【不登校・親御さん向け】学校を休む電話がしんどい場合の対処法

お子さんが学校を休み出したら、親御さんが学校へ電話する必要があります。
毎朝、電話するのは親御さんですから、数日ならともかく何日も続けて学校へ「休みます」と電話をするのは、知らず知らずのうちに親御さんのストレスになります。
担任の先生と毎朝、同じようなやりとりを繰り返すのは、大人でもしんどいですよね。
そこで今日は、学校を休む電話がしんどい場合の対処法を親御さん向けに解説していきます。
お子さんの成績に不安を感じていませんか?
家庭教師のゴーイングには、勉強が苦手なお子さんや不登校・発達障害のお子さんを成績アップに導いてきた経験豊富な先生が揃っています。
ぜひ、ゴーイングのホームページでお住まいのエリアで活躍中の先生をチェックしてみてください!
毎朝、学校へ電話するのってしんどい…
不登校になりかけの頃は、親も先生も不登校とは思っていませんから、何かしら理由をつけなければなりません。
これは親御さんにとって非常にストレスです。
「毎朝、同じことを聞かれる…」「もう理由がない」「なんて言ったらいいの?」と焦ってしまうので、相当しんどい思いをする親御さんも少なくないようです。
学校の先生は「学校へ来るよう親御さんから説得できませんか?」とおっしゃる方もいますが、「できるんだったら、してます!」とは言い返せないし、困ってしまいます…。
学校を休む理由はどうしたらいいの?
親御さんが悩むのは、まず「休む理由をなんて言ったらいいか?」だと思います。一般的な「学校を休む場合の理由」や、電話の方法を紹介します。
学校を休む理由として一般的なもの
子どもが学校を休む一般的な理由はさまざまですが、以下はその一部です。
体調不良
子どもが病気になった場合、発熱、風邪、嘔吐、下痢などの体調不良が学校を休む主な理由です。感染症の予防や他の生徒への感染拡大を心配して、という理由でも大丈夫です。
精神的な健康
子どもがストレスや不安、うつ病などの精神的な健康問題がある場合、学校に行くことが難しい場合があります。この場合、言い方は難しいですが「メンタルをやられていて」というと、事情が少し伝わるかも知れません。
家庭の緊急事態
一家の中で緊急事態が発生した場合、学校を休むことが必要になることが起こります。例、家庭内での事故、火災、災害、親の急な入院、葬儀、家庭内の危機などが挙げられます。
学業上の問題
子どもが学業に関して問題がある場合、学業面でのサポートを受けるために学校を休むことがあります。例えば、特別な学習ニーズを持つ子どもが専門のサポートを受ける必要がある場合などです。
家庭外の活動
子どもが学校外での活動やイベントに参加する必要がある場合、学校を休むことがあります。これは、スポーツ大会、学術競技、芸術の発表会などが含まれます。
その他の特別な理由
その他、特別な事情や理由により学校をお休みすることがあります。これには家族の旅行、信仰宗教の休日、学業の休暇、予定された医療行為などが含まれます。
学校を休む理由は多岐にわたりますが、どんな理由を選ぼうとも、親御さんは子どもの安全を確保することを考えてあげてください。
学校を休む電話がしんどい場合の対処法
電話の方法
1. 学校へ行くときだけ電話する
この方法では、毎朝ではなく、実際に学校へ行く前に電話をかけます。これにより、毎朝のストレスを軽減できます。
2. メールでも大丈夫
電話での連絡が難しい場合、メールを利用して学校への連絡を取ることもできます。メールは文字でのやりとりなので、言葉に詰まってしまうことなく、ストレスを感じずに伝えることができるでしょう。
3. ホームルームの時間にかける
学校では通常、ホームルームと呼ばれる時間帯があります。この時間は担任の先生が不在のことが多いです。そのため、この時間に電話することで、直接先生とコミュニケーションをとらずに済み、気軽に伝えることができます。
4. 代行サービスを利用
代行サービスは、特定の事情で親が学校へ電話するのが難しいとき、代わりに行ってくれるサービスです。親御さんが電話するのが難しい場合、このサービスを活用することで、子どもが学校へ行くために必要な連絡を代行してもらえます。
これらの方法を選択し、親子のストレスを最小限に抑えながら学校との連絡を円滑に行うことが大切です。どの方法が最適かは、親子の状況やニーズに合わせて検討しましょう。
こんな時、本当のことを言っていいの?
