勉強のやる気を高めモチベーションを上げる方法10選!
「うちの子、勉強のやる気が全然ない」
「どうしたらやる気になってくれるの?」
「言われなきゃぜんぜん机に向かわない…」
こんなことでお悩みではありませんか?
親御さんにとって、お子さんの勉強は悩みの種ですよね。
テストが返ってくるたびに頭を抱え、「もっと、やる気を出してくれたらな…」とため息をつくお母さんは少なくありません。
ですが、普通は子どもが勉強のやる気を出すのは、かなりハードルが高いことです。
ですが!
もし、あなたのお子さんが前向きになって、自分から机に向かい勉強してくれる方法があったら知ってみたいと思いませんか?
そこで今日は、勉強に対してやる気を高めモチベーションを上げる方法をお伝えしていきます。
子どもが勉強のやる気・モチベーションをあげる10個の方法
さっそく、子どもが勉強のやる気や、モチベーションをあげる方法を解説していきます。
勉強がなぜ必要かを伝える
子どもが勉強する意味を伝えるのが、やる気やモチベーションをあげる方法の1つ目です。
なぜ必要性を伝えるのが重要なのかというと、勉強は強制されるもので、本当はしたくないことだからです。
大人であっても勉強をしたくないと考えるもので、できれば好きなことだけして過ごしたいと考えてしまいますよね。
子どだって考えることは一緒なので、勉強がなぜ必要なのかを伝えなければ、動いてはくれません。
目標設定する
次に、目標設定をしていきます。
目標設定がなぜ重要なのかというと、具体的に「すること」がわからないと、何から手を付けたらいいのか、わからないからです。
仮に、やることが決まっていないまま「勉強しなさい」と伝えたとすると、訳のわからないまま、非効率的な勉強をしてしまいます。
そのため、何をやるかをきちんと決める、もしくは決めてあげてから勉強に移らせるようにしてください。
短期目標と長期目標を立てる
先ほど紹介した目標設定ですが、具体的には次の2つの目標を決めてください。
● 短期目標
● 長期目標
短期目標は、「今日何をするか」という具体的な行動目標で、長期目標は「今日の勉強がどこにつながるのか」を意識する目標だと考えるとよいでしょう。
少し専門的な話をすると、短期目標は行動目標、長期目標は目的(ゴール)を設定することを指します。
特に意識してほしいのは、長期目標が短期目標と連動していることです。
たとえば、長期目標をテストで400点を取ると設定したら、「テストで400点取るために今日何をするのか」を方針として、短期目標を決めていきます。
このように目標を2つに分けてあげると、子どもも勉強する意味を見い出しやすくなります。
勉強の習慣化をする
目標設定ができたら、続けて勉強の習慣化を目指します。
習慣化とは、意識しなくてもできるようにすることを指します。
たとえば、今までは勉強しなさいと伝えていたことが、帰ってきたらすぐに勉強をはじめるようになれば、習慣化に成功しています。
親御さんにとっても、お子さんが自然と勉強に打ち込むようになったら、嬉しいですよね。
ただ注意してほしいのは、勉強を習慣化するためには、長い年月がかかる点です。
ですから、まずはスモールステップで1日5分から勉強する習慣を身につけていくことを目指しましょう。
たった5分の勉強が人生を変える
たった5分の勉強で本当に意味があるの?と思われる親御さんも多いでしょう。
しかし、たった5分と言えど、1年間勉強すると約1800分、つまり約30時間を確保できます。
子どもはあわせて学校で勉強していますから、もっと長い勉強時間を確保できるようになります。
ちなみに、大人が毎日勉強する時間の統計データは、なんとたったの6分というデータが出ています。
ですから、子どもが5分勉強するようになれば、ほぼ大人の1日の勉強時間に匹敵するようになるのです。
そのため、まずは小さな事から習慣化を始めていくようにしてください。
親御さんが毎日チェックする
また、お子さんがまだまだ勉強の習慣化ができていないのであれば、親御さんが毎日チェックすることも忘れてはいけません。
とくに初期の頃は、チェックを忘れてしまうと、手を抜いてしまいがちになります。
そのため、たった5分の勉強時間を増やすといっても、適切な勉強量なのかを確認してください。
ゆるい勉強から始める
勉強をはじめるときに文章問題から解くといった、ハードな勉強からスタートする子もいます。
ですが、これは勉強のハードルをあげてしまうので、やめておきましょう。
勉強のスタートはできるだけハードルを下げるために、漢字練習や計算練習といったゆるい勉強からはじめていきます。
とくに中学校の受験学年では1日8時間勉強することもあるので、気持ちが億劫になってしまいがちです。
ですから、まずは何のストレスもなくできる勉強からスタートして、徐々に難度を上げていくようにすると、毎日の勉強が楽になります。
スモールステップでできることを増やす
