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実力テストと定期テストの違いと、点数を上げる効率的な勉強法

「実力テストと定期テストってどう違うの?」
「どっちの勉強を優先すべき?」
「両方とも点数を上げる方法を教えて欲しい」

こんなことでお悩みではありませんか?

実力テストと定期テストの違いとは…、

ズバリ!内申点に関わってくるかどうかです。

とは言え、

「どちらを優先すればいいのか?」
「どんな勉強をしたら点数が上がるのか?」
「内申点に関係なければ勉強しなくていいか?」

…等も知っておきたいところですよね。

そこで今日は、実力テストと定期テストの違いを詳しく解説していきます。
これを読むと、両方のテストをどのように勉強していけばいいのか分かるので、ぜひ最後までお読みください。



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実力テストと定期テストの違いとは?

実力テストと定期テストの違いとはなにがあるのでしょうか?

その違いを知るためには、実力テストの特徴と定期テストの特徴両方をおさえなければなりません。

結論からお伝えすると、学力の底上げができるのが実力テストで、内申点に直結するのが定期テストです。

この項目では、この違いを詳しく解説していきます。



実力テストの特徴

実力テストの特徴を知るためには、以下2つの項目に分解して解説していかなければなりません。

1. 現在の学力を測るテスト
2. 学力の底上げが目的のテスト

この両者の違いが分かれば簡単に実力テストの特徴が分かるので、詳しく解説していきます。



現在の学力を測るテスト

実力テスト最大の特徴は、現在の学力を測るテストである点です。

なぜなら、実力テストは今まで習ったことがすべて出題範囲で、しかも応用問題ばかりの難問が出題されるからです。

学力の定着度合いを確認する実力テストもありますが、基本的に実力テストは自分の学力を底上げするのが目的であると考えておいて大丈夫です。

そして学校の授業で扱ったことがない問題が複数出題される傾向にあるので、今すぐ解かなければならないといったテストではない点を覚えておきましょう。

特に中学校3年生になると、入試の得点力を測る意味で点数に戦々恐々としてしまう子もいるので、焦らないことを意識してください。



学力の底上げが目的のテスト

実力テストはテスト後の解き直しで、自分の学力の底上げが可能なテストです。

ですから実力テストでは、応用問題の中でも特に難しい難問への対応力が試されます。

特に3年生の実力テストでは、 中学校1年生から2年生にかけての知識が統合的に試される問題が複数、出題されます。

知識が統合的に試される問題は、慣れていないと非常に混乱してしまうので、多くの生徒が苦手としています。

ただ、きちんと実力テストの解き直しをして、 中1年生と2年生の復習をすれば、自然と解けるようになるはずです。

繰り返しになりますが、実力テストの点数を見て焦るのではなく、今後の勉強方針を立てるために利用していきましょう。



定期テストの特徴

続いて定期テストの特徴を解説していきます。

定期テストの特徴は以下の2点に分かれると考えられます。

1. 内申点に直結するテスト
2. 学習した範囲の復習が出題されるテスト

この上記2点をきちんと理解すると、定期テストの特徴をおさえられます。



内申点に直結するテスト

定期テスト最大の特徴としては、内申点に直結するテストであるといった点です。

なぜなら、定期テストの点数は学校の成績表に加味される評価となっているからです。

内申点がどのように算出されるのかというと、基本的に1年生から3年生2学期までの成績を平均化して確認します。

もちろん、学校や都道府県によって内申点の評価方法が異なるので、全て同じ評価で算出されるとはいえません。

ただ、1年生の1学期の中間テストから、高校入試で使われる内申点が評価されていると考えておきましょう。



学習した範囲の復習が出題されるテスト

また定期テストは、学習した範囲の復習が出題されるテストです。

なぜなら、学習の到達度合いや定着率を確認するために、学校の先生が用意しているテストだからです。

内申点が定期テストで決められる以上、学校で習った問題以上を出題してはいけないルールになっています。

もし仮に実力テストと同様に、学校の授業で習っていない問題が出題されたらどうなるでしょうか。

答えは簡単で塾や家庭教師といった、外部の学習機関にお金をかけられるご家庭のみが有利になるテストとなってしまいます。

実力テストのような問題がたくさん出される定期テストは、学習の定着度合いが確認できず公平なテストではないと判断できますよね。

ですから高校入試に必要な内申点を出す定期テストは、学校で習った範囲の復習問題しか出題されません。



実力テストと定期テスト、どちらを優先すべき?

