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記憶力を上げたい!科学的アプローチと実践テクニック15の方法

「記憶力を上げるにはどうしたらいいの?」
「暗記が全然できない…」
「もっと暗記の効率を上げたい!」

こんなことでお悩みではありませんか?

学校の定期テストは記憶力や暗記力を求められる問題が多くあります。どれだけ記憶しているか?暗記できているか?は、テストの点数や内申点に直結しているので、少しでも記憶力を向上させておきたいですよね。

そこでこの記事では、記憶力を劇的にアップする方法や、すぐに使える記憶力向上テクニック、記憶力を上げるための脳トレなどを詳しく解説していきます。
ぜひ参考にして勉強効率を上げ、点数アップを狙ってくださいね!

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勉強の記憶力を上げる方法

勉強の効率を高めるには、記憶力を伸ばす工夫が必要です。そこで、この項目では、記憶力を高める基本的な方法をお伝えします。

①:記憶力を高める基本の考え方

記憶力の基本を理解することで、効率的に学ぶための土台を作ることができます。ここでは記憶力の仕組みを詳しく見ていきます。

記憶のメカニズム(短期記憶・エピソード記憶・意味記憶)

記憶にはいくつかの種類があります。

短期記憶
数秒から数分だけ覚えておく記憶。(例・・・先ほどの授業の説明を思い出す等)

エピソード記憶
体験や出来事の記憶。(例・・修学旅行で楽しかったこと等)

意味記憶
知識や情報の記憶。(例・・・数学の公式や英単語など)

点数アップしたいなら?
テストで解答できるようになるには、短期記憶を長期記憶に移し変えることが必要になります。暗記したいことは、何度も復習すると、短期記憶から長期記憶へ移行します。

②:記憶力と暗記力はどう違う?

記憶力と暗記力は似ているようで異なります。

記憶力とは・・・過去に覚えたことを思い出す力のこと
暗記力とは・・・新しいことを覚える力

点数アップしたいなら?
勉強においては暗記力を高めることが特に重要です。

効率よく暗記する方法
・繰り返し復習する
・情報をイメージ化する
・声に出して音読をする
・感情を動かす

記憶力が低下する原因

記憶力は知らぬ間に落ちてしまいます。原因を紹介しておきます。

加齢や生活習慣

記憶力は年齢とともに少しずつ低下します。また中学生のような若い人でも、生活習慣が乱れると記憶力が下がることがあります。

ストレスや睡眠不足

ストレスがたまると集中力が落ち、記憶する力も弱くなります。また、睡眠不足になると、脳が新しい情報を整理する時間が減ってしまうので、覚えたことが定着しにくくなります。

病気や薬の副作用

病気や薬の副作用が記憶に影響する場合もあります。例えば、頭痛薬や抗アレルギー薬の中には、記憶力を一時的に低下させるものがあります。

記憶力を上げる方法(科学的アプローチによる実践テクニック)

記憶力には学習に関する長期記憶力(陳述記憶)と、運動に関する長期記憶力(手続き記憶)が存在しています。

どちらも大事なものですが、ここではあくまでも、『学習に関する長期記憶力を高めていく方法』を紹介していきます。

①:短期記憶を長期記憶に変える

前提として学習に関する長期記憶を高めていくためには、短期記憶を長期記憶に変えていく必要があります。

理論的に確立されている短期記憶を長期記憶に変える方法としては、エビングハウスの忘却曲線を用いると良いでしょう。

人が1日に覚えていられる物事の量を学んだ量の3割と仮定すると、1日後に復習した場合には3日後には7割記憶を保持できるようになります。

このように一定間隔をあけて復習をすることで、記憶は随時長期記憶へと変わっていくのです。

物事の具体的な復習タイミングは以下の通りです。

1. 1回目復習→1日後
2. 2回目復習→3日後
3. 3回目復習→10日後
4. 4回目復習→30日後(この時点でほとんど忘れなくなる)
5. 5回目復習→90日後(完璧)

この復習サイクルを繰り返していけば、どんなに暗記が苦手な子でも、長期記憶へと順次移行していきます。

②:学校の先生の話を風景とともに覚える

先ほどエビングハウスの忘却曲線についてお話ししましたが、記憶の損失を防ぐためには、人間に元々備わっている《エピソード記憶の能力》を利用していきましょう。

エピソード記憶とは、風景や出来事を関連付けることで記憶として保持しておく能力で、長期記憶に分類されます。

そのため、学校の先生の話を風景(黒板に書かれていた内容など)と共に覚えておけば、超記憶化がカンタンにできるようになるんです。

エビングハウスの忘却曲線のように復習を通して長期記憶化するよりも、1回の授業で記憶化できてしまうので、エピソード記憶はおすすめの記憶力向上方法です!

