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中学と高校の違いとは? 勉強・部活・先生・科目などを徹底解説!

中学から高校へ進学すると、勉強の内容や生活スタイルが大きく変わります。

「中学校と高校ってどう違うの?」
「テストは相当、難しいの?」
「何に一番チカラを入れたらいいんだろう?」

高校へ入学するのは楽しみですが、このような不安もあるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、中学と高校の違いを、 勉強や部活、先生の対応や科目など項目別に徹底解説していきます。

今の段階でどんな違いがあるのかを知ると、高校選ぶ際の基準のひとつにもなりますので、ぜひ参考にしてください。

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中学校と高校の違いはここ! まずは全体像をチェック

義務教育でなくなる → 自由度が上がるが自己管理が必要
中学校までは義務教育ですが、高校は進学するかどうかを自分で選ぶことになります。また、授業や課題の管理も自分でしなければなりません。自主的に学ぶ姿勢が求められるようになります。

通学距離が長くなる → 生活リズムに影響
高校は家の近くにあるとは限らず、電車やバスで通学することが多くなります。朝早く起きる必要があるため、生活リズムの管理が大切になります。

中学と高校の違い① 勉強(科目の細分化・授業スタイル)

授業内容・科目 → 必修科目+選択科目が増える
高校では科目が細分化され、選択科目も増えます。

例えば、数学は以下のように分かれます。

数学Ⅰ:数と式、二次関数、図形と計量などを学びます。
数学A:場合の数と確率、整数の性質、図形の性質を学びます。
数学Ⅱ:式と証明、複素数と方程式、図形と方程式などを扱います。
数学B:数列、ベクトルなどを学びます。

理科も以下のように細分化されます。

物理基礎・物理:力学、熱力学、電磁気学などを学びます。
化学基礎・化学:物質の構造、化学反応、無機化学、有機化学などを学びます。
生物基礎・生物:生命の仕組み、生態系、遺伝子などを学びます。
地学基礎・地学:地球の構造、天体、自然災害などを学びます。

選択科目も増えます。以下のような科目があります。

地理総合:世界や日本の地理を学びます。
歴史総合・日本史探究・世界史探究:歴史の流れや背景を学びます。
倫理・政治・経済:人間の生き方や社会の仕組みを学びます。
情報:プログラミング、データ活用、情報リテラシーなどを学びます。
家庭科:生活デザイン、栄養、消費生活などを学びます。
芸術(音楽・美術・書道など):創作や表現の技術を学びます。

選択科目の種類や内容は学校によって異なるため、進学前にしっかり確認しておくと良いでしょう。

課題の量 → 高校は宿題・課題が多くなる
中学校と比べて高校の課題は多くなります。特に進学校では、毎日大量の宿題やレポートが出されることもあります。

テスト → 試験範囲が広がり、内申点の影響も変わる
中学校では定期テストが重要でしたが、高校では模試や外部試験の比重も増します。試験範囲も広くなり、短期間で多くの内容を理解する力が求められます。

補習・模試 → 高校は受験対策の模試が増える
高校では、進学を意識した模試や補習が増えます。特に大学受験を目指す高校では、定期的に模試を受けることになります。

進路・受験 → 高校は将来の進路選択が求められる
高校では、大学や専門学校、就職など進路の選択が必要になります。

学年ごとに変わること

高校1年生では…進路選択のスタートライン

高校に入学してすぐは、将来の進路をまだ明確に決められていない人も多いでしょう。しかし、高校1年生のうちから「どんなことに興味があるか」「将来どんな仕事をしてみたいか」を意識し始めることが大切です。また、学ぶ科目によって進学先や将来の職業が変わるため、早い段階から目標を持つことが重要になります。

高校2年生では…文理選択・進路の具体化

高校2年生になると、文系・理系などのコース選択をする学校もあります。この選択は、大学受験や将来の職業に直接関わってくるため、慎重に決める必要があります。また、オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気を知ることも進路選びに役立ちます。

高校3年生では…受験対策と進路の決定

高校3年生になると、いよいよ受験対策が本格化します。模試の結果をもとに志望校を決めたり、願書を提出したりと、進路を具体的に決定する時期です。就職希望の場合も、求人情報を調べたり、面接対策をしたりする必要があります。

進路を決めるために大切なこと

進路選択は人生に大きく影響する重要な決断です。高校では将来の職業を見据えた選択が求められるため、以下のポイントを意識して進路を決めましょう。

●得意なこと・好きなことを見つける
●将来なりたい職業や興味のある分野を調べる
●家族や先生に相談する
●オープンキャンパスやインターンシップに参加する

「なんとなく」で決めるのではなく、しっかりと情報収集をして進路を考えることが大切です。

中学と高校の違い② 部活・人間関係・学校生活

部活の違い → 競争が激化し、引退時期も変わる
高校の部活は中学よりも本格的になり、競争も激しくなります。全国大会を目指す部活も多く、練習時間が増えることが一般的です。また、引退時期も高校3年生の夏が多く、受験との両立が課題になります。

