問題を解く。
・親子で一緒に「計算スピード競争」。

③ 環境を整える

家庭学習の成果をあげるためには、集中できる環境が必要です。 リビングや子ども部屋に、決められた時間だけでも学習専用スペースを作ってあげるとやる気が出ます。

小学生向け家庭学習の教材5選とその特徴

2024年版のおすすめ家庭学習教材・10選を紹介します。小学生向けの通信教育は種類が多く、選ぶ場合にはお子さんの学習スタイルや学習する目的に合った教材を選ぶことが大切です。
代表的な通信教材の特徴やメリット・デメリットを紹介しておきますので参考にしてください。

① 進研ゼミ小学講座(ベネッセ)

わかりやすい教材と楽しい学習アプリで人気があります。教材が紙ベースである点に加えて、デジタル教材も充実しているため、紙での勉強とデジタルの両方を組み合わせた学習ができます。
学年ごとのステップアップがしやすく、お子さんのペースに合わせた学習ができるのが強みです。

メリット: 紙とデジタル教材のバランスが取れている。学習アプリが使いやすい。
デメリット:価格がやや高い

② スマイルセミナー(ジャストシステム)

スマイルゼミはタブレットを活用した学習スタイルが特徴です。アニメーションやゲーム感覚で理解できるなど、勉強のモチベーションをアップしやすいと評判です。また、学習の進捗状況が保護者に報告されるので、子どもの成長を確認しやすい点も魅力のひとつです。

メリット: タブレットの直感的な操作で学習が進むので、モチベーションを保ちやすい
デメリット: タブレット学習に依存するため紙教材に慣れない

③ Z会小学生コース

Z会は困難度の高い問題や読解力を養う問題が多いのが特徴で、中学受験やハイレベルな学習を考えている家庭におすすめです。添削指導があり、理解度をしっかり確認できるため、学力の確保を重視したい場合に最適です。

メリット: 添削指導がある。難易度の高い問題で力を伸ばせる。
デメリット: 受講料が高い。小学生にはややハードルが高い。

④ まなびwith(勝負)

まなびwithは、基礎学力をしっかりと養いながらも、表現力や思考力を育てる教材構成が魅力です。毎月届く教材は、お子さんが無理なく学習に取り組めるように工夫されています。親御さん向けのサポートも充実しており、学習サポートがしやすい点も評価されています。

メリット:楽しみながら学べる教材。表現力や思考力を伸ばす構成。
デメリット: 内容が基礎中心なので、応用問題が少ない

⑤ RISU算数

算数に特化したRISU算数は、算数が得意な子どもや、算数をもっと得意にさせたいと考える親御さんに人気です。個別にレベルを合わせた学習が可能で、苦手や得意に応じて最適な学習を進められるのが特徴です。

メリット:算数特化型。苦手分野を克服しやすい。
デメリット: 他の教科書がないため、総合的な学習には向かない

小学生に通信教育は効果的?メリット・デメリットで検討しよう

小学生の通信教育は、家庭学習の楽しさと自主的に勉強を進める効果が期待されますが、その一方では、子どもの個性によっては向き不向きがあることも事実です。
そこで通信教育のメリット・デメリットを紹介しておきますので、お子さんに効果的かどうかを判断する参考にしてください。

通信教育のメリット

1.自分のペースで学習できる
通信教育では、学校のペースに合わせる必要がなく、お子さんの学習ペースに応じて取り組むことができます。このように個別の理解度に合わせた学びが可能です。

2. すきま時間で学習できる
放課後の習い事などで特別な時間が確保できなくても、ちょっと空いた時間に学習できるので、時間を無駄なく使えます。

3. 社会的なコミュニケーション能力が身につく
通信教育では、わからないことを自分で質問できるので、自分の考えを伝える力も養うことができます。この過程で自己表現や問題解決能力が育むことも可能になります。

デメリット

1. 自主性が求められる
通信教育は、学校や塾と違い、決まった時間に強制的に勉強するわけではないので、自分から学習を始める必要があります。特に低学年のうちは、親御さんのサポートがないと習慣にするのは難しいです。

