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【中2必見!】定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法

「中2になった途端、数学の点数が下がった」
「数学の授業が全然わからない…」
「関数のグラフが理解できない」

こんなことでお悩みではありませんか?

お子さんのテストの点数が中2になった途端ガクッと下がってしまうと、お母さんはとても驚いてしまいますよね。

テストが返ってくるたびにビックリして「こんな点数じゃ、どうしよう…」と焦ってしまうお母さんは少なくありません。

特に数学の学習にはつながりがあるので、一度わからなくなってしまうと後が大変。自分で遅れを取り戻すのは非常に難しい科目なのです。

そこで今日は、数学の点数に悩む中学2年生とお母さんに、定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法を解説していきます。

この記事を読むと、効率的なテスト対策からつまずきの原因まで分かるので、ぜひ最後までお読みくださいね。



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定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法 準備編1
中2でつまずく原因

まずは、なぜ中2でいきなりつまずいてしまうのか、その原因を知りましょう。自分の苦手の原因を探ることが問題解決の第一歩です。

中2でつまずく原因①:中1で習った範囲があやふや

数学が苦手な子によくあるのが、中1レベルの知識があやふやのまま授業に臨んでいるパターンです。

お子さんが中2の勉強に熱心に取り組んでいても、なぜか理解するのが難しかったり、思うように学習が進まない等の事態に陥ってるなら、これが原因の事が多いです。

5教科の中でも数学と英語は特に今まで習ってきた内容を活かして勉強を行う必要性が大きく、中1の分野があやふやなままでは、中1の学習内容を発展させた中2の学を理解するのは困難です。

社会や理科でももちろん積み重ねは大切ですが、この2教科に関しては単元別に習う内容の系統がまったく異なる場合が多いので、英語や数学ほどの積み重ねの影響を受けません。
ですが英語と数学の学習だけは、油断していると後々、大変なことになります。



中2でつまずく原因②:数学の勉強法がわからない

もうひとつの大きな原因に、数学の勉強方法や効率的なテスト勉強のやり方を知らない可能性があります。

ベストな学習方法とは、自分の認知機能によって変わるので、書くことで理解できる子もいれば、頭で一問一問じっくりと考えることで理解が進む子もいます。
つまり、自分で見つけて身につけていくしかないのです。

中1の時にしっかりと勉強方法に関する勉強をしている子は、自分の学習方法と定期テストの結果を見比べ、勉強方法の課題を見つけて改善する対策を取っています。

自分のスタイルさえ見つけられれば、どんなに定期テストの点数が悪くても、自分に合った勉強のスタイルを徐々に身につけていくことで、後半の時期のテストから点数を大きく巻き返していくことが可能です。



中2でつまずく原因③:学習時間不足

中1の時と比べると、2年生はクラス委員や学校行事、部活動など様々な活動で主力となるので忙しく、十分な学習時間が取れなかったりします。
学校の活動でヘトヘトに疲れてしまうので、家では勉強する気が起きないという子も多いですよね。

その上、家でゲームをやりはじめると中断するのが難しく、勉強時間がなくなってしまう場合も。忙しくなった学校生活のストレスを解消するつもりだったのに勉強時間が減りすぎて、数学の苦手を克服する時間を取れない子も多いです。

これを繰り返していると、学習の時間は取れなくなってしまいます。



定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法 実践編2
勉強のやり方重要ポイント

勉強のやり方重要ポイント①:前の学年の基礎から見直す

数学に追いついていけない子にとって最も勉強の効果が大きいのは、前の学年の基礎からやり直すことです。

とは言え、現状の授業に加えてまったく関係のない分野を勉強するのは、苦手を抱えている中学にとっては大変なこと。そんな場合は、現行で学んでいる内容と関連している中1の内容を学習するようにすると、今の勉強も少し楽になります。

例えば、中2で習う一次関数の式であれば、中1で習う一次関数の比例と反比例を復習することで、これまで習ってきた一次関数と何が違うのか、ハッキリと理解できる場合が多いのです。

注意点がひとつあります。
方程式や文字式、正負の数など、数学の問題全ての土台となる分野があやふやで、計算方法が分からない状態に陥っている場合には、今の授業とは関係なくても真っ先にやり直しましょう。

