不登校の子が腹痛を訴え続けるとき、とるべき対処法とは?
不登校の子が体調不良を訴えることは、よく耳にする話ではないでしょうか?
その中でも多いのは頭痛と腹痛ですが、腹痛は特に出やすい症状です。
なぜ、腹痛は出やすいのでしょうか?
また、本当にその腹痛が原因で学校にいけないのでしょうか?
ここでは不登校のお子さんが腹痛を訴える原因と、そんな時の対処法をお伝えします。
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朝になると腹痛を訴える理由とは?
子どもが腹痛を訴えるには2つの理由があります。
・本当にお腹が痛いから
・腹痛を理由にして学校を休みたいから
学校を休みたい場合は、登校しなくていいとわかると治ってしまう可能性が高いです。
そのため、大人から見ると仮病なの?と思ってしまうかもしれませんが、朝は本当にお腹が痛い場合が多いのです。
また学校を休んだら治るとしても、病気が隠れている可能性もあります。
そのために、精神的なことで腹痛が起こるのか、本当に身体に悪いところがあるのか、すぐに見極めるのはとても危険なことです。
不登校の子が腹痛を訴えた時の対処法とは?
お子さんが腹痛を訴えた時は、どうしてあげたら良いのでしょうか?
答えは一つではありませんが、ここでは一般的な対処法についてお伝えします。
★病院に行く
朝だけ下痢をしたり、腹痛を訴えたりする場合は、精神的なストレスから病気になったりしている可能性があります。
不登校の子がよくなる病気で過敏性腸症候群といった病気がありますが、これは本人にしか分からない辛さです。
・朝だけ下痢をする
・便秘と下痢を繰り返す
このように症状は人それぞれですが、便秘と下痢を繰り返すことはお子さんにとって辛いことです。
過敏性腸症候群であれば治療方法もあるので、腹痛を訴え続けたり下痢が続く場合は、ストレスだと決めるのではなく必ず病院を受診しましょう。
過敏性腸症候群…お腹の痛みや不快感に下痢や便秘が伴う疾患。原因ははっきりとはわかっておらず、何らかのストレスが加わると、ストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなると言われている。
★腹痛を訴えなくても良い事を伝える
腹痛を訴えなくてもいいよと伝えるのは、方法を間違うとお母さんとお子さんの信頼関係を傷つけてしまいますので、注意が必要です。
ですがもし、腹痛はないけれど、欠席するための理由として腹痛を訴えているのであれば、そうしなくて良いことを伝えましょう。
伝え方としては、次の注意点を忘れないでください。
・信じていることを伝える
・腹痛以外にも悩みごとや不安に思っていることがないか聞く
・仮病ではないかと問い詰めない
重要なのは、お子さんを疑って腹痛がないのではないかと問いただすことはしないことです。
あなたが心配だから、登校したくない本当の理由を知りたい。
腹痛だと言わなければならない、あなたの気持ちを、少しでも和らげたい。
もし腹痛がないなら、それは言う必要はない。
と伝えてあげましょう。
欠席の理由のためだけに腹痛を使っていたとすれば、欠席の理由を作るということで、お子さんはさらに自分を苦しめていることに繋がります。
まとめ
腹痛は目に見えない病気で、病気として伝えやすいため、言われた方は仮病として受け取りがちです。
しかし、本当の苦しみはその子にしか分かりません。
疑ってかかる前に検査をしたり、寄り添ってあげることで、まずは体調の面を整えてあげましょう。
お子さんの苦しみをわかってあげられるのは、一番身近な家族です。ぜひ、お子さんが抱えている本当の苦しみをわかってあげてくださいね。