2. 友達ができない
通信教育は基本的に自宅での学習が中心になるため、学校や塾のように友達と一緒に学ぶ機会がありません。

3. 親御さんのサポートが必要
通信教育では、親御さんが日々の学習状況を把握し、必要に応じてサポートを行う必要があります。親御さんの積極的な関わりが必要なので、忙しい家庭では難しい場合もあります。

まとめ:通信教育を検討する際のポイント
通信教育は、まずお子さんの性格や学習スタイルを考慮し、家庭でのサポート体制を整えられるかどうかを考えましょう。
無理なく続けられるかは、体験版やサンプル教材があることが多いので、実際にお子さんが楽しんで学習しているかどうかを確認することをおすすめします。

小学生のうちから家庭学習が大切な理由

勉強は早くからやった方が身につくと言う考えと、相応の年頃になってからでないと意味がないという考えがあります。
ここでは、小学生のうちからでも、家庭学習がとても大切な理由を紹介しておきます。

勉強する習慣を身につける
小学生の時期は、新しいことを吸収する力がとても高い時期です。この時期に家庭学習で「毎日コツコツ勉強する習慣」を身につけることは、その後の学校生活や将来の学びに、大きく影響します。一度、習慣を身につけてしまえば、勉強が苦にならないので、自然と机に向かえるようになります。
このような習慣は、授業内容が難しくなる中学生や高校生になってから、大きな強みになります。

一人でも机に学習できる、勉強のやり方を身につける
家庭学習では、親のサポートを受けながらも、自分一人で自分の問題を解決し、考えたりする練習ができます。このプロセスは「自学自習」の力を育てる上で、とても重要です。一人で勉強が進められる力、調べる力、考える力がつくと、学校の授業や宿題だけでなく、受験やその先の学びでも大きく役立ちます。また、困難なことにぶつかっても、どう解決したらいいか、考え実行する経験につながります。

自己肯定感を育む
家庭学習を続ける中で、できなかった問題が解けるようになったり、テストで良い点数を取れたりすると、「自分にもできた!」という達成感が得られます。この成功体験を積み重ねていくと、自分自身を認める力がつき、自己肯定感が育まれていきます。自己肯定感は、学力だけでなく、心を成長させ、精神性を高め、社会性を養うための土台にもなる、健やかな成長になくてはならないものです。

家庭学習の5つのメリット

小学生のうちから家庭学習を継続することで得られる、5つのメリットを紹介します。家庭学習の成果は成績アップだけでなく、子どもを成長させてくれることが非常に大きいです。

長時間の集中力が身につく

毎日の家庭学習を習慣化することで、少しずつ集中できる時間が長くなっていきます。集中力がつけば、学校の授業や宿題にも集中して取り組めるようになります。

学校の授業についていけるようになる

家庭学習で予習復習を行うと、学校の授業内容がスムーズに理解できるようになります。苦手な科目を克服し、得意科目をさらに伸ばすことも可能です。

自己管理能力が養われる

「いつ何を勉強するか?」を計画して実行する経験を積めるので、時間を上手に使う力がつき、自己管理ができるようになります。

目標を達成できる・目標に挑戦できるようになる

家庭学習で小さな目標を設定し、達成する経験を積み重ねていくと、「やればできる」という成功体験を毎日、得られるようになります。この経験は将来、大きな目標に挑戦する原動力になります。

受験やテスト勉強がラクになる

家庭学習の習慣が身につければ、受験やテスト前の勉強もスムーズに進められ。勉強時間も短時間で済みます。そうすれば、テスト前や受験勉強に苦しむことがなくなります。

小学生が家庭学習を継続する5つのコツ

家庭学習は毎日コツコツと続けなければ意味がありません。小学生が家庭学習を継続するコツを6つ紹介していきます。

継続するコツ①好きな教科や得意科目からスタートする

勉強は我慢が必要なので、心理的な壁が大きく、スタートするまでに時間がかかってしまい、何もしないうちから「嫌な気持ち」になってしまう子が多いです。
そんな勉強しはじめのイヤイヤをなくすためには、まず好きな教科や科目からスタートするようにしましょう。

