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勉強を習慣化して未来を変える!簡単&効果抜群のやり方とコツ

勉強を習慣化するのは簡単なようで難しいですよね。 最初はやる気が出ても、数日したら何もやらなくなっちゃった……そんな経験がある子も多いのではないでしょうか?

勉強はツライものですが、毎日の習慣として身につけることができれば、やる気に左右されることなく学力を伸ばしていくことができるので、やらない手はありません。
そこでこの記事では、勉強を習慣化する簡単で効果抜群のやり方やコツ・メリットをわかりやすく解説します!

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もくじ

勉強を習慣化するメリット

勉強を習慣化する最大のメリットは、やる気に頼らなくても勉強を続けられるようになること。
人間は習慣になったことには特別な努力を感じなくなると言われています。歯磨きや食事のように、毎日の生活に当たり前のように溶け込んでくれるので、「あー勉強したくない」と思わずに済みます。
このようなメリットのおかげで、以下のことも可能になります。

毎日、机に向かえる

「今日は勉強する気が起きない……」そんな日でも、習慣化していれば、自然と机に向かうことができます。これは、やる気や気分に頼るのではなく、ルーティンとして体が動くようになるからです。
そして、机に座ってしまえば、あとは勝手に手が教科書を開いてくれるのです。こんなラクな勉強法はありません。

勉強をコツコツ積み重ねられる

習慣化によって日々の学習が積み重なると、成績にも大きな変化が現れます。 一回の大きな努力ではなく、少しずつ積み重ねていくと基礎学力が安定してくるので、応用力もグングン伸びるのです。「継続のは力なり」この言葉がぴったり合うのが、習慣化の最大のメリットと言えます。

勉強を習慣化すると学校生活が楽しくなる!?

実は、勉強を習慣化すると、今まで憂鬱だった学校生活が一変します。以下のように、今まで苦だったことが、楽しみに変わるからです。
その一例を紹介していきます。

定期テストの勉強がラクになる

中学生や高校生は、毎日の勉強が習慣化されている=定期テストの勉強をしているのと一緒です。
毎日勉強することで、わからない所がなくなるので、テスト勉強は応用問題をやってみるだけで終わってしまう場合も。
たったそれだけでテストの点数が確実にアップするのですから、嬉しすぎますね。

ただひとつの難点は、成果が現れるまでの期間が長いこと。なので、このメリットは、「後の楽しみにとっておこう」と思って取り組んでください。

提出物がラクラク終わる

先ほども書きましたが、勉強を毎日続けていると、わからない所がなくなります。すると提出物だって、サラっと終わらせることができるようになります。

また毎日の勉強の中で提出物に取り組むようになるので、丁寧に問題を読み込み、落ちついて考えられるようになります。
今まで一夜漬けで終わらせていたなら、やってみると、今までより断然、知識が頭の中に定着しているのがわかるはずです。

一夜漬けでは知識が一時的にしか記憶されず、いざテストで答えようと思っても、解答できなかったのに、毎日コツコツ勉強すれば、その分、勉強がラクになるという事実を、大いに実感できますから、ぜひ試してみてください。

内申点がアップする

提出物をラクラクこなして早めに提出し、わからない所を先生に質問すれば、内申点は確実にアップします。

なぜなら、提出物と質問に関して、 2021年度より『主体的に学習に取り組む態度』としてチェックされるようになったからです(お住まいの地区の教育委員会の方針によります)。

どうせ提出物は必ず出さなければならないのですから、イヤイヤではなく、内申点アップを狙って提出していきましょう。第一志望校もワンランク上の目指せますね。

勉強を習慣化するための基本ルール

何事も習慣化するには、ルールを徹底する必要があります。面倒なようですが、ルールさえ守っていれば習慣化がラクに早くなります。

「何のために学ぶのか」自分の意志を持つ

勉強を習慣化する初めは、明確なゴールを持ち、自分の意志をハッキリと持つことです。 「何のために学ぶのか」を意識すると、勉強の意義がはっきりし、続けるモチベーションにもなります。 将来の夢や第一志望校合格など、自分にとって具体的で達成可能な目標を設定しておきましょう。

勉強で得られる「何か」をたくさん考えてワクワクする

「将来の夢」「テストで100点を取ってみたい」「ご褒美にゲーム」「ぴかぴかの大人になった自分」など、勉強の苦しさを乗り越えたら得られるご褒美を、たくさん想像しておきましょう。さまざまな視点でモチベーションを高めると、習慣化しやすくなります。

