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【中学校と高校の違い】学習面を深く掘り下げて解説!

「中学校と高校ってどう違うの?」
「テストは相当、難しいの?」
「何に一番チカラを入れたらいいんだろう?」

こんなことでお悩みではありませんか?

中学校と高校では大きな違いとして、テスト関係があります。

特に分野や範囲が非常に広くなるので、注意して臨まなければなりません。

さらに、生活時間や通学時間が大幅に変わるのも、学習に大きく関わるので見逃せない点です。

そこで今日は、中学校と高校の違いについて、学習面を深く掘り下げて確認していきましょう。これを読むと、高校がどれだけ大変かがよく分かるので、ぜひ最後までお読みください。



中学校と高校の違いテスト編

中学校と高校の違いは、テストに最も多く現れています。

具体的な中学校と高校におけるテストの違いは、以下の通りです。

● 調査書が高1段階から見られる
● 高校のテスト範囲が膨大になる
● 高校ではテストされる科目が多くなる

それでは、さっそくみていきましょう。



中学校と高校の違いテスト編①調査書が高1段階から見られる

中学校と高校の違いテスト編その1は、調査書が高1段階から見られていく点です。

この違いは、中学校の内申書の内容を知ることでよくわかります。
高校の調査書と中学校の内申書の具体的な違いを見てみると、以下のようになります。


● 調査書:大学推薦を受ける際に使用し、高1段階から評定平均がつけられる
● 内申書:高校受験時に使用し、中3の2学期から内申が見られる可能性が高い

調査書と内申書では、成績を数値化するときに高1か中3かという大きな違いがあります。

もちろん、高校受験でも公立か国立、そして都道府県によっても内申の取り扱いは異なってくるので注意が必要です。

このように、中学校と高校では調査書の取り扱いが異なる点に、十分注意しましょう。



中学校と高校の違いテスト編②高校のテスト範囲が膨大になる

また中学校と高校におけるテストの違いには、高校のテスト範囲が膨大になる点も含まれます。

なぜ高校のテスト範囲が広くなるかというと、通常授業期間に学ぶ事項が、中学校の5倍から10倍になるといわれているからです。

テスト時期にもよりますが、単純に計算して1学期中間テストを中学校と高校で比べれば、出題範囲が5倍以上となります。

高校に入学すると勉強量が増して、テスト範囲が膨大になり、高得点が取りにくくなると考えておいてください。



中学校と高校の違いテスト編③高校ではテストされる科目が多くなる

最後の中学校と高校の違いテスト編は、高校のテストで出題される科目数が多くなる点です。

もちろん学校にもよりますが、具体的なテスト科目数は9科目程度出ると考えておきましょう。

例えば、文系国立大学を目指す高校生の場合、2年生時点でのテスト科目を考えると以下のようになります。

● 数学Ⅱ
● 数学B
● 現国
● 古典
● コミュ英
● 英表
● 世界史or日本史
● 公民
● 理科一科目

数学だけでも2科目に分かれ、勉強する内容も異なるので苦手を抱えてしまうお子さんも多いです。

進学校であれば高校1年生の段階から、これだけの数をテストされる可能性が高いので、前もって対策しましょう。



中学校と高校の違い生活編

続いて、中学校と高校の違い生活編を伝えていきます。

伝える内容は以下の通りです。

● 通学の時間や方法が変わる
● 生活面での自由度が高くなる
● 授業時間が長くなりがち

以上、3点を詳しく解説していきます。



中学校と高校の違い生活編①通学の時間や方法が変わる

中学校と高校の違い生活編1点目は、通学の時間や方法が変わることです。

中学校の場合、自転車通学や徒歩通学が多いと考えられますが、高校生になると徒歩と公共交通機関を使った通学になるでしょう。

高校の場所によっては自転車通学も可能ですが、自転車で通学するとなると、1時間程度の距離を進むお子さんも少なくありません。

また公共交通機関を利用するため、中学校よりも早い時間に起床し、通学を開始し始める場合も多いです。

電車通学に30分かかるとすれば、駅までの通学を考えると1時間程度前には起きておく必要があるからです。

特に高校生は朝の時間も早いですし、夜も遅い時間まで勉強や部活に励むことになるので、生活リズムが乱れないように注意してください。



中学校と高校の違い生活編②生活面での自由度が高くなる

続いての中学校と高校の違い生活編は、高校生は生活面での自由度が高くなる点です。

なぜなら、高校に進学するとアルバイトできる年齢にもなり、高校の校則によっては進学校であっても自由にアルバイトできる場合もあるからです。

金銭的な自由を得るとついつい遊びも激しくなってしまいがちで、テーマパークやアウトレットモールなどへ、休日に出かけることも多くなるでしょう。

一見すると、社会性が身につくのでいいのではないかと思われるご家庭もありますが、注意が必要です。

アルバイトすることで勉学にかける時間は少なくなりますし、昨今の大学改革によって勉強分野は遥かに多くなっています。

この現状では大学進学を目指す場合、悪循環となる恐れもあるので、親子間でアルバイトに関する話し合いを必ずしておきましょう。



中学校と高校の違い生活編③授業時間が長くなりがち

最後の中学校と高校の違い生活編は、高校の授業が長くなりがちな点です。

もちろん高校のカリキュラムによりますが、高校の授業は90分程度と長く取られがちです。

そのため、中学校よりも長い時間授業に向き合わなければならないので、集中力がないお子さんにとっては苦痛が伴います。

