勉強のやる気を出すスモールステップと集中力を上げる生活習慣!
「勉強しようと思っても全然やる気にならない…」
「どうしたらやる気が出るの?」
「勉強のモチベーションがもっとあったらいいのに!」
こんなことでお悩みではありませんか?
勉強のやる気が全く出ない中学生や高校生はもちろんですが、社会人になっても多くの方が、やる気やモチベーションの問題に苦しんでいます。
特に中学生・高校生は受験もあるので、やる気が出るか出ないかは自分の進路にも大きく関わってきます。やる気がない自分を、絶対になんとかしたいですよね。
そこで今回の記事では、勉強のやる気が出ない原因や勉強のやる気を出すスモールステップと集中力を上げる生活習慣を解説していきます。
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勉強のやる気が出ない原因とは?
まずは、勉強のやる気が出ない原因を知っておきましょう。
対処法については後ほど詳しく解説しますが、原因が分かれば、対処法も自分のやり方に合わせて工夫していけます。
原因①:成功体験がない
勉強に関する成功体験がないと、勉強のやる気は大きく下がります。
なぜなら、成功体験がない=上手く行く未来が見えないからです。
例えば、『社会の点数はとても高いから今度も大丈夫!』、と得意教科に関しては前向きに勉強しますが、『数学は前も勉強時間の割にはあまり点数取れなかったな…』、と不得意な教科は勉強に手が伸びません。
得意な教科は勉強時間が伸び、不得意教科は勉強時間が少なくなってしまい、そこから不得意教科の点数が下がるというのはよくある光景です。
この原因の根本は、成功体験を実際に体験したかどうか。ですから、苦手教科では目標を低く設定して、成功体験を増やすようにしましょう。
原因②:勉強の環境が整っていない
また、勉強の環境が整っていないことも勉強へやる気が下がる原因の1つです。
なぜなら、必要なプリントがすぐに見つからなかったり、ワークが見つからなかったり、環境が整っていないと、勉強するハードルが上がってしまうからです。
他にも、スマホやゲームの誘惑が見えたり、テレビの音が聞こえたりすれば、勉強に集中できるはずがありません。
逆に、勉強に取り掛かれるハードルが下がれば下がるほど、やる気は高まります。
ストレスなく、思い立ったらサッと勉強に取り掛かれるよう、机回りの環境整備には気をつかいましょう。
原因③:勉強ができない不安や焦り
特に中学3年生や高校3年生に多いのですが、勉強ができなくて焦っている子ほど、勉強のやる気が削がれてしまいます。
なぜなら、やることが膨大にありすぎて、どこから手をつけなければならないのかが分からず、不安になっていると身動きできなくなってしまうからです。
すると、精神的にサボることも出来ず、なのに勉強する気にもなれず、最悪な状態に陥ってしまいます。
受験生に限らず、テスト前にこうなってしまう子も多いです。
どれだけ受験やテストへのカウントダウンが始まっていたとしても、まずは落ち着いて深呼吸しましょう。そして、テストまで毎日、何を勉強していくかをしっかりと決め、最善を尽くせるようにしてください。
原因④:疲労や睡眠不足でパワーが出ない
疲労や睡眠不足は、集中力や記憶力を大幅に低下させます。体と心がリフレッシュされていない状態では、どんなにやる気を出そうとしても限界があります。休息や睡眠が不足していると、学習の効率も悪くなるため、まずは十分な休息を取ることが重要です。無理に勉強を続けるより、質の良い睡眠を心がけ、効率的に勉強できる身体の状態を作っていきましょう。
原因⑤:勉強のやり方がわからない
正しい勉強方法を知らないと、やる気が出ないのは当然です。どこから手をつけて良いかわからず、効率の悪い方法で進めてしまうと、成果が感じられず、ますますモチベーションが下がってしまいます。
まずは自分に合った学習スタイルや計画を見つけることが大切です。例えば、短時間集中型の勉強法や、具体的な目標を立てる等が効果的なやり方です。また、他の人の成功例や勉強法を参考にするのも良いでしょう。
勉強のやる気を出すスモールステップ
いきなりやる気を出そうとしても、思ったようにやる気が出ず、精神的に疲れてしまうことが多いです。「今日はなんとかやる気を出したい!」と思った日は、スモールステップで学習を進めましょう。準備しているうちに、だんだんやる気になってきます。
ステップ①:まずは環境を整えよう!