③:メモを残して頭の中で会話を再生できるようにする

エピソード記憶の方法としてもう1つ有効なのが、『メモを残して頭の中で会話を再生できるようにする』ことです。

なぜ、おすすめかというと、メモが残っていれば記憶が抜け落ちた際にも思い出す手がかりになるからです。

この能力を使いこなすコツは、授業をよく聞くこと!メモの中身を見ながら先生が言っていたことを再生できるくらい授業をしっかり聞いておけば、カンタンに記憶が蘇ってきます。

授業中にすぐに記憶力や暗記力を高めるためには、エピソード記憶がとても有効な手段です。

風景とメモ(板書の写し書き)を活用して知識を即座に長期記憶化できるようになれば、勉強の効率は一気に上がることがお分かりいただけたと思います。

記憶力を高める習慣(脳を活性化する方法)

記憶力を高めるためには、脳のケアが必要です。日常生活の中で実践することができます。

脳に良い食事をとる(オメガ3や抗酸化物質)

魚やナッツ、ブルーベリーなどは脳に良いとされています。これらの食品を積極的に食べると、記憶力を高めることが期待できます。

質の良い睡眠(記憶の定着に必須)

睡眠中には、脳がその情報を整理して記憶を強化する働きがあります。寝る前に復習し、6時間以上の、質の良い睡眠を取れるようにしましょう。

運動で脳の血流を促進

ジョギングやストレッチなどの軽い運動は、脳の血流を良くして記憶力を高めます。勉強の合間に5分程度身体を動かすと効果的です。

暗記がはかどる学習テクニック

点数アップのためには、とにかく大量の知識を暗記する必要があります。効率よく暗記を進められる学習法を紹介していきます。

音読は暗記力の味方
暗記したいことを声に出すと、視覚だけでなく聴覚も使うため、記憶に残りやすくなります。

反復学習で記憶を強化
覚えた内容を繰り返し復習すると、短期記憶から長期記憶に移行し、記憶を保持できるようになります。1日後、1週間後、1か月後と復習の間隔を広げていくと効果的です。

手を動かして記憶に定着させる
ノートに書き出すと、記憶に残りやすくなります。なかなか覚えられない英単語などは、何度も書いて覚えましょう。

赤シートで視覚的に覚える
赤シートを使うと、重要な部分を強調してくれるので、覚えやすくなります。暗記が必要な歴史などの科目には、積極的に活用しましょう。

記憶力を上げるための脳トレ

脳は鍛えることができます。日常生活の中で、脳の働きを高めていきましょう!

簡単なゲームや計算を習慣にする
クロスワードや計算問題など、脳を使うゲームを日常に取り入れると、脳の働きがよくなります。

楽しみながら脳を鍛える
アプリやカードゲームを使って勉強すると、楽しみながら記憶力を鍛えられます。

新しいスキルを学ぶ(すると脳が活性化する!)
新しいことを学ぶと、脳の神経回路が活性化されます。例えば、楽器を習う、新しいスポーツを始める等、新しいスキルを学んでいくと記憶力が向上します。

【実践編】すぐに使える記憶力向上テクニック

勉強に集中するための時間帯を見極める
朝や夕方など、自分が集中しやすい時間帯を見つけておきましょう。そして、自分の記憶力が上がる時間に勉強するようにします。

記憶しやすい復習スケジュールで勉強を進める
1日目に覚えたことを翌日に復習し、その後1週間後にも復習するようにします。このスケジュールは、効率よく記憶を定着させることが可能です。

記憶力向上のためのライフスタイル改善

日常生活でのちょっとした工夫が、記憶力を大きく高めていきます。

①:ストレス管理

ストレスを抱えすぎると、集中力や記憶力が低下します。リラックスできる時間を作り、深呼吸や瞑想などでストレスを緩和しましょう。

②:十分な水分補給

水分が不足すると脳の働きが低下します。勉強中こまめに水を飲むと、記憶力をサポートすることができます。

③:ポジティブな思考を意識する

ポジティブな感情は、記憶力を高める効果があります。自分の努力を認め、小さな成功体験を増やし、自分に自信を持ってください。

記憶力アップに役立つ科学的ツール

テクノロジーを活用すれば、さらに記憶力を強化できます。

スマホアプリを活用する
記憶力を高めるアプリを使って、学習内容を楽しく繰り返し練習できます。「Anki」や「Quizlet」などのアプリは、暗記カードを作成し復習の自動管理をしてくれるので便利です。

脳を活性化すれば、記憶力は劇的に向上します!

記憶力を上げる方法は、たくさんありますが、科学的な理論と実践的なテクニックを知ると、より効率的に効果を高めることができるようになります。

特にエビングハウスの忘却を活用した復習法やエピソード記憶を取り入れる方法は、即効性が高いので、ぜひ実践して効果を実感してみてください。

また、脳の健康を意識し、ライフスタイルを整えるなど、記憶力をサポートする生活習慣を取り入れると、さらなる効果を体感できます。日常のちょっとした脳へのサポートが、テストの結果や内申点を上げてくれるなら、やらない手はありません。勉強とは違って取り入れやすい方法です。

この記事で紹介した方法を実践し、記憶力を劇的に向上させ、勉強の成果を最大化できることを願っています!

この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

メッセージ:
小学校時代、いじめや人間関係の悩みから不登校を経験。学校に行けなくなり、自分に自信をなくした時期もあったが、勉強を通じて少しずつ自分を取り戻していった。そんな経験から、不登校で悩む子どもたちに寄り添い、安心できる環境を提供することに力を入れている。一人ひとりの状況に合わせた指導で、学ぶ楽しさや自信を取り戻す手助けを行っている。

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