勉強がつらい
いじめ
まず、どちらの理由にも共通しているのは、親御さんは子どもと相談し、学校に伝えるかどうかを慎重に考える必要がある、と言うことです。
学校の問題はお子さんの問題で、お子さん自身が苦しんでいることですから、お子さん自身がどう思っているか、学校へ言ってもいいか、お子さんの気持ちを最優先にしましょう。
その上で、学校へは以下のような対処法を取りましょう。
1.まったく別の理由を言っておく
子どもが学校への申告は嫌がるようであれば、とりあえず「体調不良」「家庭の事情」など、当たり障りのないことを言っておきましょう。
嘘をつくことにはなりますが、お子さんを守ることが親御さんの最優先事項です。
2.それとなく理由が分かるような、婉曲な言い方をする
「勉強がどうしても嫌いなんですよね…」「気の合わない友だちがいるみたいで…」とズバリではないことを言っておきましょう。そうすれば先生の方も「授業についていけないのかな?」「いじめかも?」と見当をつける先生もいます。
ただし、先生の中には全く『察する』ことができない人もいるので、先生にとって受け取り方は違うことも承知しておいてください。
子どもが本当の理由を言えない場合、親御さんは子どもの感情や状況を尊重し、学校に「家庭の都合」など、具体的な理由を伝えることもできます。
ただし、これは一時的な対処方法であり、問題解決には子どもと相談の上でいつかは本当の理由を話さなければならない日がくることも覚えておいてください。
学校へ電話するのがつらい親御さんの自己ケアの方法
学校への電話がつらい親御さんの自己ケアは非常に重要です。なぜなら、お子さんが暗い顔をしているときこそ、親御さんは明るく笑っている必要があるからです。
そこで親御さんの自己ケア方法をまとめました。
ストレス解消の活動
ストレスを解消するために、親御さんは自分の好きなアクティビティに時間を費やすことが大切です。散歩、読書、ヨガ、瞑想、趣味の追求など、日常生活の中でストレスを解消する方法を見つけましょう。
サポートグループに参加する
不登校の子どもを持つ親御さんのためのサポートグループに参加することで、同じような経験を共有し、アドバイスや支えを得ることができます。他の親御さんとのつながりは、孤独感を癒してくれます。
専門家の協力
心理カウンセリングやカウンセリングを受けることで、自分自身の感情やストレスに向き合い、それを処理する手助けができます。不登校の問題では、親御さんの方がカウンセリングを受けた方が良い場合が多いです。
時間管理
一日の中で一定の時間は自己ケアに割り当てることが重要です。自己ケアの時間を確保し、それを大切にすることで、肉体的、精神的な健康を維持できます。
信頼できる人とのおしゃべり
親御さんは友人や家族とのコミュニケーションを維持し、感情や経験を共有しましょう。時には愚痴を聞いてくれる友人や理解のある家族が大きな助けになります。
柔軟な思考
自己ケアの一環として、柔軟な思考を養いましょう。困難な状況に対処するために、状況を受け入れ、ポジティブな姿勢を持つことが重要です。
休息と睡眠
十分な休息と質の高い睡眠を確保し、体と心の健康をサポートしましょう。睡眠不足はストレスを増大させる要因となります。
親御さんの自己ケアは子どもへのサポートにも繋がり、親子の関係を強化します。自分自身の健康と幸福を大切にし、バランスを取りながら子どもと向き合いましょう。
学校を休んだ子どもに親がしてあげられること
学校への電話が終わったら、今度は一日中家にいて落ち込んでいるお子さんをケアしてあげる必要があります。不登校は特に初期のケアが大切です。
学校を休んだ子どもに親がしてあげられることは、次のようなものが考えられます:
理解と共感
まず、子どもの気持ちや不安を冷静に考え、共感することが大切です。子どもがどのように感じているかを見つめ、子どもの意見や感情を尊重しましょう。
オープンなコミュニケーション
子どもとオープンで率直なコミュニケーションをとることが大切です。何か問題があるなら一緒に決めて、解決策を見つけていく手助けをします。
支えと安心感の提供
子どもに安心感を提供しましょう。困難な状況があると感じた場合、親のサポートがないと解決することはできません。
学習サポート
学校を休んでいる間、もしお子さんが大丈夫そうなら学習の遅れをサポートする必要があります。 宿題の手伝い、学習資料の提供、学習の計画などが考えられます。
ただし、子どもが勉強のことが原因で学校を休んでいるようなら、勉強は子どもが精神的に回復してきてからにしましょう。
日常生活のリズムを大切にする
子どもに安定感を提供するために、日常生活のリズムを維持しましょう。「学校休んでもいいけど、それなら家事を手伝ってよ」と役割を与えてあげるのもよい方法です。
ポジティブな家庭環境
家庭環境を明るく楽しいものにしましょう。家はいつでもお子さんの安心できる場所であることが重要です。
家族の協力
子どもをサポートするために家族全体で連携しましょう。兄弟姉妹や他の家族メンバーも協力して、子どもにとって明るく元気な環境を作ってあげるようにしましょう。
これらの方法は、子どもの個別のニーズに合わせてサポートを調整していく必要があります。一番必要なのは、学校を休んでいるお子さんに「学校と違って家は安心できる」と感じてもらうことです。それが不登校回復の第一歩となります。
親御さんはお子さんのサポートと自己ケアを何より大切にしよう
不登校の子どもを持つ親御さんにとって、学校への連絡や子どものサポートはとても重要な課題です。
学校を休む理由や電話することがしんどい場合、親は子どもの気持ちを冷静に感じ取り、共感してあげることから始めましょう。また、子どもの感情を尊重し、オープンで率直なコミュニケーションをとることが大切です。
学校を休んだ子どもに対しては、理解と安心感を提供し、ときには学習サポートや専門家の協力も検討していきましょう。そして日常生活のリズムを保ち、ポジティブな家庭環境を提供し、家族全体で協力することも大切です。
不登校の子どもを持つ親御さんは、子どものニーズを理解し、サポート体制を構築していく必要があります。
ですが不登校初期は、何より、お子さん自身が落ちついた精神状態になるまで、優しく見守ることが必要になります。動くのは、お子さんが少しずつ事情を話せるようになってからにしてください。