【中学生必見】成績アップと受験に役立つ、予習の効果とやり方
「予習ってした方がいいの?」
「やったらどんな効果があるの?」
「予習のやり方がわからない」
こんなことでお悩みではありませんか?
成績アップに欠かせないと言われる予習復習ですが、予習は復習と違って習ってないところを学習するため、自己判断でやったとしてもうまくやれない場合があります。
そこで今日は、予習の効果や、やり方について解説していきます。
予習は受験対策にも大いに役立ちますので、ぜひ最後まで読んで、効果的な予習のやり方をつかんでくださいね。
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予習の効果
予習の効果①:分からないところを明確にして授業を受けられる
予習の効果はなんと言っても、予習することで自分の分からないところがわかる点。分からないところが明確になれば、授業でどこを聞いたらいいのかが分かりますよね。
さらに、授業中にメリハリができて、先生の雑談は聞き流し、聞くべきところだけを聞くという集中力も保てます。
実は、この授業中のメリハリで、学習効果が大きく変わってきます。
なぜなら、人間は常に集中し続けることが難しいので、こういったテクニックを毎日繰り返せれば、学習効果がグンとアップするからです。
予習の効果②:授業の理解度が高まる
予習の大きな効果として、同じ内容を2回勉強できる点があげられます。
予習で一度学んだことを授業でさらに学ぶことで、授業の内容を理解するチカラがグンと高まるからです。
さらに2回学ぶことで、暗記にも大いに「役立ちそう!」って想像できますよね。
エビングハウスの忘却曲線という実験結果をご存知ですか?
この実験では、一度学んだことであったとしても、およそ1ヶ月後には20%程度しか記憶に留まっていないということが証明されています。
さらに実験してみると、短い期間で反復して復習すると、記憶の保持率はより上がってくることもわかっています。ですから予習してから授業で復習することは、とても理にかなった勉強方法と言えるのです。
予習の効果③:自分で学べるようになる
お子さんが自分一人で予習できるようになると、人生でも自ら学べるチカラがついてきます。そして学んだことを、自ら発展させるチカラもつきます。
これは現代社会を生き抜くために非常に大切なチカラで、社会人にとっては必須のスキルと言っても過言ではありません。
このチカラを身につけるためにも、毎日予習してどれだけ学びを深められるかが重要になります。
受験に役立つ、予習の効果
予習は毎日の授業に役立つだけではありません。受験生になった時も大いにそのチカラを発揮してくれます。受験に役立つ予習の効果について解説します。
受験に役立つ予習の効果①:早めに受験対策できる
中学3年生の理想的な受験勉強スケジュールは、12月末ぐらいまでに全ての予習が完了している状態。
ですが予習を早めに完了すれば、その分早く、受験対策の勉強に移行できますよね。
特に理科と社会は、早めに学んで早めに受験問題を演習するのが攻略のポイントとなってきます。
毎日の勉強で予習のやり方を身につけておくと、受験勉強の負担も軽くなるので、今から予習がしっかりできるようにしておきましょう。
受験に役立つ予習の効果②:内申点が上がる可能性大
内申点は中1から中3まで全学年で評価されるので、中学時代は油断できません。ですが予習する習慣が身につけば、内申点が上がります。
なぜなら、予習すれば分からないところを自分で把握できるので、先生に質問できるからです。
もしテストの点数に自信がなかったとしても、学習意欲や学習態度を大きく評価してもらえます。内申点の評価対象の一つに、授業にどれだけ参加しているかという項目があるからです。ですから、成績が悪い子ほど予習しておくと、思わぬ高い評価がつけられ、点数の低さを挽回できる可能性が高まります。
成績アップに役立つ、予習のやり方
予習は自己流ではうまく効果が表れないことが多いので、科目ごとのやり方を身につけ、学習効果をよりアップさせていきましょう。
予習のやり方 英語:予習は必須!必ず自分で訳そう
英語の予習は、まずわからない単語を明確にしておくこと。そうすれば、授業で先生の解説を聞いて理解できるようになります。
さらに英語長文では、訳し方がわからない英文について、その部分の訳し方を授業で聞きいておけば、自分で訳せるようになります。
もし授業で聞いても訳せるようにならなければ、予習してきたことを先生に伝え、訳し方を教えてもらうようにしましょう。
予習のやり方 数学:チャートなどの参考書を利用しよう
数学の予習は基本的にかなり難しいです。なぜなら、毎回、授業で新しい概念を学ぶ可能性が高いからです。
ですから、予習よりも復習を重点にしたい科目でもあります。
ですが数学が苦手な子におすすめしたいのが、参考書の解法を理解しておくこと。
教科書よりも詳しく解法について説明してあるので、理解しやすいと思います。解法内容を暗記しておけば、授業の内容が理解できないことはありません。
予習のやり方 理社国:予習は中3の12月後半に
これらの科目は、予習というよりも復習を行う方がポイントが高いです。
なぜなら暗記系の科目は、理解度よりもどれだけ暗記できているかでテストの点数が変わってくるからです。
ですから理社国については、3年生の12月後半、受験の追い込みとして暗記できているかの確認を、テストのための予習として行うことをおすすめします。
通常の授業のための予習には、教科書を読んでけば大丈夫。それだけでも、授業で聞きたいポイントがわかります。
毎日コツコツ予習をしておくと、テスト前の負担をグンと減らせます!
5科目の中で予習が欠かせないのは英語です。「じゃあ他の科目はやらなくていいの?」と思いがちですが、学ぶ前に予習をしておく習慣を身につけることは、成績アップや受験に大いに役立ちます。
一日数分、勉強が苦手な子なら教科書を読んでおくだけでも、授業の理解度がガラっと変わり、点数アップしていくのが実感できるはずです。
また勉強が嫌いな子ほど、毎日コツコツ勉強することでテスト前の負担が減り、勉強への抵抗を減らすこともできます。
いいことずくめの予習のやり方を、ぜひ今のうちに身につけてください。