部屋と机の整理整頓
勉強に集中するためには、環境を整えることが大切です。散らかった机や部屋では気が散りやすく、集中力が続きません。シンプルに必要なものだけを机に置き、余計な物は片付けるようにしましょう。整理された空間は、気持ちもリセットされ、勉強に対するモチベーションを上げてくれます。
きちんとした服を着る
「服装が変わると気分も変わる」という言葉があります。家で勉強する際にも、パジャマやリラックスしすぎる服装ではなく、少しきちんとした服を着ると、気持ちが引き締まり、集中力が高まります。外出する気持ちで服を選ぶと、勉強モードに切り替えやすくなります。
気温を下げる
室温も勉強に大きな影響を与えます。あまりに暑い環境では、体がだるくなり、集中力が持続しません。快適な温度に設定し、特に暑い日にはエアコンや扇風機を使って適度に涼しい環境を保ちましょう。少し涼しい方が脳の働きが活発になり、勉強の効率が上がります。
ステップ②:短時間から始めよう!
やる気が出ないときは、最初から長時間勉強するのではなく、まずは短時間から始めてみましょう。例えば、タイマーを15分にセットして、その間は集中するようにします。短い時間なら負担が少なく、少しずつやる気が高まってくることが多いです。
ステップ③:小さな目標を立てよう!
大きな目標を立てると、やる気を失いやすくなります。代わりに、今日やるべき具体的な小さな目標を設定しましょう。例えば「英単語を5つ覚える」「1ページだけ問題集を解く」といったカンジです。小さな目標でも達成感が得られるとモチベーションも上がるので、次のステップに進みやすくなります。
ステップ④:成功を記録しよう!
日々の達成感を積み重ねるために、勉強できた内容や進んだ量を記録しましょう。カレンダーにチェックを入れるだけでも、目に見える形で成果が残るため、勉強を続けるモチベーションになります。少しずつ進んでいることを目で見て実感できると、やる気も継続します。
ステップ⑤:ご褒美を設定しよう!
勉強の後に楽しみがあると、やる気が出やすくなります。例えば「30分勉強したら好きな動画を見る」「問題集を1章終わらせたらスイーツを食べる」といった小さなご褒美を設定しましょう。達成感とともに楽しみが待っていると、「これだけ頑張れば、あとはて…!」と、やる気が自然とわいてきます。
ステップ⑥:休憩をちゃんと取ろう!
ずっと勉強し続けるのは効率的ではありません。集中力が途切れたら、短い休憩を取ってリフレッシュしましょう。例えば、25分勉強して5分休む「ポモドーロ・テクニック」などを活用すると、メリハリをつけて勉強に取り組めます。休憩中にはストレッチや軽い運動をすると血流がよくなり、脳の疲れも解消されます。
ステップ⑦:時には勉強する場所を変えよう!
同じ場所でずっと勉強していると、飽きてしまい、気分が乗らなくなることがあります。そんなときは、カフェや図書館、時には公園など、場所を変えて勉強してみましょう。新しい環境は良い気分転換になるので、集中力も回復します。気持ちをリセットして、新たな気分で取り組むことを心がけると、勉強がはかどります。
ステップ⑧:勉強しない日も設定しよう!
休息も大切です。毎日勉強し続けると、疲れがたまりやすく、モチベーションが下がることがあります。そこで、週に1回でも「勉強しない日」をあえて設定することで、心身のリフレッシュができます。完全にオフの日を作ると、次の日からリフレッシュした状態で勉強に取り組むことができるので、効率もアップします。
勉強のやる気を安定させ集中力を上げる生活習慣
一度出したやる気はなんとか継続して欲しいもの。そして、やる気があるうちに勉強に集中してしまえば、もう勉強が苦にならなくなります。
こんな風にやる気と集中力を自在に操れたら、どんなにラクになれることか。
そこで、やる気を安定させ、集中力を上げるのに欠かせない生活習慣を紹介していきます。やる気も集中力も、健康的な身体あってのことですから、体の調子を整えていきましょう。
睡眠の質を上げる
規則正しい睡眠時間の確保
質の高い勉強には、質の高い睡眠が欠かせません。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるリズムを作ることで、体内時計が整い、頭の働きがよくなります。十分な睡眠時間を確保すると、翌日の集中力ややる気は格段に向上するので、ぜひ試してください。
眠るための環境を整える
快適な睡眠環境も重要です。部屋を暗くし、静かな環境を整えることで深い眠りが得られます。また、寝る前にスマホやPCを使わないようにすると、脳がリラックスし、入眠しやすくなります。質の良い睡眠は、次の日の勉強へのエネルギー源です。
朝の時間を有効に使う
