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タブレット教材や通信教材に向いている子の特徴と苦手な子の勉強法

塾よりも安いため、気軽に始められると今注目のタブレット教材や通信教材。
お手頃感に加え、繰り返し学習・苦手克服・テスト対策など学習システムに様々な工夫が凝らしてあるので、とても魅惑的に思えます。

でも…
「本当にこれで成績上がるの!?」
「続けても効果がないってウワサも聞くし…」
「うちの子じゃ、すぐに飽きちゃいそう…」
と、本当に効果があるのか不安な方も多いのも事実。

そこで今日は、タブレット教材や通信教材は本当に効果があるのかどうか、解説していきます。

タブレット教材や通信教材は人を選ぶ!?

タブレット教材や通信教材の他にも、塾や家庭教師など学習方法はさまざま。
どれを選択しても結果が出るわけではありません。

子どもによって『合う・合わない』があるからです。
この選択を間違ってしまうと、かけた費用だけじゃなく時間も無駄になってしまうことに。

では、タブレット教材や通信教材はどんな子に合うのでしょうか?

次の項目からはタブレット教材や通信教材のメリット・デメリットを解説していきます。
メリット・デメリットを知ると、お子さんに合うやり方かどうか分かってきます。
ぜひ「うちの子ならどうかな?」と考えながら読んでみてくださいね。

タブレット教材や通信教材のメリット

タブレット教材や通信教材のメリットは何と言っても、自宅で気軽に質の高い教材で自由に学べることです。
このメリットを「うちの子は十分に活かすことができる!」と思えれば、お子さんにはタブレット教材や通信教材がピッタリ合っている可能性が高いです。

3点のメリットをひとつずつ解説していきます。

  • 自宅で質の高い勉強できる
  • 費用が安い
  • 自分のペースで進められる

メリット1 – 自宅で質の高い勉強できる

タブレット教材も通信教材も、昔からある大手企業のものが有名です。
昔からあるということはそれだけ定評があり、その長い歴史の中で教材も生徒さんたちの経験を活かしながら作成されている、質の高いものと言えます。

対面で教えてあげられない分、教材は教科書の内容が分かりやすく重要ポイントごとにまとめられているので、わからないところが沢山あっても教材だけでカバーできそうな気持ちになれます。
また、通信教材によっては解答用紙に赤ペンで添削してくれるので、理解が足りない所を補えるシステムになっています。

「この教材を使って勉強しまくるぞ!」と、やる気が十分ある子なら、教材だけの勉強でも十分、点数アップを狙えます。

メリット2 – 費用が安い

塾などの費用はどんなに抑えようとしても年間に数十万円かかってしまうので、どのご家庭でも費用の捻出に頭を抱えてしまいます。
でもタブレット教材や通信教材なら年間でも数万円で済んでしまうので、これは大きな魅力です。

また教材によりますが、中には教科ごと、科目ごとに選べるようになっているので「物理だけ補足したい」「英文法だけちょっと…」と弱点補強のように使うことも可能で、そうなると費用はもっと抑えられることになります。

「なるべく無駄な出費は避けたい!」と思っているなら、タブレット教材や通信教材にかなう方法はありません。

メリット3 – 自分のペースで進められる

塾や家庭教師を頼んだ場合、勉強時間はあらかじめ決まってしまいます。
家庭教師は個人授業なので、自分の都合に合わせて先生とスケジュールをすり合わせることができますが、それでも来週の授業の時間は決まってしまいます。
その点、タブレット教材や通信教材なら自分の好きな時間にサッと取り出して勉強することができます。

今時の子たちはみんな部活で放課後も忙しいので、スキマ時間に自分のやる気を逃さず勉強できるのは嬉しいですよね。
受験生だと綿密な勉強計画を立てる必要がありますが、勉強内容は今までの復習に専念できる中学1年生、中学2年生ならタブレット教材や通信教材を有効に使って効率よくおさらいすることができるでしょう。

タブレット教材や通信教材のデメリット

ここまでタブレット教材や通信教材のメリットを解説してきましたが、お子さんはメリットを活かせそうでしょうか?
まだ「これなら!」と思えない方の為にも、次はデメリットを解説していきます。

どんなものにもデメリットはありますので、ポイントは「うちの子はこのデメリットを乗り越えることができるか?」です。
3点のデメリットをひとつずつ解説していきます。

  • 強制力がない
  • 自分のペースでやれない
  • わかったつもりになってしまう

デメリット1 – 強制力がない

勉強の一番の強敵は≪やりたくない≫ことです。これはどんな子でも勉強の悩みトップにくることだと思います。
そんな「やりたくない」「今日だけサボりたい」と思いがちな勉強を、タブレット教材や通信教材は自分の意志で始めなければなりません。

これはカンタンなようで、とても難しいことと言えます。
なぜならそもそも自分の意志で率先して勉強するなら教材など不必要で、学校の授業で十分まかなえているのではないでしょうか?