どんな勉強からスタートした方がいいのかわからない子は、まず苦手分野の克服からはじめていきましょう。
苦手分野の克服で意識するのは、少しずつできることを増やす、また定期テスト点数を少しずつ伸ばしていくことです。
たとえば、数学の因数分解が苦手であれば、その苦手を克服できるようにすればいいんです。
もちろん、スモールステップでいいのは時期にもよりますが、受験学年以外であれば基本はOKです。
この少しずつ出来ている感が成功体験につながり、徐々にできることを増やそうと頑張ってくれるようになります。
科目を勉強する時間帯をずらす
続けて、勉強する科目によって、勉強する時間帯をずらすのも有効です。
なぜなら、数学や算数の勉強だと、朝に勉強した方が頭脳の回転が良く効率的であることは、昔から言われているからです。
他にも、暗記は夜が良いといわれています。
そのため、科目を勉強する時間は、できるだけズラすと効果的です。
ただ、子どもに合った教科別の勉強時間もあるので、あくまで先ほど紹介した例をベースとして考えてください。
勉強しやすい環境を整える
勉強のやる気を出すためには、環境を整えるところも注意してください。
なぜなら、机の上を整理してから勉強をスタートすると、それだけで時間が取られてしまい、勉強のハードルがあがってしまいます。
繰り返しお伝えしていますが、勉強のハードルをあげてしまうとやる気はあがりません。
そのため、できるだけ勉強のハードルを、下げる環境を作ってあげるのが大事です。
生活習慣を整える
勉強のやる気やモチベーションを高める方法9つ目は、生活習慣を整えることです。
なぜ生活習慣を整えるといいのかというと、行動をルーティン化できるからです。
この行動のルーティン化は、習慣化とも似ています。
また、受験時にもメリットがあることが見逃せません。
受験は朝早くから夕方まで行われる場合が多く、大学受験になると夜近くまで行われるテストもあります。
ですから、早寝早起きの習慣をつけて、テストのときに体調を崩さないようにしておきましょう。
子どもが勉強へのやる気を出せない原因と対策
子供が勉強のやる気を出せない原因を考えると、以下のとおりです。
● 勉強する意味がわかっていない
● できない現実を受け止められない
● 勉強は心理的ハードルが高い
これらは、親御さんが長年、頭を悩ませている問題です。
そのため、この原因を解説しながら、それぞれの対策もあわせてお伝えします。
勉強する意味がわかっていない
子どもが勉強にやる気を出せない原因の1つ目は、勉強に対して意味づけがなされていないことです。
「なぜ勉強するのか」や、「今、勉強する意味」がわかっていないと、子どもだけでなく大人だって勉強できないですよね。
そのため、この勉強する意味を親子で考えるのが、最も効果的な方法です。
どのように考えていくのかは、次に解説します。
勉強に意味をもたせる効果的な方法
勉強の意味づけを効果的に行うには、冒頭でもお伝えした目標設定をきちんと行うことが大切です。
とりわけ目標設定の中でも、将来の夢を題材にした長期目標を決めると効果的です。
以下の流れを、長期目標から短期目標を決める参考にしてください。
1. 将来の夢を達成するための進路を知る
2. そのために必要な進学先を知る
3. 進学先に合格するための学力を知る
4. 学力をあげるために定期テストの目標点数を決める
5. 目標点数を達成するために今日することを決める
このようにすると、なぜ今勉強しなければならないのかが明確になり、少しずつ子どもも勉強をしはじめます。
できない現実を受け止められない
また目標設定をしたとしても、定期テストで点数をあげられないと感じていれば、無気力感から子どもは勉強ができなくなってしまいます。
というのも、何をやっても無駄だとわかると、人間は行動に移せなくなる「学習性無気力」状態になってしまうからです。
テストができないという現実から目を背けたくなり、勉強しないという選択肢をとってしまうのです。
こういった状況に陥っている場合には、現実と理想のギャップを知るところからはじめていくといいでしょう。
現実と理想のギャップを知る方法
現実と理想のギャップを知るためには、外部の学力テストを受けることが効果的です。
今の学力のレベルを親子で知れば、次に何をしなければならないかがわかります。
最初は結果を見るのを嫌がるかもしれませんが、テストの結果を元に次のような計画を立てると効果的です。
1. 志望校合格までにどれくらいの点数が必要なのかを確認する
2. 今の苦手分野をどう克服するか目標を立てる
3. スモールステップでクリアしていく
このように現実を知り、「何をしなければならないのか?」が明確に決まると、子どもの勉強はリスタートしていきます。
勉強は心理的ハードルが高い
最後の原因は、勉強への心理的ハードルが高い問題です。
この理由は、自分自身が主体的に動いて知識を獲得しなければならないためです。
たとえば、Youtubeやテレビは何時間でも見続けられますよね?
