サボり癖はこれで治る!発達障害・不登校の子も◎
「宿題をやるって言ったそばから、スマホでゲームとYouTube…」
「今年は受験生なのにまったく勉強しない…」
こんなお悩みありませんか?
これは明らかに「サボり癖」がついてしまった証拠。
今回はそんな悩みを持つお母さんお父さんに、子供のサボり癖の治し方をお伝えします!
「うちの子は発達障害だからしょうがない…」
「そもそも学校にすら行けてないし…」
と悩んでいる方もご安心ください。
これからお伝えすることを実行すれば、どんな子でもサボり癖は治ります。
発達障害の特徴によって、スムーズに進めるのが難しいこともありますが、しっかりサポートすれば克服して行けます。
サボり癖の治し方のポイントは3つ。
「動機付け」「無理をしない」「環境作り」
です。
これから詳しく解説していきますね。
サボり癖の原因①やる気がない
そもそもやる気がない子は勉強しません。
勉強をしていない姿を見るとどうしてもサボっているように見えてしまいますよね。
ですが、お子さんからすると、
なぜやらなくちゃいけないかわからないから、やる気が出ない
⇒やる気が出ないから勉強していないだけ
という状態なのです。
「じゃあどうやってやる気を出させればいいの?」
と、たくさんのお母さんお父さんが悩まれていることだと思います。
ここでポイントになるのが「動機付け」なのです。
もし受験生なら、「絶対にこの高校に行きたい!」という志望校が見つかれば、それが動機となり、やる気も出てくるでしょう。
そうではなくても、「次の定期テストで点数アップしたらお小遣いもアップ!」など、わかりやすいメリットを作るのも良いと思います。
とにかく、お子さんにとってやる気が出ることを作るor見つけることをして下さい。
その際は、一方的に親御さんが決めるのではなく、必ずお子さんと相談して決めるようにしてください。
その方が確実にやる気もアップします。
サボり癖の原因②勉強のやり方に問題
もしお子さんが宿題を最後までやれずに途中で放り出していたとしたら、それもサボっているように見えますよね。
ですが、その時、注意して見ていて欲しいのです。
お子さんは勉強を始めてから何分間、集中出来ていましたか?
例えば15分しか集中できないお子さんが、30分やらないと終わらない宿題をやっていたとしたら、それはもちろん、15分を過ぎたころから集中力が続かなくなります。
この場合、サボっているわけではなく、ただ単に集中力が続かないから宿題が最後まで終わらないだけなのです。
そういう場合にはどうしたらよいのでしょう?
ポイントは無理をしないです。
例えばお子さんが15分間なら集中できる場合、15分勉強したら休憩を取って下さい。
15分勉強⇒5分休憩⇒15分勉強⇒5分休憩…
このように休憩を挟むことで集中力が持続します。
何分間なら集中が続きそうか、これもお子さんと相談して決めてくださいね。
親御さんと一緒に勉強の計画を立てることで、よりやる気になってきますよ。
サボり癖の原因③環境に問題
「宿題をやると言って自分の部屋へ行ったのに、気がついたら漫画を読んでいた…」
これもあるあるの話だと思います。
自分の部屋には誘惑がいっぱいです。スマホにゲームに漫画に…
そりゃあどんな子でも、サボりたくなくたって、勉強に集中できるはずがありません。
そんな時には、親御さんから学習環境を整える提案をお子さんにしてみませんか。
リビングでも、テレビや音楽が鳴っていない、静かな環境が作れるならそれでも良いでしょう。
オススメは図書館や自習室などです。
サボっているお子さんが悪いのではなく、学習環境に問題があると考えて、お子さんと相談してみてください。
まとめ:勉強のサボり癖はこれで治る!
サボり癖には必ず原因があることがお分かりいただけたでしょうか。
最後に、サボり癖の原因と対策について簡単にまとめますね。
1. やる気がない子には勉強の動機づけを
2. 集中が続かない子には短い時間から
3. 勉強以外に手が伸びてしまう場合は環境を変える
親御さんがお子さんの立場になってサボり癖の原因を理解し、一緒に対応策を考えて実行していくことで、必ず治っていきます。
少しでも出来た時には、きちんと褒めて、次のステップへ進めるように寄り添ってあげて下さいね。