先生との関わり方 → 高校は生徒の自主性が重視される
中学では先生が細かく指導してくれますが、高校では「自分で考えること」が求められます。先生との距離も少し遠くなり、わからないことは積極的に質問しないとサポートが得られにくくなります。

友人関係 → 中学と違い、進路によって人間関係が変わる
高校では進学先が違うため、今までの友達と離れることもあります。新しい環境での友人関係を築くことが大切になります。

中学校と高校の違い③ 学校ごとの特色が明確になる

大学進学を目指す学校か、就職を重視する学校か
高校には進学校・専門高校・工業高校・商業高校など、さまざまな種類があります。進学校は大学受験に力を入れており、専門高校は資格取得や就職に向けた授業が多くなります。

学校ごとの強み(進学校・専門高校・部活が強い学校など)
高校ごとに特色が異なり、部活が盛んな学校や進学実績の高い学校など、強みが明確になります。自分の目標に合った高校を選ぶことが重要です。

高校選びのポイント!後悔しないために知っておくべきこと

進学実績や学習環境をチェックしておく

高校卒業後の進路に大きく関わるので、事前のチェックはとても重要になります。

✅進学実績は自分の目標に最適か?
大学進学を考えているなら、どのレベルの大学に多く進学しているのか確認しておきましょう。専門学校や就職を考えているなら、その為のサポート体制がしっかりしているかが重要です。

✅授業の進度・カリキュラムは自分にぴったり合うか?
・難関大学向けの進学クラスがあるか?
・補習や個別指導などのサポートが充実しているか?
・ICT(タブレット学習など)の導入状況も確認するとよいでしょう。

✅実際に学校を見てみる
・オープンスクールや説明会に参加して、授業の雰囲気をチェック!
・先輩や先生に、「授業についていけない等、勉強の不安に対するフォロー体制が知りたい?」など質問してみるも◎

部活の雰囲気や校風が合うか?

高校生活の大きな部分を占める部活動。学校によって活動の雰囲気や力の入れ方が違います。

✅自分が続けたい部活があるか?
・公式サイトやパンフレットで、活動している部活をチェック。
・できれば文化祭や部活体験会に行って、実際の雰囲気を見てみる。

✅部活のレベルは自分に適任か?
・強豪校なら「厳しすぎていけない」ということも。
・逆に、「もっと本格的にやりたかったのに、ゆるすぎる…」と感じることも。

✅校風や生徒の雰囲気はどうか?
学校全体の雰囲気(自由な校風なのか、厳しい校則があるのか等)が重要なポイントになるので、在校生の様子を観察し、自分が「ここなら楽しく過ごせそう!」 と思えるかどうか、確認してみましょう。

通学の負担は大丈夫か?(距離・時間・交通手段)

高校は3年間通う場所なので、毎日の通学が負担にならないか事前に確認しましょう。以下のポイントをチェックしてみると、より現実的な判断ができます。

✅通学時間はどれくらい?
・片道1時間以内が一般的な目安。
※1時間30分以上かかると、朝は早く、帰宅は遅いので、負担が大きくなります。

✅定期代・交通費は負担にならないか?
・私立の場合、交通費の補助があるかチェック。
・毎月の定期代が高すぎると、経済的な負担になる可能性も。

中学と高校の違いを知り、自分に合った高校を選ぼう!

中学と高校では、勉強内容・部活動・人間関係・先生との関わり方など、さまざまな面で大きな違いがあります。特に、高校では自主性が求められるので、進路選択の重要性も増していきます。

高校選びの際には、以下のポイントを意識しておくと、あとで「しまった!」と思うこと少なくなるはずです。

・学習環境や進学実績を確認し、自分の目標に合った学校を選ぶ
・部活動の雰囲気を知り、学業との両立ができるか考える
・高校の自由度は自分に合っているか?

※自由過ぎると「怠けてしまう」なら、少し規律の厳しい学校がよい
・卒業後の進路を見据え、将来につながる選択ができるかどうか確認しておく

高校生活は、自分の将来を大きく左右する大切な3年間です。しっかり情報収集をして、自分に合った高校を選べるようにしましょう。自分で調べた上で納得した高校であれば、充実した学校生活を送ることができます。

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

メッセージ:
小中学生時代、勉強やスポーツに励む一方で、特定の分野に苦手意識を抱えて悩んだ時期があった。サポートしてくれた周囲の理解と工夫のおかげで、少しずつ自分のペースで成長できた経験を持つ。その体験から、発達障害を持つ子どもたちや、勉強が苦手な生徒の力になりたいと考えるように。個々のペースに合わせた柔軟なサポートを得意とし、小さな成功体験を積み重ねる大切さを大事にしている。

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