これは娯楽が、受動的に頭の中に入ってくる構成になっているからです。
ですが、勉強はというと面白くもなくて、「自ら覚えに行く」姿勢が必要です。
すると、自然に心理的なハードルがあがってしまい、勉強するのが億劫になります。
ですから、親御さんが「勉強しなさい!」と強く言っても、子どもは動こうとしません。
とはいえ、勉強のやる気を出してもらわなければ、成績が下がっていく一方なので、次の項目で対策方法をお伝えしますね。
心理的ハードルを低くする方法
冒頭部分でもお伝えしましたが、心理的ハードルを下げる方法は次のとおりです。
● たった5分でも勉強の習慣化を行う
● 勉強の時間を決めてルーティン化する
● ゆるい勉強からはじめる
● とくに机の上の環境を整える
その他にもありますが、まずは上記4つを試してみましょう。
とくに勉強の習慣化と、時間を決めたルーティン化は長い時間が掛かってしまうので、小学校中学年くらいから、もしくは中学校1年生の1学期からはじめておくといいでしょう。
さて、ここまでは子どもたちが原因でしたが、続いては親の行動や言動がやる気を落としてしまう事例をお伝えしていきます。
子どもが勉強へのやる気をなくす、親の行動と言動
子どもが勉強へのやる気をなくす、親の行動と言動を確認していきましょう。
勉強しない子どもをほっておいてしまう
勉強しない子どもを、ほっておいても勉強するようになるだろうと考えるのは危険です。
繰り返しになりますが、勉強は心理的障壁が高く、一般的には誰もが手をつけたくないものです。
ですから、教師や塾の先生が指導する必要があります。
このように、子どもを勉強させるには一定の強制力が必要ですし、冒頭からお伝えしている色々なテクニックも必要です。
そのため、放っておくのではなく、親御さんが率先して声がけして、子どもの行動を変えていきましょう。
親が勉強しないことを肯定してしまう
また、親御さんが勉強しないことを肯定してしまうと、子どもは一層勉強しなくなります。
なぜなら、勉強しないことの許可を得てしまっているからです。
とくに小学生の子どもだと、一層、学力低下に拍車がかかってしまいます。
ですから、勉強しないことを叱るのではなく、勉強することの大切さを伝えてあげてください。
勉強しなさい
逆に勉強しなさいという言動も、強制力を発揮してしまうので、子どもから拒否される可能性があります。
とくに思春期は親御さんへの反抗心も出てくるので、何かを強制する言葉は反発を受けてしまいます。
とはいえ、勉強して欲しいことを伝えたい、お母さんの気持ちもわかります。
そんなときは、「勉強したほうがいいんじゃない?」と、少し語りかける質問をしてあげるとよいでしょう。
命令形でなければ大丈夫です。
行動を否定する言葉
続いては勉強している行動を否定してしまうと、子どもは勉強に対してのやる気がなくなります。
たとえば、点数をあげようと努力しているのに、「どれだけ勉強しても点数はあがらないよ」と言うことが当てはまります。
ただ、こんな言葉を投げかけるときって、ご家庭で喧嘩が起こっている場合ではないでしょうか?
ですから、たとえ喧嘩していたとしても、子どもを否定する言葉を投げかけないようにしてください。
友達と比較する言葉
友達と比較する言葉は、愛されていないと感じてしまうため絶対に言わないでください。
親御さんからのネガティブな評価や比較は、思っている以上に子どもの心を傷つけてしまいます。
親御さんにとっては、子どもにやる気を出してほしいと思う言葉であっても、逆に傷つけてしまうこともあるので注意したいところです。
勉強のやる気は、魔法の言葉でグングン高めてあげることができます!
勉強のやる気を出すのは、大人でも大変なことです。
ですから、ここで紹介してあることを参考に、親御さんが環境作りや言葉がけで、お子さんのやる気を高めてあげる必要があります。
その結果、
「実践してみたけど、うまくいかなかった」
「うまく伝えられなくて、親子喧嘩になっちゃう…」
「やっぱり、誰かにやる気を引き出してほしい」
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家庭教師ゴーイングは、「勉強のやる気がない」「勉強が嫌い」「勉強が苦手」なお子さんの指導を最も得意とした家庭教師です。
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