でも「今日はいいや」「次から頑張ろう」などと勉強を先延ばしにした結果が、塾や教材で勉強し直す必要に迫られている今につながっているのです。
なので、自分の強い意志で勉強に立ち向かえる子でないと、タブレット教材や通信教材で勉強を続けることは難しいと言えます。

デメリット2 – 自分のペースでやれない

通信教材の中には定期的にテキストが送られてくるので、自分が望む学習のスピードで勉強できないデメリットがあります。
なかなか勉強を進められない子には「前回のテキストも終わってないのに次が来ちゃった…」というプレッシャーになるので良い部分でもありますが、どんどん学習を先に進めたい子には不都合です。

メリットに書いたように勉強そのものの時間は自分の好きにやれますが、学習進度が思うようにいかないのは受験勉強向きとは言えません。
なぜなら受験勉強は、学習進度が志望校のレベルに比例する傾向があるからです。

またタブレット教材も毎月決まった日に新しい教材が配布されるサービスがあり、自分でダウンロードして使うのでこれも学習進度が決められてしまいます。
このような事実から考えると、タブレット教材や通信教材は応用問題の演習で学習レベルを上げたい子ではなく、基礎を固めたい子向きの勉強なのかもしれません。

デメリット3 – わかったつもりになりやすい

タブレット教材や通信教材には『わかったつもりになりやすい』という弱点があります。

これは特にタブレット教材に言えることなのですが、飽きさせない工夫として同じような問題がゲームのようにポンポン出てくるシステムがあります。
簡単な問題をスラスラ解くことができるので、子どもはやっていて楽しく、つい何度もやってしまいます。

勉強を繰り返すという意味では大成功なシステムなのですが、問題もあります。
何度も同じ問題を解くので答えを覚えてしまうのです。
そうなると問題を解かず、覚えている答えを解答する暗記問題のようになってしまうので、勉強としては意味がありません。

それだけならまだしも、ここでお子さんは「これで完璧にできるようになった!」と勘違いしてしまうのです。
でも実際は答えを覚えているだけなので、テストでは当然解答することができません。

『わかったつもり』になって自信をつけるのはよいのですが、肝心のテストで答えられなのでは本末転倒と言えます。

タブレット教材や通信教材が向いている子は?

タブレット教材や通信教材には以上のようなメリット・デメリットがあることが分かりました。
メリットを活かし、デメリットを乗り越えられる子ならタブレット教材や通信教材が向いていると言えます。

タブレット教材や通信教材が向いている子の5つの特徴を簡単に紹介します。

  • 自分から進んで勉強できる
  • 毎日コツコツ勉強できる
  • 決められたペースで勉強できる
  • テキストに沿って真面目に勉強する
  • 疑問を自分で解決できる

1 – 自分から進んで勉強できる

タブレット教材や通信教材には勉強の強制力がありません。ですので強制されなくても自ら進んで机に向かえる子でないと勉強が続きません。
自分から机に向かえる子なら毎日楽しく勉強を続けるでしょう。

2 – 毎日コツコツ勉強できる

タブレット教材や通信教材は教材の質が高いので、教材の演習を毎日コツコツと潰していけば大きな効果が得られます。
ひとりでコツコツやるのが好きな子なら、受験期でも慌てないですみます。

3 – 決められたペースで勉強できる

毎月教材が配布されるシステムの中で勉強するので、自分のペースでゆっくり勉強したい、学習進度をどんどん進めたい子には不向きです。
でも与えられた勉強を真面目にこなすタイプの子なら安心感が持てます。

4 – テキストに沿って真面目に勉強する

タブレット教材や通信教材の質の高い教材を活かすには、一問一問丁寧に解いていくこと。そうすれば確実に成績アップが可能です。
几帳面な性格の子ならグングン実力をつけていけます。

5 – 疑問を自分で解決できる

『わかったつもり』の罠に落ちない為には、常に勉強に対して疑問を持つ姿勢が大切。
「どうしてこうなるんだろう?」と思考しながら勉強し、疑問を解決できる能力があることが必須。
思考することや「何でも自分でやってみたい!」という熱意のある子向きです。

タブレット教材や通信教材が向いていない子は?

