予習と復習ってどちらが重要なの?教科別・予習復習法で成績アップ!
「中学生になったら予習と復習がキモになる」って先生や先輩から言われていませんか?
事実その通りで、予習復習なくして成績アップは望めません。とは言え…
「どっちが重要なの?」
「どう違うの?
「なにしたらいいの?」
と、疑問に思う人も多いと思います。
そこでこの記事では、予習と復習の目的や重要性、また成績アップしたい人のために教科別に予習復習のポイントを紹介していきます。
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予習・復習なくして授業は理解できない
予習も復習も欠かせないものですが、目的はハッキリと異なります。予習復習の刻的を知ると、グンとやる気もアップしますので、この機会にぜひ知っておきましょう。
予習と復習は目的が違う
予習と復習には、それぞれ異なる目的があります。
予習の目的は、「これから学ぶ内容をじっくり観察すること」以外にありません。
授業で先生の説明をスムーズに理解できるよう、予習で明日学ぶ教科書の大まかな流れや基本用語を知っておきましょう。
復習の目的は、「授業で学んだ知識を頭にしっかり定着させること」です。授業中に考えたこと、覚えたこと、理解したことをもう一度確認し、記憶を強化する役割が復習です。
成績アップは予習復習から始まる
成績を上げる為には、予習と復習が欠かせません、というか、これなしで成績アップは望めないと言っても過言ではありません。
予習で授業内容をスムーズに理解し、復習で学んだ知識をしっかり身につける。
結局、毎日コツコツ予習復習する以上に効果的な勉強法方法はないのです。
予習のメリット
メリット① 授業の前に分からない所を確認しておく
予習をすると、授業の前に自分がわからない所を発見することができます。また明日の授業では教科書のどこが重要なのか、学ぶべきポイントを知っておくことができるので、先生の説明を聞きながら、「ここがわからなかったんだ!」と、ピンポイントで理解できるようになります。
メリット②授業の理解度が上がる
予習をして教科書の基本的な内容の流れを把握しておくと、授業の内容が「初めて聞く話」にはなりません。すると、授業の内容がスムーズに理解できるようになります。さらに内容が理解できていると、質問も具体的にできるようになるので、成績アップにつながりやすくなります。
メリット③ 授業についていけるようになる
新しい単元や難しい内容の授業でも、予習しておくと「予想通りの内容が来た」と感じるので、授業のスピードにも余裕を持って望めます。内容が理解できると授業が楽しくなしますし、積極的に参加しやすくなります。
復習のメリット
メリット①授業で学んだ知識の定着率が上がる
学んだ直後に復習を行うと、記憶があるうちに確認できるので、知識が頭に残りやすいです。テストで解答するには長期記憶に移行させることが必要ですが、これはその後の復習や次の授業、テスト前勉強などで行います。
メリット②理解の足りなさを潰せる
復習すると、授業中に「理解があやふやだった部分」や「完全に理解できなかった部分」を見つることができます。その場で理解できなかったことも、復習すれば、確認したり、調べたりすることができるので、授業に遅れる心配がなくなります。
教科別・予習復習法で成績アップ!
予習と復習をうまく活用すれば、効率的に学習ができるので、どんなに勉強が苦手な子でも教科書の内容が理解できるようになり、間違いなく成績もアップします。
この項目では教科別の予習復習のポイントを紹介しておきますので、ぜひ実践してみてください。
どの科目にも共通して言えることは、「疑問点を整理して授業に臨む」「学んだ内容を自分の言葉で振り返る」ことです。またもう少し詳しく全科目に共通するコツも紹介しておきます。
全科目に共通する予習のコツ
読む…授業で学ぶ内容をざっと読んでおく
重要な図表に注目…重要ポイントがどこにあるか把握しておく
わからないところ…教科書に印をつけておく
予習時間は短く設定…「軽く理解する」程度に留める
全科目に共通する復習のコツ
授業内容をその日のうちに振り返る…記憶が新しいうちにノートや教科書をサッと見直す
声に出して説明する…要点を簡潔に考え、記憶を強化
問題を解いてみる…理解度の確認
週末に1週間分の復習する…もう一度復習し長期記憶へ移行させる
数学
予習
教科書を一読し、模範や練習問題に目を通しておきましょう。解けるかどうか、軽く考えてみてください。
復習
授業で解いた問題や宿題を見直し、間違えた箇所を重点的に解き直しましょう。 さらに、公式や解き方を声に出して確認すると、理解が深まります。
英語
予習
新しい単語や表現を事前にチェックし、意味と発音を確認しておくと良いです。本文も一度読んでみて、内容の流れや疑問点を把握しておくと授業での理解が深まります。
復習
授業で習った文法や単語を使って、短文を作ってみましょう。テストの点数アップを目指すなら、単語カードを作成し、隙間時間に暗記しておきましょう。
理科
予習
単元の視点や図解に目を通し、内容を大きく把握しておくと、授業での実験や説明がわかりやすくなります。
復習
授業ノートやプリントを整理し、ポイントを自分でまとめます。重要な用語や公式を暗記するまで考え、実験の手順を頭の中で再現してみると効果的です。
社会
予習
次に学ぶ範囲をざっと読み、地図や年表に目を通しておくだけで良いです。
復習
暗記に頼りがちな科目ですが、歴史や地理は「ストーリー」として理解することで、記憶に残りやすくなります。出来事の流れや出来事を図や表など、自分なりに物語にしてみましょう。
国語
予習
文章や詩を一度読んで、どのような内容か考えてみましょう。難しい単語の意味を調べてみる、作者の背景を確認してみる等の作業で、内容がわかりやすくなります。
復習
授業で読んだ内容について、自分なりの解釈や感想を書いてみると良いでしょう。テストで点数アップを目指すなら、重要な表現や漢字を暗記し、読解問題の解き方を再確認しておきましょう。
予習復習は成績アップにおいて最重要。1日10分から始めてみよう!
授業をスムーズに理解し、成績を上げるためには、予習と復習が欠かせません。
予習は、授業の内容をスムーズに理解するための「準備」なので、予習しておくだけで授業の理解度が全く違います。これは試してみれば実感できます。
復習は、授業で学んだことをしっかり定着し、自分の知識にするための「確認作業」です。
中学生は、各教科書の基礎をしっかり身につけることが大切な時期です。予習で教科書の内容の理解度を上げ、復習で学んだことを身につける習慣をつかれば、どんな科目でも力がついてくるので、もっと楽しく学ぶことができますし、暇な授業も面白くなってくるものです。
毎日コツコツ予習復習しておくと、びっくりするくらい成績も上がってくるので、ぜひやってみてください。続けるコツは1日10分程度にすること。初めから長時間取り組くと三日坊主で終わってしまう可能性があるので避けましょう。