自分の苦手が分からない場合には、中1の定期テストの採点結果が有力な手がかりになります。8~9割取れていないテストの学習範囲は、満足な学習ができていない可能性がかなり高いです。



勉強のやり方重要ポイント②:予習と復習の習慣を身につける

予習と復習の習慣は、授業に追いつく上でとても大切です。
予習をしておけば、予習段階で自分が分からなかった部分を授業中に集中して聞けますし、それでも分からなければ、友達や先生に質問して疑問を解消できます。
予習していないと授業中についていくのが精一杯で、何を質問すれば良いのかまで頭が回りません。

数学が得意な子は予習で基礎を固めて、授業の問題演習を通して理解を深める子も多いのですが、予習は数学の苦手を潰すためにも使えます。

また復習は、習った知識を定着させ、授業でわからなかった所を次の授業に持ち越さないために必須になります。

もし時間がなくて予習と復習の両方が難しい場合は、復習を優先させましょう。
今日習った所をしっかり定着させないと、そこから再度つまずいてしまうからです。



勉強のやり方重要ポイント③:数学の勉強時間を必ず確保する

中学校生活は忙しくて大変ですが、少しでも時間を見つけて数学の勉強時間を作りましょう。

遊んでリフレッシュする時間も大切ですが、2年生になって自由な時間が減ったのであれば、遊びの時間を削ってでも遅れを取り戻す時間に当てる必要があります。

スポーツ推薦などを除いて、最終的に一般入試での高校受験を希望しているのなら、中3の受験期には数学を勉強しなければいけません。苦手を克服するタイミングが遅れれば遅れるほど、理解できない分野が増えて、受験勉強の時の復習に掛かる時間も増えてしまいます。

だからこそ後から苦手を潰していくよりも、今さっさと苦手を潰して、これからの数学の授業を理解できるようにしておいた方が、復習の辛い時間は減ります。
入試を見据えるのであれば、少ない時間でも良いのでちょっとずつ苦手を潰して、中3になってからの勉強を楽にしてしまいましょう。



勉強のやり方重要ポイント④:志望校を決めてしまう

とは言え、苦手な数学の勉強に対してモチベーションを高く保つのは、非常に難しい場合があります。
そんな時は、志望校を決めてしまいましょう。

理屈的な話が多い中学校の数学自体、勉強してもあまり意味がないと感じている中学生もいるでしょう。そんな場合、数学の勉強は、あくまでも自分の行きたい高校にいくための手段と割り切ってしまっても構わないのです。

仲の良い友達と同じ高校、自分の夢を叶えるために行きたい高校等、志望校を決めてしまうと、高校に入るために勉強する動機が生まれます。

また、どれくらい数学で点数が取れれば良いのか、勉強の目安を設定できるのも志望校決定をおススメする理由です。
ゴールが見えていると勉強しなければいけない量が明確に分かるので、学習に身を入れやすくなります。



定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法 実践編3
数学のテスト対策

実は中学校のテストは、ある程度のコツを知っておくこと対策が可能になります。
そのやり方をズバリ、解説していきます。

数学のテスト対策①:教科書を理解する

市販の教材などに取り組むのも悪くはありませんが、学校の定期テストは教科書レベルの内容がどれほど理解できているか、学習の到達度をチェックするために行われています。

そのため、出題される内容のレベルが教科書を逸脱することは基本的にありません。
教科書に掲載されている基本問題や例題が解ければ簡単なテスト問題は解けますし、応用や発展問題を解けば、少しひねったテストの問題にも対応できます。

