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【子育てのイライラ】ストレスを解消する7つの方法

「子育て中はイライラが止まらない」
「子育てのイライラを解決する方法は?」
「ストレスやプレッシャーを軽くしたい」

こんなことでお悩みではありませんか?

子育てしているとずっと何かに追われているようで、心が休まる暇もありませんよね。

ときにはイライラが高じてお子さんに当たってしまい、その後は自己嫌悪に陥り、思考がぐるぐるしてしまう経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?

そこで今日は、そんなお母さんにぜひ実践して欲しい、イライラを解決する方法を解説していきます。

これを読むと、ちょっとした心持ちだけでスッと心が軽くなる方法や、この先、子育て中にイライラしても気持ちの切り替え方法などが読みながら実践できますので、ぜひ最後までご覧ください。



子育て・育児のイライラが原因で起こってしまうこと

はじめに子育てや育児のイライラが原因で起こってしまうことを確認していきましょう。

具体的には以下のとおりです。

● お子さんに怒鳴ってしまう
● ストレスで死にそうになる
● 悲観的になる
● 無関心になる
● 慢性的な不安や憂鬱な気持ちがある
● 家の中に引きこもってしまう
● お子さんが可愛いとは思えない

それぞれ解説していきますね。



お子さんに怒鳴ってしまう

子育てや育児のイライラが原因で起こってしまうこと1つ目は、お子さんに怒鳴ってしまうことです。

イライラが原因でお子さんのできないことや、言っても聞かないことを見てしまうと、ついつい語気が荒くなってしまいますよね。

すると、お子さんもお母さんの気分を察して静かになってしまい、余計に沈んだ気持ちになってしまいます。



ストレスで死にそうになる

イライラしていると何事にも敏感になってしまい、ストレスが積み重なります。

すると、何もかもが嫌という気持ちが芽生えてしまい寝込んでしまいたくなり、でも子育てがあるので寝込む訳にもいかず、苦しい思いをしているお母さんは好きなくありません。