規則正しい生活を送る(健康的な生活リズムを作る)

勉強の習慣化には、規則正しい生活が欠かせません。十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけていくと、集中力や記憶力が向上します。 ここは親御さんにも手伝ってもらって、生活リズムを整えていきましょう。親御さんは、きっと喜んで協力してくれます。

勉強を習慣化するコツ10選

習慣化には時間がかかります。でも、できるだけ早く、ラクに習慣化してしまいたいですよね。そのためのコツを紹介しておきます。

①自分なりのやる気スイッチを作る

勉強前に「やる気スイッチ」を入れる儀式を作ると効果的です。例えば、コーヒーを飲む、好きな音楽を聴く、簡単なストレッチをするなど、自分に合った方法で、持ちを切り替えることのできるスイッチを作ってしまいましょう。

②勉強の習慣化にチャレンジしていると皆に言う

家族や友人に「今勉強している」「勉強を習慣化しようとしてる」と伝えることで、自分自身に対する期待感が生まれ、サボりづらくなります。また、進捗を報告することで達成感も得られます。
逆にこっそりやると、つい「サボって」しまうので、注意しましょう。

③一週間単位でスケジュールを立てる

無理のない範囲で、一週間の勉強計画を立てましょう。勉強する内容を具体的にすると、「毎日何をすればいいか」がわかるので、勉強もラクに進みます。

④予備のスケジュールを確保する

急な予定や体調不良に備えて、予備時間もスケジュールに組み込んでおきましょう。計画が崩れてしまうと、一気にやる気が失せてしまうことがありますから、そこで挫折しないようにしてください。

⑤時間を短くする(ポモドーロテクニックの活用)

長時間の勉強は集中力が続きません。25分勉強して5分休憩する「ポモドーロテクニック」を活用し、効率よく勉強を進めましょう。

⑥多読で基礎知識を身につける

基礎知識は、多くの本を読むことで得られます。興味があること、なんだか知りたい事など、本を読む習慣をつけてください。
今すぐテストの点数には影響しないように見えても、それがあなたのゆるぎない基礎になってくれます。

⑦毎日、復習タイムを設定する

復習は学んだ内容を定着させるための鍵になります。毎日の勉強時間の最後に、復習タイムを設けて、その日に学んだことを振り返りましょう。
勉強前に学校で学んだことの復習、勉強の最後にその日学んだことの復習時間を数分ずつ作るとよいです。

⑧ 勉強のハードルを下げる

「毎日1時間は勉強する」と考えると、負担に感じることがあります。その代わりに、「毎日1分だけ勉強する」と考えれば、とても気楽ですよね。
このように、とにかく勉強のハードルを下げてしまいましょう。どうしてもイヤな日は1分でいいから机に座って教科書を読む。これなら続けられると思います。

⑨ すきま時間に勉強してしまう

通学中や休憩時間など、短いすきま時間も勉強に活用できます。単語カードやスマートフォンの学習アプリなどを活用して、小さな積み重ねを習慣にしましょう。
机に座らなくても、移動中などに数分、今日の勉強ができてしまいます。机に座る勉強は億劫に感じることが多いですが、これならサクッとやれます。

⑩ 朝起きたらすぐ勉強する

朝は脳がリフレッシュされており、集中力が高い時間帯です。朝起きてからすぐ勉強を始めるようにすると、効率良く学習を進めることができます。
これも一日5分でよいので、「布団から出たら、まず勉強」という習慣を作ってしまうと、机に座る勉強が減るので、グッとラクになります。

勉強を習慣化する3つの具体的なやり方

ここから先は、とても一般的ですが、効果が高くて、絶対に有効な方法を、あらためて具体的に紹介しておきます。
「知ってるよー」と思う子も多いでしょうが、知っているなら実行あるのみです。

①:毎日机に向かう

勉強を習慣化するのに手っ取り早い方法は、毎日机に向かう時間を決めておき、その時間になったらやる気になれなくてもいいので、机に座ってしまうことです。

まずは時間を決め、なにはともあれ机に座ってしまいましょう。

そして最初の頃は、明確な勉強時間を設けず、5分でも10分でも机に座っていたらOKにします。

とは言えスマホをいじってしまっては何にもならないので、いくら勉強したくなくても教科書を読むくらいはしましょう。

教科書を読むだけでも、わかることは沢山あります。机に座ることに慣れてきたら、1~2問だけ問題を解くようにして、徐々に増やしていってください。

②:カンタンな勉強から始める

難しい応用問題にいきなり取り組んでも、勉強がイヤになるだけです。絶対にやめましょう。

勉強を習慣化したい!と思って机に座ったなら、一番カンタンな暗記に取り組むのが賢いやり方です。
英単語は大量に暗記する必要がありますから、まずは毎日のルーティンとして英単語の暗記などを行うと良いでしょう。

