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中学生必見!嫌いな科目でも勉強が進められるテクニック

「嫌いな科目って勉強ができなくて」
「どうせやってもムダだし…」
「嫌いすぎて勉強が進まない」

こんなことでお悩みではありませんか?

どんな子にも嫌いな科目があります。当然ですが勉強がなかなか進まず、それに比例してテストの点数がどんどん下がってしまうことで、ますます嫌いになってしまう…。
そんな負の連鎖が続いてしまう子は多くいます。

「嫌いなんだから仕方ないかな…」と思っても、受験のことを考えると、ある程度はできるようになってもらいたいですよね。

そこで今日は、嫌いな科目を勉強するための具体的な勉強方法を解説していきます。
この記事を読むと嫌いな科目を好きになる方法も分かるので、ぜひ最後までお読みください。



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嫌いな科目ができてしまう理由

結論から言ってしまうと、努力しても点数に反映されない経験を積んでしまったからです。人間の本能は生き残るために、無駄な行動をしないように働きます。効率的に動けるよう命令を出すのです。
ですから、努力したのに点数が上がらない経験があると、その科目を『やるべきではない非効率な事』としてカウントしてしまいます。
この点について、以下に深掘りして解説していきます。



嫌いな科目ができてしまう理由①:無気力感に襲われてしまう

せっかく頑張って勉強しても成果がないと、「もうやーめた!」と思ってしまいますよね。嫌いな科目が多い子は、そんな経験を何度も繰り返している場合が多いです。
さらに、脳は嫌いな科目について『非効率である』『他の事をした方が効率的』と指令を出すので、勉強しているうちにモチベーションを急激に下げてしまいます。



嫌いな科目ができてしまう理由②:わからない所が多くある

知識の積み残しがあって、理解できないところが多いと、やっぱり「やーめた!」と思ってしまうもの。そのわからない所を理解するため、前に戻って勉強するとなると面倒臭さが先に立ってしまう場合が多いからです。
さらに、『前に戻ってやれば分かる』ことを知らない子も沢山います。そういった子たちは、わからない所が多くて歯が立たないと、もうその科目ごとあきらめてしまう場合もあります。



嫌いな科目ができてしまう理由③:面白くない

学校の授業が理解できず、授業中も退屈な時間を過ごしていれば、家で勉強しようなんて思えないですよね。それをやるには、強烈なモチベーションが必要です。

例えば、資格試験などは理解することで点数が取れれば、自分の将来に役立つという明確な理由が簡単に見つかるため、モチベーションが上がります。ですが学校の勉強は、どこでなんの役に立つのか大人も答えてあげられない為、モチベーションの持ちようがありません。



嫌いな科目でも勉強が進められるテクニック

嫌いな科目はスモールステップで取り組むことが重要です。なぜなら、少しずつ取り組むことで「嫌い」「いやだ」「やりたくない」という気持ちを最小に抑えながら、いつの間にか理解していくことができるからです。無理せず自分のペースで勉強できるよう、初めから頑張りすぎないでおきましょう。



嫌いな科目でも勉強が進められるテクニック①:最初は10分から始めよう!

嫌いな科目は1日10分を目標に勉強しましょう。10分は、誰でも簡単に達成できる時間です。
また10分の勉強時間では積み残しが必ず残ります。残った勉強に対しても、「明日も頑張るぞー!」とやる気を奮い立たせてくれる量を勉強することが、嫌いな科目の勉強を続けるコツです。



嫌いな科目でも勉強が進められるテクニック②:1ヶ月過ぎたら1日30分やろう!

そのために、勉強を始めたら1週間に5分とか、1日1分とか、自分のペースで少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。明確な目標としては、1ヶ月を目安に1日30分以上の勉強ができるように、です。
勉強時間が30分を超えてくると、学校の授業が完璧に復讐できるようになってくるので、嫌いな科目の授業も理解できるようになってきます。



嫌いな科目でも勉強が進められるテクニック③:半年後には1時間の勉強を!

自分のペースでかまわないので、30分の勉強時間も少しずつ伸ばしていきましょう。目標は1時間です。この勉強時間が確保できれば、学校の復習だけでなく、標準問題や応用問題まで勉強することも可能になります。
そうなるとテストの点数もグングン上がってくるので、勉強に面白みを感じてくるでしょう。そして嫌いな科目は、いつの間にか嫌いではなくなってしまいます。



嫌いな科目を好きな科目にするテクニック

どれだけ勉強しても、「嫌いなものは嫌い」という気持ちが残ってしまう子もいます。せっかく勉強を続けてきたのに、もったいないですよね。
そこで嫌いを好きに変えるテクニックをご紹介します。

嫌いな科目を好きな科目にするテクニック:テストの点数を劇的にアップする

勉強したら、テストの点数がいきなり20点上がったらどうですか?どんな子でも嬉しくて「次のテストも頑張るぞ!」と、すごいやる気が出てきます。

ですから次のテストで20点アップしてしまいましょう!20点と今聞くと「絶対、無理」と思うかもしれませんが、毎日勉強していれば誰でも簡単に達成できる数字が20点です。点数の伸びは人によって異なりますが、必ず達成できる数字なので、やってみてください。
20点上がればやる気がグーンと出るので、学校の授業も真剣に聞けるようになり、ますます勉強が面白くなっていきます。気持ちが整えば勉強が辛くなくなるので、一番初めにやる気を出してしまう方法を、個人的にはオススメしたいかな、と思います。



脳の認識を変えてしまう工夫を考え、嫌いを好きに変換していこう!

脳が嫌いな科目の勉強を「非効率」と命令するのなら、そうさせないようにしましょう。その為には、次のテストで20点アップしてしまうのが手っ取り早いやり方です。

とは言え、お子さんにぴったり合ったやり方がありますから、親御さんはその子のペースにまかせるようにしてください。子どもの脳は「その科目はやるなよー」と命令しているのに、「どうして勉強しないの!」と怒鳴ったところで状況は改善していきません。

「10分だけやろうよ」「じゃあ一緒に考えようか」などと声かけしてあげれば、子どもは気持ちもラクになってやる気も出てきます。

子どもの変化のスピードは凄まじく早いので、勉強を続けるうちに、いつの間にか好きになってくれる可能性は十分にあります。親御さんは、子どものペースで頑張れるよう手助けしてあげてください。

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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