このような状態を一言で表すと、「死にそう」だと感じてしまうと思います。

この気持ちを誰かに吐き出したいけど、吐き出せないとなると余計にストレスが溜まり、次から紹介するような育児ノイローゼ気味になってしまいます。



悲観的になる

子育てや育児のイライラからストレスが積み重なると、何事に対しても悲観的になってしまいます。

たとえば、旦那さんの昇進があったとしても、「仕事が忙しくなって私がまた一人で頑張らなきゃいけないんだ…」と、口に出さないだけで思ってしまうこともありますよね。

すると、他者の行動がすべて自分へのネガティブなものに見えてきて、当たりも強くなります。

そして、そんな自分の態度に嫌気がさし、次の無関心を装うようになります。



無関心になる

全ての物事に対して悲観的になってしまうと、そんな自分に嫌気がさし無関心を装うようになってしまいます。

たとえば、パートナーからの嬉しい報告も喜んではいけないと、心に言い聞かせてしまい、「ふーん」といった言葉のやりとりで終わらせてしまうこともあります。

こんな状態になっていると、お子さんの発育にも悪いですし、家庭内の雰囲気が悪くなってしまいます。

この状態までストレス状態が続いてしまうと、無関心を装っているだけで慢性的な不安や憂鬱な気持ちも常にあるようになります。



慢性的に不安や憂鬱な気持ちがある

慢性的に不安や憂鬱な気持ちがある場合、今すぐ専門の医療機関にかかることをおすすめします。

というのも、これは、うつ症状に近いからです。

ここまで来てしまうと自力での回復は難しく、医療機関に頼ったり、パートナーの方にサポートを依頼したりする他なくなってきます。

この状態から回復できなければ、最悪の場合お子さんを残したまま自殺してしまうことも考えられるので、無理せず必ず相談を行なってください。



家の中に引きこもってしまう

また、うつ症状の典型例として、家の中に引きこもってしまうことも考えられます。

たとえば、お子さんを学校や保育園に送り出した後、ご飯も食べずにカーテンを閉め切って布団に横になってしまう人もいます。

この状態では、誰かにサポートしてもらわなければ、あなたの症状はどんどん悪化します。

ですから、先ほどもお伝えしたように、必ず専門機関に相談してください。



お子さんが可愛いと思えない

うつ症状が続き、慢性的な不安や憂鬱な気持ちが続くと、お子さんも可愛いとは思えなくなります。

このような状態になってしまうと、最終的にはネグレクトにつながってしまいます。

ネグレクトとはお子さんを育てる気力がなくなり、育児放棄することを指しています。

育児放棄というと、完全に育児を放棄することと捉えられてしまいがちですが、以下の項目も当てはまります。

● 最低限の生活ができるようにしていても、愛情表現をしない
● 適切な衣服を用意しない
● 住居が不衛生になっている
● 食事を準備しない

これらの内どれか1つでも当てはまっていれば、育児放棄と考えて良いでしょう。

もしかすると、お子さんが遊びに行くご家庭では「もしかして、ネグレクトでは?」と疑問に思われている可能性もあります。

ですから、まずは医療機関に相談し心を落ち着かせ、ご家庭の状況をきちんと見直してみてみるとよいでしょう。



子育てにイライラしてしまうのは、育児ノイローゼが問題かも?

うつ症状を中心にお伝えしてきましたが、これらの原因は育児におけるプレッシャーやストレスのせいで、育児ノイローゼにかかっている可能性も考えられます。

ノイローゼは、うつ病よりも軽い症状が出ているものを指しています。

ですから、うつ病と似た症状が以下のように出てくる点に注意しましょう。

● イライラする
● 悲観的・無気力になる
● 無関心になる
● 子どもに対して可愛いと思えなくなる
● 引きこもりがちになる
● 眠れなくなる
● 食欲不振

このように、先ほど紹介した症状とかなり似ていることがわかりますね。

産後うつと呼ばれるほど有名な症状なので、これから妊娠・出産を経験する方も、今の内から注意しておく必要があります。

また、育児ノイローゼや前の項目で紹介したうつ症状は、ある特定の性格のお母さんに出やすい傾向にあります。

その性格を次に解説していきますね。



子育てにイライラしてしまう人の特徴

うつ症状や育児ノイローゼの影響で子育てにイライラしてしまうお母さんの特徴は以下のとおりです。

● 完璧主義かつまじめな方
● 人に頼れない方
● 我慢強い方
● 人に迷惑をかけたらダメだと教えられてきた方
● 優等生・よい子だった方

それぞれ、解説していきますね。



完璧主義かつまじめな方

今までの人生で失敗しないために、万全を期してきた真面目なお母さんは、子育てにおいて十分に注意が必要です。

なぜなら、子育ては失敗の連続で、お子さんの行動は予期できないものだからです。

たとえば、「栄養を考えてご飯を作っているのに完食してくれなかった…どうしよう?」「きちんとマナーを守ってほしいのに子どもが守ってくれない」と、頭を悩ませることが多くなります。

このように、お母さんがいくら頑張っても伝わらないのが子育てなので、完璧主義とまじめな性格の方は耐えられなくなってしまうこともあります。

ですから、お母さんにそのような傾向があるときは、まず子育てには失敗があるという前提で行動するよう覚えておきましょう。



人に頼れない方

人に頼れないお母さんも、うつ症状や育児ノイローゼ気味になってしまうことがあります。

この理由は、一人で頑張りすぎて、お子さんのことをご家庭で考えるのではなく、自分一人の責任だと背負い込んでしまうからです。

たとえば、こんなことを考えてしまっていませんか?