たとえ気分が乗らなくても、英語のスペルを書いたり発音したりすることは、数学の問題を解く勉強と比べたら、あまり苦痛にならないはずです。

③:初期の段階は誰かにチェックしてもらう

勉強の習慣が身につくまでは、ご家族の方が必ず、お子さんが時間通りに机に座ったか、教科書を開いているか、ルーティンの5分~10分は勉強したか、チェックしてあげてください。

なぜなら、どうしても自分ひとりでは「あと5分遊んでもいっか」と思ってダラダラしてしまうからです。
とは言え、お子さんがダラダラしていても決して怒らず、「早く終わらせてゲームしよー」「終わったらケーキだよー」など、手変え品変え、お子さんをなだめてあげてください。

勉強を習慣化するための最適な学習環境(※親御さん向け)

様々な視点から、勉強を習慣化するための工夫を凝らせば、それだけラクに早く習慣化することができます。親御さんは、ぜひ協力してあげてください。

1. 家族のサポートを受けやすい場所で勉強する

自分の部屋では、サボってしまえる環境で勉強しているようなもの。
思い切って勉強する場所をリビングなど、家族の目が届きやすい場所に移すのも、一つの方法です。
リビングで誰かと一緒にいれば、勉強の孤独感からも解放されますし、親御さんが近くでおやつの用意や、簡単な問題の解答方法など、サポートしてくれるメリットがあります。

2. スマホを勉強時間だけ親に預ける

今の時代、スマホは子どもにとって欠かせないアイテムです。 ただし、通知やSNSが気になり、勉強に集中できない原因にもなりがちです。 そこで、勉強時間だけスマホを親御さんに預けるルールを作り、「勉強が終わったら戻してもらう」ようにします。
短時間でよいので、思いっきり集中できる環境を作りましょう。

※親御さんへ
「勉強が終わったら好きなアプリを使える」「youtube見放題」といった励ましの言葉で、モチベーションを高めるもの効果的です。

3. 初心者でも取り組みやすい教材を揃える

勉強に慣れていないお子さんは、何をどう始めればいいのかわからず、途方に暮れてしまうことがあります。せっかくのやる気と、お子さんの努力が報われる成功体験のためにも、簡単な教材を準備してあげてください。

たとえば、計算ドリルや英単語帳、漢字ドリルなど、学習の基礎力をつけやすい教材がおすすめです。毎日取り組むことで計算力が上がり、英語や国語のテストの点数も徐々に上がってきます。

また『毎日の勉強内容』に、「今日はこれをやればOK!」という明確なゴールを提案してあげると、お子さんの不安が減り、余裕を持って学習に取り組めるので、スムーズに勉強を習慣化できます。

お子さんを沢山ほめてあげて、習慣化を手助けしてあげよう!

自分の意志でイヤなことを習慣化するのは、並大抵の努力ではできません。
ご家族の方も、健康のために駅まで歩く習慣、ダイエットのために甘いものを食べない習慣など、数々の習慣を身につけようとして失敗した経験が、山のようにあるのではないでしょうか?

お子さんだって勉強なんかしたくないのです。勉強よりスマホで友だちとメールしたり、ゲームで見知らぬ人と対戦したりする方が、面白いに決まっているからです。

そんな困難の中でお子さんが勉強を習慣化させようと頑張っているなら、ご家族の方は決して焦らず、お子さんがひとつ一つ、提出物を片付け、英単語を覚え、勉強のやり方を習得していくのを見守ってあげてください。

また友だちや従妹たちと、お子さんの点数や勉強のやり方を比べるのは厳禁です。
お子さんはたったひとりで、大っ嫌いな勉強と闘っているのですから、今やっていることを認めてあげてください。

冒頭で書きましたが、習慣化してしまえば勉強が苦ではなくなります。それまでの辛抱と教えてあげて、励ましながら支えてあげましょう。
そして毎日、勉強が終わったらうんと褒めてあげてください。毎日、お子さんが机に座っているなら、お子さんは十分、褒められるだけのことをやっているのです。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績30年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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