不登校からの回復!自尊心を高め、毎日を元気に過ごす4つの方法
お子さんが不登校でいると、親御さんとしては心配でたまりませんよね。
なんとか学校に行けるようになって欲しい。そう思うのは当然の事です。
それにはどうしたらいいのでしょう?
不登校の子は、今まで起こった様々な事に傷つき、自尊心がボロボロになっています。だからそれを高めてあげれば、お子さんは自然に元気になります。
ここでは、不登校の子に限らず、子どもの自尊心を高めてあげるにはどうしたらいいのかについて考えてみようと思います。
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自尊心ってどんなもの?なぜ回復が必要なの?
自尊心とは実用日本語表現辞典によると『自身を優れた存在・価値ある存在・意義ある存在であると位置づける気持ち』です。
不登校になった子は、自分を優れた存在、価値のある存在と思うのは難しいです。今まで様々な事に傷ついてしまった為に、自分自身を追い込んでしまっているのですから。
さらに自尊心が低いままだと、マイナス思考が強くなってしまいます。このような状態で学校に行ったとしても、すぐに心が折れてしまい再度、不登校になってしまう事も…。
だからこそ、お子さんが早く元気になれるように、自分で自分の事を傷つけてしまわないように、自尊心を高くしてあげる必要があるのです。
子どもの自尊心を高める方法とは?
お子さんの自尊心を高めてあげるには次の4つの方法があります。これはとっても重要な事なので、ぜひ実践していってあげてください。
子どもの自尊心を高める方法①:褒める
人は誰でも、他者に褒められたり、認められたりする事で初めて自信につながります。でも不登校の子は、外に出る機会が少ないので、人から褒められるチャンスも少ないのです。
だからこそ、一番近くにいる親御さんがたくさん褒めてあげ、プラスの言葉をかけてあげる必要があります。
思春期のお子さんは、初めは褒められるのに抵抗を示し「うるさいな」と言うかもしれません。でもそれでも声をかけ続ければ、きっとお子さんの心に届きます。
褒め続けてあげる事で、自尊心は少しずつ高まります。
子どもの自尊心を高める方法②:成功体験をさせる
成功体験は自信につながります。でも褒められる体験と同じように、不登校の子は成功体験をするチャンスが少ないです。
成功体験とは、部活で優勝する、コンクールで優勝するといった大きなものでなくてもいいのです。たとえそれがゲームであっても、最後までクリアしたら、それは立派な成功体験。
まずはお子さんに、いろんな事を体験させる事から始めてみてください。
お風呂場の掃除を担当してもらい、3日、1週間、1ヶ月と褒め続けてあげれば、続ける事ができます。もし3日で終わっても、「3日もできたね!」と沢山、称賛してあげてください。できるだけ多くの成功体験が積めるよう、ご家族でいろいろ試してみてくださいね。
子どもの自尊心を高める方法③:比べるのは過去の自分だけにする
自分の事を、つい周りの人と比べてしまう事ってありますよね。
でも周りと比べるのではなく、お子さんには過去の自分とだけ、比べる習慣をつけてあげてください。周りの人はできるのに、自分はできないという感情を抱く時点で、お子さんは自信をなくしてしまいます。
自分の事を周りの人と比べるような事を言ったら、親御さんから「でも○○ちゃん、前はできなかったけど、今はできるよ?」と過去の自分と比べるように意識をシフトさせてあげてください。
このようなトレーニングを行っていくと、学校へ再登校した時も比べる対象が周りではなく、自分になっていくはずです。
子どもの自尊心を高める方法④:ネガティブな自分も受け入れる
お子さんはよく、「どうせ自分なんて…」「なにもできないし…」とネガティブな言葉を言ったりしますよね。でもそれを丸ごと否定はしないでください。
ネガティブな事を言ってしまう気持ちも、当然、誰だって持っています。
お子さんがネガティブな発言をしても、ネガティブな考えを持っても、自分で「まあ、いつもの事だし」「これからできればいいし」といった前向きな方向へ持っていければいいのです。
自尊心を高めるのにおいて大切なのは、今ある自分を受け入れるという事。
これが一番、重要です。
今いる自分を受け入れて初めて、初めて少しずつ前に動きだすのです。
不登校の自尊心は少しずつ高めてあげるのがポイント
自尊心という言葉だけを聞くと、とても難しい事をしなければいけない気がするかもしれません。でも全部、日常生活の中でご家族の方がやってあげられる事です。
やれる事から、どんどん実践していってあげてください。どんなに小さな事でも褒めてあげて、お子さん自身を認めてあげてください。
決して焦らず、お子さんと一緒にご家族の方も成長していけたら嬉しいですよね。