● 誰も私のことをわかってくれない
● 相談したいけど、私の失敗を知られたくない
● 友人も仕事で忙しいだろうから相談すると迷惑だろうな

これらの考えは、お母さんの精神をどんどん追い込んで行ってしまいます。

また、ご実家を頼れないお母さんもいらっしゃるかと思います。

そんなときは、SNSやその他の外部とつながれるツールを使って、悩みを吐露してみてください。

子育てに悩んでいるお母さんは、思っている以上に多いものです。

同じ境遇の方がいるとわかるだけで、心はずっと軽くなります。



我慢強い方

また意外に我慢強いお母さんも、子育てで精神的なプレッシャーを感じてしまいがちです。

語弊を恐れずに言うと、子育ては今まで経験してきたどんな経験よりも、長い間取り組まなければならないものだからです。

どれだけ我慢強いお母さんでも、同じ状況が最低数ヶ月、長いと数年かかると考えると、少なからずプレッシャーを感じるものです。

そのため、我慢強いと外部に弱音を伝えられず、先ほどお伝えした人に頼れない方と同様になってしまう恐れもあります。

子育ては、長期間向き合わないといけないものですから、我慢はせず、ご家族の方や両親、友人のサポートをどんどん利用してください。



人に迷惑をかけたらダメだと教えられてきた方

人に迷惑をかけたらダメだと教えられてきたお母さんも、人に頼れない方や我慢強い方と同じようになってしまう可能性があります。

なぜなら、他人は子育てのサポートを迷惑だと感じると錯覚してしまうからです。

お母さん自身からすると、子育ては苦労の連続かもしれません。

しかし、友人やご家族の方からすれば、お子さんと触れ合う時間が長くなるので、とても有意義な時間になるはずです。

そのため、他人に迷惑をかけていると錯覚するのではなく、少しでも困ったらおおいにサポートしてもらうと決めておきましょう。



優等生・よい子だった

最後に優等生やよい子と言われてきたお母さんも、育児ノイローゼやうつ症状に気を付けてください。

今まで、ご自身のお母さんや友人にサポートしてもらった経験がないことから、どのように頼ればいいかが、わからない恐れがあります。

本当に心身が疲れ果てているのに誰にも頼れず、プレッシャーやストレスに押しつぶされてしまうかもしれません。

もし、これらの性格や傾向が少しでもあるなと感じたら、次に紹介する子育てのイライラを解決する方法に目を通して、どうすれば状況を改善できるのかを確認しましょう。



子育てのイライラを解消する方法

最後の項目では子育てのイライラを解決する方法を7つ紹介していきます。



ストレス解消法①お子さんの失敗に動じない

先ほど紹介したうつ症状や育児ノイローゼの症状が出やすいお母さんの、性格的な特徴として、失敗を自分自身にも許さず、お子さんにも許さない傾向がありました。

そのため、まずは『人間は大人も子どもも失敗するもの』と常に意識しておくことが重要です。

最初から失敗を許容しておけば、失敗に動じなくなります。

ただ、それは諦めからくるものではなく、お子さんが失敗して学びを得るいい機会だと捉えてください。

また、あくまで全てを放任するのではなく、独り立ちできるまで見守るというのも、お母さんの大事な役目である点を忘れないでくださいね。



お子さんからの詰問に真面目に答えない

中には疑問をたくさん投げかけてくるお子さんへの対応に、苦しんでいるお母さんもいらっしゃるでしょう。

心に余裕がないときは、お子さんからの詰問とも取れる質問には真面目に答えないのがいいでしょう。

たとえば、「なんで?」「どうして?」と何度も聞いてくる子どもに対しても、「後で答えてあげるからね」や「ママはちょっとわからないな」と答えをはぐらかしてもいいんです。