さて実力テストと定期テストは、どちらを優先すべきなのか分からない子も多いですよね。

この答えとしては、まず定期テストを優先すべきです。

もちろん都道府県によっては、学校が定める内申点を高校受験時に全く見ないといったところもあります。

ただ国立高校(高専など)を受験する場合には、内申点を見られる傾向が高いです。

そのため進路を狭めないといった意味で、高い内申点を保持しておきましょう。

まずは、定期テストの勉強をして、高い点数が取れると自信を持てたら実力テストの勉強を行うとよいでしょう。



実力テストの勉強方法

では実際に、実力テストの勉強方法について解説していきます。

具体的な実力テストの勉強方法は以下の通りです。

● 長期休みをきちんと利用する
● 教科書の標準問題を解けるようにする
● 長期間の勉強計画を立てる

以上3点を意識しながら勉強を進めましょう。



実力テストの勉強方法①:長期休みをきちんと利用する

実力テストの勉強をするには、長期休みを利用しましょう。

なぜなら、実力テストで問われる知識の統合問題は、1問を理解し、解いていくのに時間がすごくかかってしまうからです。

そのため長期休みという、勉強に長い時間を割ける期間を上手に利用するのが効率的な方法です。

逆に学校のある通常授業期間に実力テストの勉強をしてしまうと、定期テストの勉強もあって時間が取れず、結果として非効率的になってしまいます。

基本的に実力テストの勉強は、長期休みに絞ってやると知っておきましょう。



実力テストの勉強方法②:教科書の標準問題を解けるようにする

長期休み期間中に行う実力テストの勉強は、教科書の基礎問題から標準問題までが解けるようになっておくと良いでしょう。

応用問題ばかりの難しい問題の中でも、基礎問題や標準問題は出題されるので、まずはカンタンな問題を確実に解いて得点しておく必要があるからです。

そして、公立高校入試において応用問題に分類されるのはおよそ20%です。

そのため、応用問題の演習に時間を割いたとしても、得点率は 一向に向上しません。

お子さんに成功体験を積ませるには、まず劇的な点数変化が必要なので、基礎と標準問題に絞って勉強を行いましょう。



実力テストの勉強方法③:長期間の勉強計画を立てる

最後に実力テストの勉強計画は、長期間にわたって立てておくことをオススメします。

なぜなら、1回の長期休みで実力が必ずアップするとは言い切れず、お子さんの苦手によっては1年間くらいは低空飛行を続けてしまう可能性もあるからです。

長期間の勉強計画を立てる上で受験までに時間が足りないとなれば、学校の授業がある時期にも英単語の復習や基礎計算など、ゆるくてかまわないので実力テストに向けた勉強を加えていきましょう。