向いている子が分かったので、逆にタブレット教材や通信教材が向いていない子も見えてきます。
タブレット教材や通信教材が向いていない子は、次の特徴を持っている子です。

  • 言われないと机に向かわない
  • 自分ひとりで勉強できない

1 – 言われないと机に向かわない

タブレット教材や通信教材のデメリットは、勉強の強制力がないことです。
ですから自ら進んで勉強できるタイプの子以外はタブレット教材や通信教材で勉強を進めることができません。

2 – 自分ひとりで勉強できない

タブレット教材や通信教材は質の高い内容なので、教材だけあれば勉強が完結できる仕組みになっています。
確かに教材さえあれば勉強できる子はいますが、誰かに教えてもらいつつ勉強の段取りをつけてあげないと勉強できない子も沢山います。
自分ひとりで勉強できないタイプの子は、タブレット教材や通信教材を使っての勉強に向きません。

点数アップには、自分ひとりで勉強できるようになる事が必須です!

とは言え、点数アップするのに絶対必要なことは、お子さんひとりで『わからない』を解決するスキルを身につけることです。
タブレット教材や通信教材を使っての勉強は誰も教えてくれる人がいないので『わからない』を自分ひとりで解決できないと前に進めません。

さらに、もし塾や家庭教師に教わっていたとしても『わからない』を自分のチカラで解決する必要があります。
なぜなら誰かに教えてもらえる時間はわずか週に1~2時間ほどで、残りの膨大な時間はやっぱり自分ひとりで勉強しなければならないからです。
ですから、どんな方法で勉強するにせよ『わからない』は自分ひとりで解決できるようになっておくことが大切なのです。

自分ひとりで勉強できないタイプの子は、大抵の場合『わからない』をひとりで解決できません。
だから途中で勉強が止まってしまい「勉強って難しい」「勉強するの大変」というイメージが大きくなり、気が付いた時には『勉強嫌い』になっているのです。

このような理由から、どんな方法で、どんな教材を使って勉強するにしても『わからない』を自分ひとりで解決できるスキルを一刻も早く身につけてしまうことを強くおすすめします。

『わからない』を解決する方法は?

まずは教科書を読みましょう!
学校のテストは教科書の内容を理解できていれば、高得点がラクラク取れます。

まず『わからない』ところの単元を読んでみる。それでもわからなければ、その前の単元を読んでみる。
このように前の単元、前の単元と戻り『わかる』単元まで戻って教科書の内容を理解していきましょう。

勉強にはつながりがあるので、途中ほんの少しでもつまずきがあればそこからだんだんわからなくなってしまいます。
そういった『ほころび』を修復する意味でも『わかる』ところまで戻る勉強法は少しも遠回りではありません。

むしろ今のうちに戻れることは一番の近道と言えます。
『わからない』があったら『わかる』単元まで戻って勉強すると覚えておきましょう。

「どうしよう…うちの子『わからない』ところが多くて…」という人は

ここまでお読みになり、以下のように感じる親御さんも多いのではないでしょうか?

「教材だけだと挫折しそう…」
「うちの子は教えてもらわないとダメだろうな」
「勉強嫌いはどうしたらいいの?」

もしお子さんがこのような状態なら、私たち家庭教師のゴーイングにお電話ください!
私たちゴーイングは「自分でもやれるんだ!」「自分のペースで大丈夫なんだ!」と失ってしまった自信を取り戻し、勉強の楽しさを教えることが得意な家庭教師です。
勉強がどんなに遅れても、お子さんの気持ちに寄り添いながら一歩一歩確実に進めるよう指導していくことで、お子さんは楽しく笑顔で勉強することができるようになります。

私たちが特にチカラを入れて指導するのは『お子さんがひとりでも勉強できるようになる』こと。
そうすることでお子さんは『わからない』を自分ひとりで解決できるようになり、成功体験を積み上げ自信もつくようになるからです。

何より『わからない』を自分で解決できるようになることは、一生役に立つ最高のスキル。
お子さんの明るい未来のために毎日がんばっているお母さん。「誰も相談する人がいない」「周りの人に理解が得られなくて辛い」「安心して頼めるところがない」など、お悩みや不安を抱えていると思います。
せめて、勉強のことだけでも私たちにお手伝いさせていただけませんか?
私たちの実績にかけて、必ずやる気や自信を取り戻してみせます。

一緒に楽しく学びましょう!お電話お待ちしております。

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