休み明け、再登校のチャンスを上手に活かすために注意したいこと
新学期は、いつもの生活から脱出するチャンスでもあります。
「学校へ行ってみようかな…」とお子さんが言いだしたとき、再登校がうまくいくよう、注意したい点をご紹介します。
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スモールステップで登校するようにする
再登校するとき、いきなり一日中、学校で過ごせるようになる子はあまりいません。
無理せず、子どものペースで登校できるようにしてあげてください。
再登校は、スモールステップを踏んでいくことがとても大切です。
・まずは部活にだけ参加してみる
・次に、保健室で数時間、過ごす
・子どもが希望したら、好きな科目を1時間だけ受けてみる
・少しずつ受けられる授業を増やしていく
・午前中だけ授業を受けてみる
このように、少しずつ前進させてあげてください。
もし少しでも子どもが「辛いな…」「イヤだな」と感じたら、すぐに保健室へ行けるようにするなど、逃げ場所を確保しておくことも忘れないでください。そのためには、保健の先生、担任の先生と頻繁に連絡を取り合うことも重要です。
明日も学校へ行く、と親が期待しすぎない
お子さんが少しずつでも登校できるようになると、ご家族の方が、「これで毎日、学校へ行ってくれる」と期待してしまうのは、当然の気持ちだと思います。
でも、お子さんはその期待を敏感に感じとり、期待に応えようとがんばってしまうのです。
そして、この「がんばる気持ち」は、お子さんにとって徐々にプレッシャーとなり、再度の不登校に陥ってしまうこともめずらしくありません。
ですから期待しすぎず、学校へ行っても「今日はまぁ、行ったかな」くらいの気持ちでいてあげてください。
ご家族の方がお子さんを心配するあまり、「早く学校に行って欲しい」と願う気持ちは痛いほどわかります。でもお子さんも立ち直ろうとしているのです。決して急がせず、お子さんのペースで学校へ行けるよう、温かく見守ってあげてくださいね。
『再登校は長くかかるもの』と自分に言い聞かせる
新学期が再登校の良いきっかけになることは確かです。
でも急ぎすぎて、お子さんが再度、不登校になってしまわないように、最大限の注意が必要なことを忘れないでください。大切なのは学校に戻ることではなく、お子さんが笑顔で過ごせる日々を守ることです。
学校復帰にかかわらず、何か問題が起こってしまったとき、解決を焦らずにお子さんを見守り続けるのは、簡単なことではありません。わかっていても、期待するし、一喜一憂するし、学校へ行けるように薦めてしまいがちです。そんな時はぜひ、スモールステップを踏んでいくということを思い出して、長い目で見守ってあげてください。