不登校の子が登校するようになった、2つのキッカケとは?
家庭教師という仕事をしていると、不登校になってしまった子や、そのご家族の方と関わることが多くあります。
その中でよく聞かれる質問が「不登校の子が登校するキッカケって、どんなことがありますか?」という質問です。
不登校の子全てに同じ答えが当てはまることはありませんが、子どもが共通して登校するキッカケとなったことについて、心理士さんから聞いた話をお伝えしたいと思います。
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登校するキッカケとなった、2つの出来事とは?
① 家庭環境の変化
例えば親が離婚をしてしまったり、不仲だったり、家族のどなたかが体調が悪かったりしてしまうと、子どもは学校に気持ちが向かなくなってしまうことがあります。
それは、精神的に不安定になってしまうという理由はもちろんですが、親が不仲だったり離婚したばっかりの時は、自分はおいていかれるのではないだろうかという心配がよぎり、家から離れることが不安になってしまうのです。
家族に体調が悪い人がいれば、自分がいない間になにかあったらどうしようと落ちつくことができないので、子どもの中では学校どころではなくなってしまいます。
子どもが不登校になったことで、家族は更にギクシャクしてしまう可能性もあるのですが、子どもはそれを理解することはできません。
だからこそ、家庭が安定するようになると子どもは学校に足が向くようになります。
朝は家を出るのに、途中で家に戻ってしまう子は学校に問題があると考えることができ、学校には何も問題がないのに家を出られない子は、家庭に問題があるという見方をすることもできるのです。
子どもが登校しなくなった初めのうち、どんな形で不登校になっていったかをよく思い出すことで、登校するキッカケを見つけることができるかもしれません。
② 新しく信頼できる人と出会う
不登校になってしまうと、どうしても外部の人との関係がなくなりがちになってしまいます。
しかし新しい人と出会い、その人を信頼し心を開くことができれば、気持ちは動きだします。
ここに、あくまで新しい人と書いたのには意味があります。
今まで自分と出会った人は過去の自分を知っているので、どうしてもお互いに心を開くことは難しくなってしまうからです。
そして不登校になったからこそ、新しく知り合えるようになる人もいます。
・近所のお年寄り
・カウンセラーの先生
・塾の講師や家庭教師
新しい人と結ぶ新たな信頼関係によって気持ちがリセットされ、今まで言えなかったことを言えたりすることで、登校するキッカケにつながったりします。
人に出会うことによって、外に出るキッカケを作ってあげることができるのです。
信頼できる人と出会うのは難しいことかもしれませんが、人は一人では生きていけません。新しい出会いを見つけることができれば、きっと何かが動き出すはずです。
小さなキッカケが、今までの環境を変えていく!
物事を変えていくためには、ほんの小さなキッカケが必要です。様々な場面でどんなことがキッカケになるかはわかりません。
しかし、キッカケを上手く利用することができたら、物事は動き出すはずです。ここで例にあげたことは、あくまでも参考のひとつです。
お子さんにとって良いキッカケが見つかると良いですね。