基本的に実力テストでの得点力を向上させるためには、長い期間がかかると考えておくべきです。



定期テストの勉強方法

さて定期テストの勉強方法ですが、以下の3点を意識して勉強していきましょう。

● 1ヶ月前から勉強を始める
● テキストは3周行う
● 副教科の内申点も取り逃がさない

より詳細に解説していきます。



定期テストの勉強方法①:1ヶ月前から勉強を始める

定期テストの勉強ですが、理想は1ヶ月前からの勉強です。

なぜなら、テスト1週間前にのみ勉強するのでは、時間が圧倒的に足りないからなんです。

特に年次が上がっていくにつれ、勉強しなければならない範囲が増えるので、3年生は最低でも3週間程度の勉強期間が必要です。

テスト1か月前であれば、ワークをやり込んだり、学校の教科書を読み込んだりなど様々な課題にチャレンジできるので、ぜひ1ヶ月前から勉強を始めてください。



定期テストの勉強方法②:ワークは3周する

定期テストの中で最も重視しなければならないのが、学校のワークを3周することです。

なぜなら、学校のワークから定期テストに出題される確率は、最も高いからです。

そのため学校のワークは出来る限り3周以上するようにして、同じ問題が出てきたときにはすぐに解けるようにしておきましょう。

また回数によって、ワークでやるべき内容も異なってきます。

具体的には以下のとおりです。

● 1回目→何も見ずに学校ワークを解く
● 2回目→1回目で間違った問題を中心に解く
● 3回目→2回目で間違った問題のみを解く

こうすれば時短で効率的に学校ワークを解いて行けるので、参考にしてください。

また理社のワークに関して、赤シートで隠せるように答えを赤で書いておくと暗記に役立ちます。

この方法は先生の許可が必要なので、必ず確認しておきましょう。



定期テストの勉強方法③:副教科の内申点も取り逃がさない

最後に副教科の内申点も、絶対に取り逃がさないでください。

なぜなら、副教科の内申点も高校入試には必要だからです。

高校入試において副教科の内申点も5教科の内申点と同様に扱われるので、期末テストや学年末テストでは気を抜かず、副教科にも取り組んでください。



実力テストで点数アップできる、塾の半分以下の時間で圧倒的な結果を出せる勉強法とは?

実力テストは今まで学んだ知識を総動員しないと解けない、総合的な学力や応用力が試されるテストです。

このような実力テストで点数アップするには一夜漬けの勉強で間に合うはずもありません。

日頃からコツコツと勉強の基礎を身につけていかないと実力テストの問題には到底、歯が立たないのです。

「どうしよう…、うちの子、基礎からできない」

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お子さんの「できない」の思い込みを一気に改善する勉強法とは?

ズバリ!

予習復習です。

「えっ、それだけ?」

そう思われた方もいらっしゃると思います。でも…

お子さんは予習復習のやり方を知っているでしょうか?

小学校の頃は前回の単元の復習と、今日学ぶことの予習が授業の中に組み込まれていました。だから予習復習しなくても授業の内容が誰でも理解できたんです。

ですが、中学校になると予習復習の時間はなくなり、授業では新しい単元だけを学ぶだけ。

つまり予習復習をしていないと、授業の内容が理解できずあっという間についていけなくなってしまうんです。

このように予習復習はとても重要なのですが、学校や塾で予習復習のやり方は教えてくれません。

そして勉強が苦手、「できない」「わからない」と言っている子のほとんどは予習復習のやり方を知らない子たちです。

つまり、テストの点数が悪い子は、勉強ができないのではなく、勉強のやり方を知らないだけなのです。

これではいくら机に向かったとしても成績が一向に上がらず、勉強が嫌いになってしまうのも当たり前の話です。



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だからこそ、ゴーイングでは毎日の家庭学習として予習復習を習慣にしてしまう指導をしています。



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学校の授業

たったこれだけの予習をするだけでも、授業中「あ、昨日『わからない』ってチェックしたところだ」と気づきます。
そうすれば、わからないところを重点的にしかも集中力をもって聞くことができるので、授業の理解度がグンとアップ!

今まで『わからない』ことだらけで退屈だった授業が、どんどんおもしろくなっていくのがわかります。



復習のやり方

学んだ知識を自分のものにするためには、その日のうちに復習することがなによりも大切。でも何を復習したらいいのか、お子さん1人ではわかりませんよね。

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お子さんのペースや理解度に合わせて、やるべきことを絞っているから、お子さん一人でもラクラク復習できます。



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一緒に頑張りましょう!ご連絡お待ちしております。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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