集中力の乱れは授業時間を無駄に過ごしてしまう結果にもなってしまうので、寝不足や不規則な生活は、絶対にやめないといけません。

特に冒頭でもお伝えしたように、中学校と高校では高校の方がより朝早く起床し、夜遅く帰ってきてしまうので、無駄な時間を過ごすと一気に生活リズムが狂ってしまいます。

基本的に完全な休日以外、スマホやゲームなどで遊ぶ時間はないと考えておいて良いでしょう。



中学校と高校の違いその他編

では中学校と高校の違いその他編として、以下の項目を伝えていきます。

● 高校は義務教育から変わる
● 高校はカリキュラムが変わる
● 進路や受験の方法が変わる
● 高校の特徴が様々ある

特に中学校から高校に進学すると、色々な面で一気に様変わりします。

お子さんが迷わないように、この項目を参考に、高校とはどんなところなのか伝えてあげてください。



高校は義務教育から変わる

まず中学校と高校の違いその1は、高校に進学すると義務教育から変わる点です。

中学校までは日本の教育上、義務教育と定められており、誰もが平等に教育を受けなければいけませんでした。

しかし、高校に進級してからは義務教育ではなくなるので、退学もありますし、中には中退してしまうお子さんもいます。

高校によっては手厚くお子さんを教え導いてくれるところもありますが、全ての高校がそうではありません。

そのため、お子さんが進路に迷ったときや、思春期で思い悩むときはご家庭が率先してサポートする必要がでてきます。

ただ、最近では就学支援金が政府から支給されるようになったため、高校が義務教育的な立ち位置に変わってきている点は、留意しておきましょう。



高校はカリキュラムが変わる

また高校に入学すると、カリキュラムが一気に様変わりします。

なぜなら、大学入学を目指す進学校と就職を目指す工業高校では、全く違うことを学ぶ必要があるからです。

例えば、進学校の場合は普通科高校の中でも、受験突破に特化したカリキュラムにするよう、高校2年生の時点で文系高校生はほとんどのカリキュラムが終了します。

このように高校の種類によって、入学後に勉強することが大幅に変わりますし、勉強スピードもかなり変わる点には注意が必要です。

「高校に入学してから大学を考えればいいや」ではなく、中学校3年生段階において大学に進学するかどうかを基準に、進学先を決めると良いでしょう。

仮に学力基準に合った高校にとりあえず入学するだけでは、入学後数ヶ月で圧倒的な差が付いてしまい、大学入学に遅れを取ってしまいます。



進路や受験の方法が特に変わる(特に面接)

高校入学後に1番衝撃を受ける点としては、進路や受験方法が多数あることでしょう。

最初は大学入学を目指して高校に入学しても、進路の都合上専門学校という選択肢もあります。

また、大学受験するにしても、一般入試や総合型選抜入試、学校推薦と様々な入試形態があり、大学側も入学者を確保するために様々な入試を準備しています。

これらの事情から、年々大学入試は複雑になってきており、ご家庭の頭を悩ませる種にもなっているんです。

昨今の大学入試を簡単に解説すると、推薦入試がメインとなっており、面接が特に重視されます。

面接の際には評定平均も必ず確認され、お子さんがどのように高校生活を送ってきたのかプロセスが評価されます。

そのため、中学校のように3年生になったら対策するのではなく、高校1年生からの対策がとても大事である点に注意しましょう。



高校の特徴が様々ある

最後は高校の特徴が様々ある点です。

なぜなら公立高校や私立高校といった区分が分けられており、指導方法は各学校に委ねられているからです。

例えばミッション系の高校に進学すれば、教会でのお祈りがありますし、仏教系の高校に進学すれば、お寺でお経を唱えるといったカリキュラムも存在します。

このように様々な違いが高校にあるので、中学生で進学先を決めるときには必ずお子さんに合った高校かどうかを確認する必要があります。

基本的に高校から指示されるカリキュラムには従う必要があり、個人の信条で拒否することはできません。

そのため、高校進学に関しては学力だけで決めず、本当に行きたい高校なのかどうかで決めるようにしましょう。

また進学校を目指すのか、工業高校を目指すのかによってもキャリア自体が変わってくるので、3年生時点での進学先選びは慎重にしてください。



中学校と高校の違いは学習面に大きな影響がある

中学校と高校の違いは、学習面に大きな影響があります。

例えば、通学時間の違いでは勉強できる時間に直接影響してきますし、高校のカリキュラムが変われば行ける大学が限られている可能性もあります。

このように中学校3年生時点での進路選択はとても重要で、取り返しのつかない事態に陥ってしまう恐れもあります。

もし仮に、高校選びを間違ってしまった、もしくは高校に進学してから思うように勉強できなくなったと感じているのであれば、一度家庭教師を頼ってみましょう。

高校生の忙しい時間でも、指導時間を柔軟に変えられるので、非常におすすめです。



中学校と高校の違いを知って、充実した毎日を過ごそう!

中学校と高校は様々な違いがありますが、基本的に学習面の違いが大きいです。

高校は評定平均が高校1年生の1学期中間テストからカウントされるので、大学進学を目指す場合には必ず対策してください。

また当サイトには他にも学習について役立つ情報がたくさんあるので、興味のある方は覗いてみください。特にお子さんの成績アップを望むお母さんには、お役に立てる自信があります!

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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