継続するコツ②テストの結果よりもプロセスを評価してあげる

テストは、結果よりもプロセスを評価してあげるようにしてください。
人間ですから当然、テストのときに調子が出ない、運悪く勉強してない所が出題されたなど、家庭学習を行っていても、点数を落としてしまうことがあるからです。
もしここで怒られてしまうと、やる気をなくしてしまいますし、親御さんを恨んでしまう場合だってあります。
お子さんが頑張っていることは、点数という結果を評価せずに、過程評価してあげましょう。

継続するコツ③教材は、楽しんで学習できるものを選ぶ

小学生の勉強のスタートは低学年からになるので、教材の選定は楽しみやすく継続しやすいことを優先しましょう。
また、ノートをキャラクターのものにする、計算ドリルを解いていくとポイントがたまり、〇ポイントでご褒美があるなども学習の楽しみが増えます。
苦手の克服は、高学年になったら重点的にしてください。

継続するコツ④勉強できる環境を用意してあげる

また勉強できる環境を、用意してあげるのも重要です。
勉強するときに机が汚い、漫画やゲームがお子さんの部屋に散乱している等の環境では、集中力が削がれてしまいます。
親御さんがお子さんをうまく誘導して勉強部屋の片付けを行い、取り組みやすい環境を作りあげていきましょう。

継続するコツ⑤どうしても家庭学習が苦手なら家庭教師の先生に依頼するのもあり!

勉強はつらいものです。ですから、どうしても自分ひとりではできない子もいます。そんな場合は、家庭教師に依頼してみましょう。

家に帰ってきて机に座れない、苦手を抱えすぎていて1人では勉強できないなど、一人ひとりの状況に応じた家庭学習をサポートしてくれるのが家庭教師の強みです。

最近は多くの家庭教師センターで無料体験を行っているので、気になる場合は、一度、資料請求か問い合わせをしてみましょう。

小学生の家庭学習は学力を伸ばすコツを押さえよう

小学生の家庭学習は、学力を伸ばすだけでなく、将来の学びの土台を作るためにも非常に重要です。また、せっかくやるのですから、グングン学力が伸びるよう、親御さんがコツ押さえてあげましょう。

まず、基礎をしっかりと固めましょう。小学生の学習内容は、全ての学びの基礎となる部分です。 計算力や漢字の習得といった基本的なスキルがないと、その後の学習が続きません。
さらに、家庭学習での復習で、「自分で考える力」を育てていかないと、将来、困難に立ち向かえなくなります。必ず、自分で考える習慣をつけてあげてください。

次に、家庭学習を楽しいものにする工夫も重要です。子どもが「勉強は楽しい」「もっとやってみたい」と感じられるよう、親子で一緒に楽しむ工夫や、ゲーム感覚で学習できる教材を利用しましょう。タブレット教材や親子での学習ゲームは、子どものモチベーションを高めるのに最適です。

さらに、学習環境を整えることも、家庭学習を成功させるカギになります。リビングや子ども部屋の一角に、勉強に集中できるスペースを用意し、必要最小限の道具を揃えるだけでも、お子さんの学習意欲を引き出す効果があります。

通信教材についても、上手く活用すれば大きな助けになります。 教材各社の利点や勉強のやり方を知り、お子さんの性格や学び方に合った教材を選んであげるようにしてください。

この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

メッセージ:
小学校時代、いじめや人間関係の悩みから不登校を経験。学校に行けなくなり、自分に自信をなくした時期もあったが、勉強を通じて少しずつ自分を取り戻していった。そんな経験から、不登校で悩む子どもたちに寄り添い、安心できる環境を提供することに力を入れている。一人ひとりの状況に合わせた指導で、学ぶ楽しさや自信を取り戻す手助けを行っている。

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