勉強の遅れや日常生活の不安、解消します!

休み明け、再登校のチャンスを上手に活かすために注意したいこと

新学期は、いつもの生活から脱出するチャンスでもあります。
「学校へ行ってみようかな…」とお子さんが言いだしたとき、再登校がうまくいくよう、注意したい点をご紹介します。

お子さんの成績に不安を感じていませんか?

家庭教師のゴーイングには、勉強が苦手なお子さんや不登校・発達障害のお子さんを成績アップに導いてきた経験豊富な先生が揃っています。
ぜひ、ゴーイングのホームページでお住まいのエリアで活躍中の先生をチェックしてみてください!

スモールステップで登校するようにする

再登校するとき、いきなり一日中、学校で過ごせるようになる子はあまりいません。
無理せず、子どものペースで登校できるようにしてあげてください。
再登校は、スモールステップを踏んでいくことがとても大切です。

・まずは部活にだけ参加してみる
・次に、保健室で数時間、過ごす
・子どもが希望したら、好きな科目を1時間だけ受けてみる
・少しずつ受けられる授業を増やしていく
午前中だけ授業を受けてみる

このように、少しずつ前進させてあげてください。
もし少しでも子どもが「辛いな…」「イヤだな」と感じたら、すぐに保健室へ行けるようにするなど、逃げ場所を確保しておくことも忘れないでください。そのためには、保健の先生、担任の先生と頻繁に連絡を取り合うことも重要です。

明日も学校へ行く、と親が期待しすぎない

お子さんが少しずつでも登校できるようになると、ご家族の方が、「これで毎日、学校へ行ってくれる」と期待してしまうのは、当然の気持ちだと思います。
でも、お子さんはその期待を敏感に感じとり、期待に応えようとがんばってしまうのです。
そして、この「がんばる気持ち」は、お子さんにとって徐々にプレッシャーとなり、再度の不登校に陥ってしまうこともめずらしくありません。

ですから期待しすぎず、学校へ行っても「今日はまぁ、行ったかな」くらいの気持ちでいてあげてください。

ご家族の方がお子さんを心配するあまり、「早く学校に行って欲しい」と願う気持ちは痛いほどわかります。でもお子さんも立ち直ろうとしているのです。決して急がせず、お子さんのペースで学校へ行けるよう、温かく見守ってあげてくださいね。

『再登校は長くかかるもの』と自分に言い聞かせる

新学期が再登校の良いきっかけになることは確かです。
でも急ぎすぎて、お子さんが再度、不登校になってしまわないように、最大限の注意が必要なことを忘れないでください。大切なのは学校に戻ることではなく、お子さんが笑顔で過ごせる日々を守ることです。

学校復帰にかかわらず、何か問題が起こってしまったとき、解決を焦らずにお子さんを見守り続けるのは、簡単なことではありません。わかっていても、期待するし、一喜一憂するし、学校へ行けるように薦めてしまいがちです。そんな時はぜひ、スモールステップを踏んでいくということを思い出して、長い目で見守ってあげてください。

この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

メッセージ:
小学校時代、いじめや人間関係の悩みから不登校を経験。学校に行けなくなり、自分に自信をなくした時期もあったが、勉強を通じて少しずつ自分を取り戻していった。そんな経験から、不登校で悩む子どもたちに寄り添い、安心できる環境を提供することに力を入れている。一人ひとりの状況に合わせた指導で、学ぶ楽しさや自信を取り戻す手助けを行っている。

お子さんの成績に不安を感じていませんか?

家庭教師のゴーイングには、勉強が苦手なお子さんや不登校・発達障害のお子さんを成績アップに導いてきた経験豊富な先生が揃っています。
ぜひ、ゴーイングのホームページでお住まいのエリアで活躍中の先生をチェックしてみてください!

新着記事