このように、お子さんの求めに全て答えてあげるのはストップしていいんだと、実感してみてください。



家族に協力を呼びかける

また、どうしても心身に異常があるというときには、ご家族の方にサポートを依頼しましょう。

たとえば、パートナーの方、義両親、実の両親、これだけでもお母さんが頼れる方は5人います。

その中で一番手が空いている人に、一日のサポートを依頼するのは間違った選択ではありません。

というのも、お子さんは両家の宝でもあるからです。

しかし、このように頼れないというご家庭もあるのが事実です。

そんなときは、ベビーシッターサービスを利用して、1日だけでも完全に子育てから離れる時間を作ってみてください。



子育てが上手くいっていないと考えるのをやめよう

完璧主義や真面目なお母さんほど、ご自身の子育てがうまく行っていないと考えがちです。

しかし、多くのご家庭でも同さんの失敗があり、子育てが全てうまくいくことはほとんどありません。

子育てがうまく行っているご家庭というのは、色々な失敗がありながらも「結果として」成果が見えているだけです。

そのため、どんなご家庭でも失敗はあると考えて子育てする方が、ずっと心が軽くなります。



イライラしすぎて思考が固まる前に心を落ち着ける

ここからは子育て全般の話ではなく、実際に問題が起こったときの対処法をお伝えします。

まずは、イライラしすぎているなと思ったときの解決策として、以下2点を試してみましょう。

● スライドアウトの質問で思考の制限を外す
● チャンクアップの質問で何を考えるかをまとめる
● チャンクダウンの質問で何をするかを決める

これらはセルフコーチングで使われているテクニックですが、子育てのイライラにも十分活用できます。



スライドアウトの質問で思考の制限を外す

スライドアウトの質問は、イライラして凝り固まった思考を別視点に移す質問です。

● もし、今何でもできるならどうやって行動するか
● もし、自分が子どもだったらどう思っているか

このように「もし?なら」と考えてみると、少し思考の制限が外れて、物事を広い視野で見られるようになるはずです。

そこから、チャンクアップの質問を使って、これからどうするかの方向性を決めていきます。



チャンクアップの質問で何を考えるかをまとめる

チャンクアップの質問は、イライラして散らばった考えをまとめるのに有効な質問です。

● なぜイライラしているのか。要するに?
● イライラして得られるものは何かな?
● 今の状況がどうなっているのが理想?

このように考えをまとめることで、どうやってこのイライラした状況を解決していくのか、その方向性を決めていきます。

そして、チャンクダウンの質問を使って、どんな行動をしていくのかを決めていくと、イライラした状況から行動に移せることが増えていきます。



チャンクダウンの質問で何をするかを決める

チャンクダウンはお母さんの考えの方向性から、実際の解決策を導き出すのに役立つ質問です。

● イライラを解決するために、何をしたらいい?
● 最も優先的に取り組むべきものは何?
● いつまでに、誰に、何を依頼する?

このように5W1H型の質問をご自身に投げかけると具体的な行動が見えてくるはずです。

そこから、以下のような解決策も見えてくるでしょう。

1. 今はとにかく子どもを落ち着かせる
2. イライラが止まらないから、誰かにサポートを頼む
3. その時間好きなだけ寝る
4. 寝たあとは友達と愚痴を言い合って、食事を取ろう

このように解決策がでれば、自然と行動に移せるはずです。



時には子育てから離れて、一人でホッと一息いれてみよう!

イライラを解消するいろいろな方法を例示しましたが…、

実は、子育てから一旦離れて羽を伸ばすというのが、一番の解決策です。

というのも、子育ては毎日向き合わなければならない、人生で一番大変で重要な仕事だからです。

でもだからと言って、お母さん一人が苦労するべきことではありません。

頼れる場所を見つけて、周囲にも自治体にも、たくさん助けてもらいましょう。

未来を作るのは子ども達ですから、周囲や自治体が子育てを手助けするのは、当然の義務なのです。

「失敗してもいいし、少しは離れてもいいし、誰かに頼ってもいい」

この言葉をいつも頭の片隅において、お母さん自身こそ健やかに健康でいてくださいね。

私たちのサイトでは、この他にも様々なお子さんの学習や学校生活に役立つ情報を取り扱っているので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

メッセージ:
辛い時や苦しい時は一人で悩まず、まずは私たちゴーイングに相談してください。解決の糸口を必ず一緒に見つけたいと思っています。

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