ADHDの子の日中の眠気を改善する方法とは?
ADHDの子が日中、眠そうな姿を見て、「ゆうべ、爆睡してたのに、どうして?」と思うことはありませんか?
ADHDの多くの子が、大人になっても日中の眠気と格闘しているようです。
夜中にこっそり起きてゲームしてる訳じゃないのに、ご家族の方も周囲の大人も「どうしてあげたらいいの?」と悩んでしまいますよね。
今日はADHDの子が眠くなってしまう理由と、その対処法をお伝えします。
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ADHDの子が日中眠気を感じるのはどうして?
実は、多くの学者が研究した結果でも、正確な答えはわかっていません。
ですがADHDの子の頭の中は、常に活発。
そのため、寝ているはずなのに深い睡眠が取れていない可能性があります。
睡眠時間が長ければ、よく眠れてるとは限りません。そのため、日中でも眠くなってしまう可能性があります。
日中の眠気改善法は?
ADHDの子が日中に眠気を感じてしまうのは、特性のひとつと言っても過言ではありません。ですが、お子さんが日中の眠気で困っているようであれば、改善させてあげましょう。
まずは、生活習慣を見直してあげよう!
寝る時間も、朝、起きる時間もバラバラ…。さらに、運動もまったくしない子であれば、質のいい眠りにはつけません。
生活の不規則な部分を改善するだけでも、よりぐっすり眠れるはずです。
まずは、お子さんの生活を見直してみましょう。
眠気を覚ます方法を、たくさん知っておこう!
生活を改善しても、眠くなってしまう場合もあります。
そんな場合は、一般的な『眠気を覚ます方法』を知って、お子さんにぴったり合うやり方を見つけてあげましょう。
●冷たい水で顔を洗う
誰でも一度は試してみる方法ですが、その効果は抜群です。顔を洗えない場合は、氷を首筋に当てるだけでも目が冷めます。
●ツボ押し
授業中など、顔を洗えないシーンもたくさんあります。そんな場合に備えて、眠気に効くツボを知っておきましょう。
・耳たぶを持って、引っ張る
・親指と人差し指の、付け根を押す
・手のひらの真ん中を押す
●痛みに敏感な部分を刺激する
・頬を持って引っ張る
・太ももをつねる
●息を止める
限界まで息を止めた後、息を大きく吸い込むと、脳が活性化します。
●冷たい水を飲む
腸が刺激されることで、脳が活性化する
※ぬるいお湯だと、眠気が強くなってしまうので注意!
●ストレッチ
血行不良は眠気を呼びます。軽く体を動かすことで改善します。
●メンソールリップを鼻の下に塗る
メンソールが肌の冷感センサーを刺激するので、頭がはっきりしてきます。
※目の周りに塗るのは、刺激が強すぎるので注意してください。
●光の強い方を見る
明るいと眠りづらいように、人間は光を浴びると覚醒します。
●仮眠をとる
10~15分の仮眠を取ると、眠気が解消します。15分以上眠ると、睡眠が深くなってしまい、すぐに目を覚ませません。仮眠時間は15分以内です。
お子さんにピッタリ合ったやり方を見つけてあげよう!
ADHDの子の眠気は、原因がわからないので、周りから理解されない傾向があります。ですが、眠さと格闘するのは、大人だって辛いですよね。
眠気を覚ます方法をいろいろ知って試してみることで、「コレとコレ、両方やってみる!」「コレでダメだったら、次はコレ!」と、お子さんだって自分なりに考えていくはずです。
あまり深刻に思い悩まず、「どうしたら眠気が覚めるかな?」とお子さんと話合ってみてくださいね。