【必読】不登校ぎみのお子さんの人生を大きく変える接し方とは?
「学校に行きたがらない」「朝起きられない」など、お子さんに不登校の兆しが見えたとしたら、お母さんに今できることはなんでしょうか?
お子さんに声かけをする前に、ほんの少しだけ、あることを心に留めておくだけで、お子さんの行動が大きく変わってきます。
どうすれば不登校にならずにすむか、もしくは不登校から脱しようとしているお子さんの背中をそっと押してあげることができるか、実話を交えてご紹介します。
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★よかれと思って、居場所を奪ってしまった担任の先生
これは私が心理士さんから聞いた話です。
学校がイヤというより、みんなが集団で集まっている《教室》という空間が苦手な子がいました。
その子は相談室に登校し、カウンセラーと一緒に教室に荷物を取りに行ったりと、少しずつ行動を起こしていたのです。
そんな時、その子は担任の先生からある話をされました。
「あなたは不登校じゃないし、相談室を利用するような子でもない。今、頑張らないと大人になって引きこもったら大変なことになってしまうかもしれないよ。先生は君をそんな子にしたくないんだ。だから、教室で頑張らないと。君ならできるよ。」
この声かけは正しいと思われますか?
先生は、少しずつ教室に行けるようになった子を、もっと教室に行かせたかった。さらに、不登校にならないよう未然に声をかけて、防止したつもりでした。
★子どもの受け止め方は、まったく逆だった
結果、どうなったかと言うと…、その子は、翌日から学校へ登校しなくなってしまいました。
もう相談室に行ってはいけないんだ
と思ってしまったからです。
そこからは、先生がどんなに「そんなつもりじゃなくて」と話をしても、その子の気持ちは変わりませんでした。
子どもの立場になって考えれば、頑張って不登校にならないよう精一杯やっているのにもかかわらず、その行動を否定されてしまい、
「次は何を言われるんだろう…」
という不安な気持ちが消えなくなってしまったのです。
これは、担任の先生が背中を押すつもりのひと言が、逆効果になってしまった辛い一例です。
★不登校を防ぐことができる、正しいやり方は?
それでは、この担任の先生はどうしたら良かったのでしょうか?
・登校できていること、今できていることをほめる
・いきなりではなく、スモールステップで進む
・本人に寄り添いながら、行動や声かけをする
・居場所を奪わない
・後退することがあっても良い
このように、今できていることを最大限に受け入れ、ほめる事が大切でした。
そして何より登校できていた子の居場所を奪うようなことは、決してしてはいけなかったのです。
ですがこれは、学校の先生だけではなく、誰しもよかれと思ってやってしまいがちな行動です。
大切なのは本人の物差しを他人が決めず、尊重してあげること。
焦る気持ちやもっと頑張って欲しい気持ちは分かります。でも、お子さん一人ひとりのペースに合わせてあげることができなければ、逆効果になってしまう、ということを忘れないでください。
★不登校の子接するときに、これだけは気をつけてあげたいこと
不登校を未然に防ぐことはたいへんかもしれません。
でも、接し方や言葉がけ次第でその先のお子さんの進む道が大きく変わってくるということを知ってほしいのです。
・登校できていること、今できていることをほめる
・いきなりではなく、スモールステップで進む
・本人に寄り添いながら、行動や声かけをする
・居場所を奪わない
・後退することがあっても良い
このように、不登校ぎみな子や不登校の子に接するときは、上記のことを頭にしっかりとおいてから声をかけてあげてくださいね。