数学のテスト問題が解けるかどうかは、教科書の問題をしっかりと解けているかで決まるので、教科書レベルの問題が解けていれば心配をしなくても大丈夫です。



数学のテスト対策②:学校の配布物を解く

教科書の例題などの次にテストでよく出題されるのは、学校で配布されるワークなどの問題集や数学の先生お手製の特別プリントなどです。

先生によっては配布物に掲載されていたのと同じ問題を出題する人もいます。

また学校のテストは「生徒の学習到達度をチェックする」という前提があるため、普段勉強させている範囲を超えた出題は、基本的には行いません。

市販の問題集に手を広げるよりも、学校の配布物を何度も何度も繰り返して完璧に解けるようになった方が高得点を狙える先生も多いのです。

教科書の例題などの次にテストでよく出題されるのは、学校で配布されるワークなどの問題集や数学の先生お手製の特別プリントなどです。

先生によっては配布物に掲載されていたのと同じ問題を出題する人もいます。

また学校のテストは「生徒の学習到達度をチェックする」という前提があるため、普段勉強させている範囲を超えた出題は、基本的には行いません。

市販の問題集に手を広げるよりも、学校の配布物を何度も何度も繰り返して完璧に解けるようになった方が高得点を狙える先生も多いのです。

限られたテスト期間で点数を上げるために、出題される可能性が高い範囲を重点的に勉強するのは悪い手ではありません。
いわゆる、得点するための勉強方を身につけてしまいましょう。



数学のテスト対策③:対策は最低3週間前から始める

テスト期間中にしっかりと勉強をしていても、そもそもの勉強時間が足りていない場合や、苦手教科の対策に追われて数学にまで手が回らないこともあります。

この場合、単純な解決方法になりますが、テスト対策を早めに行うのが効果的です。
大体の中学校では、テスト範囲発表が2週間前となっており、そこから本格的なテスト勉強を始める中学生も多いでしょう。

ですが、苦手が多けど何とかしようと頑張っている子、9~10割の点数を狙っている子は、皆と同じようなスタートダッシュを切っていません。

苦手意識があっても通常の点数が取れる中学生は、苦手がある分、テスト対策の時間を少し多めに確保しておく対策を取っています。また高得点を狙う子は、学習のスキを無くすために多くの時間を確保します。

自分が数学を苦手だと分かっているのであれば、まず第一にやるべき事は、時間の確保です。
2週間前と言わずに、最低でも3週間前からテストを見据えた勉強を始めましょう。



定期テストで驚くほど点数アップできる、数学の勉強法 実践編4
つまずきやすい中2の学習範囲と対策

つまずきやすい中2の学習範囲と対策:図形の証明

同じ長さを表すAB=DCや平行を表すAB//ADなどの条件がある状態で、三角形ABC=三角形CDAを証明しろといった形の証明問題ですね。
文章で解答する必要もあって苦手としている中学生も多い内容です


図形の証明:勉強法

図形の証明を攻略するポイントは2つあります。

1つは提示された条件を実際に図に書き込むこと。
こうすると頭だけでなく、視覚的にも与えられている情報を理解できるようになります

2つ目は図形の性質の理解。
平行四辺形の条件や二等辺三角形の性質を知り、どの辺や角度同士が同じと見てよいか分かるようになれば、証明問題で使用できる根拠が増えます。

問題を見ても、なかなか解き進められない場合には、図形の性質をしっかり学ぶ事が大切です。



つまずきやすい中2の学習範囲と対策: 一次関数

中1で習った関数(比例・反比例)の内容が発展したのが、一次関数の内容です。
y=ax+bが、習う式の基本となりますね。

ちなみに、一次関数は関数の一部といった扱いで、中学3年生になると今度はy=ax2のような二次関数が登場します。

一次関数:勉強法

一次関数は必ずグラフと一緒に勉強をしましょう。
テストでも一次関数はグラフと共に出題されるので、一次関数の式は必ずグラフに書けなければいけません。

特にaの傾き(変化の割合)と呼ばれる部分の求め方に関しては、絶対に理解しておきましょう。
傾きを計算しないと最後まで解けない一次関数文章題も多いです。



今から数学の勉強を積み重ねて、中3の勉強をラクにしてしまおう!

積み重ねの大切な数学では、遡って勉強を行うことが非常に効果的です。これをやるだけで、今習っている学習範囲の理解は進みます。
このように学習を積み重ねていけば、公立高校の受験勉強は「あれっ?」と思うほど簡単に終わってしまいます。

だからこそ数学を勉強する時間を十分にとって、3年生までに数学の苦手を潰すようにしましょう。
苦労した分は必ず結果として返ってきますから、諦めないでくださいね。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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