朝は一日の中でも集中力が高まりやすい時間帯です。この時間を勉強に充てると、スムーズに学習を進められます。少し早めに起きて朝食前に勉強する習慣を身につけると、1日を有効に使うことができ、気持ちの良いスタートが切れます。
決まった時間に勉強を始める
毎日決まった時間に勉強を始めるルーチンを作ると、脳が「勉強する時間」としてその時間を認識し、スムーズに集中できるようになります。一定のリズムで学習を続けると、勉強の習慣が身につき、やる気も安定しやすくなります。
瞑想や深呼吸などを取り入れる
瞑想や深呼吸は、心をリラックスさせ、頭をクリアにする効果があります。勉強の前や集中力が切れそうなときに、数分間の瞑想や深呼吸を取り入れることで、気持ちをリセットし、再び集中しやすくなります。特に深呼吸は簡単にでき、脳に酸素を送ることができるので、リフレッシュの効果大です。
デジタルデトックスを心がける
スマホやパソコン、SNSは、集中力を奪う大きな原因となります。勉強中は通知をオフにし、デジタル機器から離れる時間を作りましょう。デジタルデトックスを意識的に行うと、頭がすっきりし、集中して学習に取り組めるようになります。
お子さんのやる気を引き出す親御さんのサポート
サポート①勉強の意味を一緒に考える
子どもは、なぜ勉強が必要なのかを理解できないと、やる気を失いがちです。親御さんが一緒になって「勉強の意味」について考え、日常生活や将来にどう繋がるのかを話し合うことは、とても重要です。
例えば、「勉強することで将来どんなことができるようになるのか」や「自分の好きなことや夢を実現するために、どんなスキルが必要なのか」といった具体的な視点で考えると、勉強がより意味のあるものと感じられるようになります。
サポート②将来の夢と進路を話し合う
勉強に向き合う意欲を引き出すためには、将来の夢や目標を話し合うことが効果的です。親子で将来について自由に話し合う時間を作り、子どもの夢や希望を聞いてあげましょう。
その夢に向かってどんな進路を選べばいいのか、どんな勉強が役立つのかを具体的に考えていくと、勉強の目的が明確になります。また、進路を一緒に考えることで、親子の信頼関係も深まるので、子どもは安心して勉強に取り組むことができます。
サポート③ポジティブな声がけをする
勉強へのやる気を保つためには、親御さんのポジティブな声がけが欠かせません。「頑張っているね!」「成長しているよ、偉い!」などの前向きな言葉で励まし、努力を認めてあげると、子どもは自信を持つことができます。
自信がムクムクと湧いてくれば、自然と、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてくるので、やる気が出ないことに悩むことはグンと減ります。
また、結果だけに注目せず、プロセスや努力を褒めることも重要です。失敗したときでも、「大丈夫!次はこれを活かせるよ」と前向きに声をかけてあげると、やる気が続きやすくなります。
サポート④お子さんを認めてあげる
子どもが何かに取り組んだとき、その行動や小さな成果を認めてあげることは、やる気を引き出す上で欠かせません。「取り組んでいる姿が素敵すぎる~」など、子どもの努力や姿勢に対して温かい言葉をかけることで、子どもは自分を大切に思ってもらえていると感じ、さらなる挑戦に向かう力が湧いてきます。
親御さんからの承認は、子どもにとって大きな自信の源です。
勉強のやる気がでる名言集
勉強のやる気がでる名言集①:できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。 ーパブロ・ピカソ
勉強のやる気がでる名言集②:小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ。 ーイチロー
勉強のやる気がでる名言集③:自分を変えるのは、小さくても今この瞬間の行動だ。 ーアリストテレス
勉強のやる気を持続させるには、親子二人三脚で取り組むこと!
勉強するには、勉強のハードルを下げることがとても重要です。
何から手をつけていいのか分からなければ、まずは勉強部屋の整理整頓から始めましょう。
自分であれこれ考えず、ここで紹介したことを順番に試していけば、自然と勉強のやる気が出てきます。そして続けていくうちに、自分にぴったりのやり方や工夫ができるようになります。
一番手っ取り早いやる気の出し方は、集中すること。集中できてないから、あれこれいろんな考えが浮かんでしまうのです。まずは教科書を集中して、真剣に読んでみましょう。きっといつの間にかやる気になっています。
親御さんは、お子さんに前向きに声かけする等、できることをサポートしてあげてください。勉強は辛いものですが、親御さんが見守ってくれていることを実感できれば、お子さんは安心して勉強に取り組むことができるようになります。